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2016-11-16 10:23:35
外壁選びガルバリウム鋼板の家に住みたい
縦に真っ直ぐ伸びたラインと無機質な素材感がスタイリッシュでオシャレだと
人気を集めているガルバニウム。
メンテナンスが手軽、単価が手頃など言われる反面、金属ゆえの心配もあるようです。



■ スタイリッシュなデザインにオシャレ度高まる

パッと人目を惹きつける、黒やダークブラウンな外壁。
シルバーで無機質なのにシャビーな印象がかえってオシャレ。
トタン板で工場みたい…なんて想像が吹き飛ぶほどのデザイン性の高い家がつくれるのです。

■ 安価で軽量

一般的に使われることが多い窯業系サイディング外壁と比べると
素材価格もお手頃と言われることが多く、初期費用を抑えるために選ばれることもあるようです。
素材も軽いため建物にかかる負荷が少ないこともメリットとされています。
屋根に使われることが多いのはそのためです。


■ 色の選び方次第ではメンテナンスが楽になる

モルタル外壁に比べると、コケ・カビなどの汚れが付きにくくヒビ割れなどの心配も少ない。
窯業系サイディング外壁では必須とされるコーキング材の塗り替えメンテナンスも少ないことがメリットとされるガルバニウム。

汚れにくいとはいえ雨跡や水アカがまったく目立たないわけではないので、
色の選び方が影響するようです。車の車体と同じくシルバーを選ぶと汚れが目立ちにくいとされています。

ただ、他の外壁に比べると金属系ゆえにサビの心配が出てきます。
多少の強度はありますが、金属板なのでキズや凹みができやすいとされています。
部分的に塗ったり削ったりの改修が難しいので
他の外壁とは違った視点でのメンテナンスを考えておく必要がありますね。


■ 断熱材や防音加工は十分に

金属製なので、熱伝導率は高くなります。
黒など濃い色を選ぶと夏場の外壁は触ることをためらうほど。
室内に熱が入らないよう外壁との間にはしっかりと断念材を入れてもらうことが欠かせません。
屋根に用いると雨音が気になる、なんて方も。
防音製を高める加工も欠かせません。

素材は安価といわれていていますが、
施工のために余計な出費がかかることも考えておきましよう。


■ 外壁は完成時だけでなく10年後20年後を見据えて

外壁は完成した時のデザイン性だけでなく、
10年20年使ってみた時の状態まで想像しておくと安心です。
色あせ、ヒビ割れ、張り替え、塗り替え、
どれくらいの期間で必要になるのか、目処を立てて、
メリットデメリットを考えて選びたいものです。