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2014-01-17 16:41:15
営業のヒントはそこにある
異業種交流会に参加する、経営者の講演を聞く、研修を受ける。
そういう、普段とは違った「新しい体験」をしたときに、私たちは多くの気付きを得ることができます。 しかし、このことは、「新しい体験をしなければ気付きを得られない」ことを意味するものではありません。 たとえば、あなたは今日見た「赤いもの」を、いくつ挙げることができるでしょうか? おそらく、ほんの数個だと思います。 しかし、朝から「赤いものを見つけよう」と意識していたら、今挙げた数倍の数を見つけることができる。 日常に、どれほど赤いものが溢れているかを知るはずです。 つまり、普段と同じものを見ていても、何かに意識を向けるだけで、全く新しい「景色」が見えてくるのです。 脳というものは「見たいものを見る」ようにできているのですね。 ですから、営業のための気付きを得たければ、意識を「営業」に向ければいいのです。 何かを買うとき、ホテルに泊まるとき、タクシーに乗るとき……受けるサービスを当たり前のものとして捉えるのではなく、 その背後にある顧客満足の考え方を推察してみましょう。 さりげない行動の中に、実は考え抜かれたサービスがあるかもしれません。 そしてそういったサービスはたいていの場合、違った業種の営業にも活かせるものです。 一段上の営業をするためのヒントは、日常の中に、すぐ目の前に、きっと転がっているはずです。 |