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2016-12-27 17:57:08
健康な歯を保つ、子どもの歯みがきのポイント
何歳になっても自分の歯で、美味しくご飯を食べることができたらうれしいですよね。
大人よりデリケートな子どもたちの歯を守るためには、お家での歯みがきは欠かせません。スムーズに歯みがきを始めるポイントや、歯ブラシ、歯磨き粉など、基本のケアについてまとめて紹介いたします。 ■歯ブラシを始めるタイミングは? 歯みがきを始める目安は、一般的に「下の前歯が2本生えたら」と言われています。 生後6か月前後のこの時期は、ちょうどなんでも口に入れてみたい時期です。このタイミングで、口周りに触られることや、口に歯ブラシを入れることに慣れておくといいでしょう。 まだ母乳やミルクが主で、唾液によって口内を清潔に保つことができるため、本格的な歯ブラシは必要ありません。仰向けで寝転がってカーゼや綿棒で口周りを拭ったりしながら、徐々に歯磨きに慣れさせていきます。 その後、1歳を過ぎて乳歯が揃ってきたら、幼児用の歯ブラシを用意して仕上げみがきを始めていくといいでしょう。 ■歯ブラシの選び方と交換の時期 子どもが自分で持つタイプの歯ブラシは、ヘッド部分がなるべく小さく、口の中で小回りがきくものがオススメです。初めのうちは飾りなどのない、シンプルなものがいいでしょう。2、3歳くらいまでは、誤ってのどを突いたりしないよう、ストッパーやリングのついた歯ブラシも販売されています。 事故やけが防止のためにも、持ちやすく使いやすいものを用意しましょう。 歯ブラシの交換は1カ月に一度が目安と言われています。「毛先が開いてきたら交換」と思われがちですが、見た目に開いていない場合でも毎日の歯みがきで毛先は消耗しています。 清潔な状態を保つためにも、適度なタイミングで交換すると安心です。 ■歯みがき粉を使う目安は? 歯みがきの後、口をゆすいで吐き出せるようになったら歯みがき粉を使用するのもいいでしょう。キャラクターの絵が付いていたり、色々な味が付いていたり、歯みがきの時間を楽しく過ごす一つのきっかけになるかもしれません。 選ぶ場合には、「発泡剤」や「着色料」、「研磨剤」などの入っていないものが安心です。 特に柔らかい乳歯の場合、研磨剤によって表面が磨り減ってしまい、汚れが付きやすくなる可能性があるため注意が必要と言われています。 購入する際には、裏面の表示を確認すると安心です。 ■家族で歯みがきの習慣を 最近では、フッ素配合のスプレーや歯みがきシートなど様々なケア用品があります。 食後や就寝前など、家族で楽しく歯みがきの時間を確保して、健康的な歯を保ちましょう。 |