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2016-03-12 14:10:10
水周りのリノベーションは、毎日の生活に密着しているので納得のできるプランにしたいものです。移動できるものできないものを確認して、プランニングしていきましょう。


◆ 洗面
洗面スペースは、メーカーの既製品または、オーダーで考えるとよいでしょう。既製品は、全体の調和がとれ機能的、サイズも豊富、使い勝手の良さもピカイチです。一方でオーダーメイドの良さは、デザイン性の高い洗面スペースを造れるというところ。洗面ボウルや蛇口、鏡など、オリジナリティいっぱいの空間が演出できます。好みで選ぶとよいでしょう。
洗面スペースを新しくする際に考えておきたいのが採光とコンセント。できれば自然光がたっぷり入るようにするのがおすすめ。女性がメイクをするにも自然光のもとでするのが一番です。また収納スペースも多く用意しておくのがおすすめです。
また、コンセントが少ない場合は、追加しておくのもよいですね。ドライヤーやシェービング、暖房器具や照明など案外多めに必要になります。
洗面スペースの位置そのものを変更する場合は、排水・排気を考慮して検討する必要があります。

◆ 浴室
マンションの場合、浴室の位置を移動するのは難しいので場所を変えずに設備を新しくするという形が多くなります。メーカーが出しているユニットバスは種類も豊富で機能もかなり充実しています。自分たちが欲しい機能を話し合って決めるのもよいですね。ジェットバスは、振動音がトラブルの原因になるケースもあるのでマンションの場合は注意が必要です。どうしても設置したい場合は、管理規約の確認をするなど慎重に進めましよう。
マンションの浴室は制約が多いのでなかなか大きな変化は望めませんが、思い切ってオーダーメイドの浴室にするというプランもあります。住宅展示場にあるおしゃれなバスルームなどは、オーダーメイドで叶います。水栓金具や鏡、シャワーヘッドのデザインなどを好みのテイストで揃えたり、ヒノキの浴槽を入れることも可能。オーダーメイドとはいえシステムバスプランなので、防水性能は完璧です。マンションの浴室リノベーションにもぴったりです。
ただ、価格はシステムバスよりは高くなりますのでご注意を。

◆ トイレ
最近の便器は、機能も大変充実していて、節水タイプのものやゆったり座れる大きめタイプ、タンクレスや自動掃除タイプなど様々なものが各メーカーから販売されています。注意したいのは、「床排水」か「壁排水」かによってつけられる便器が違うということです。マンションの場合特に、排水を変更するには大掛かりになったり、中には変更不可能な場合もあるので、最初に確認が必要です。
他には、大型の便器にしたらトイレのスペースが狭くなってしまったというケースもありますので、トイレ自体のスペースを広げない場合は便器の大きさにも配慮が必要です。床や壁は、防水や耐水のものがベスト。収納スペースは簡単に手が届く位置にするなど使いやすさにこだわってみましょう。

一つ一つが比較的小さいスペースなので、こだわりを投影できる場所でもあります。デザイン性だけでなく、機能性も考慮しながら、こだわりのスペースを造ってみてはいかがでしょうか。

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2016-03-07 14:02:57
中古物件のリノベーションで変更したい箇所が多いのがキッチン。昔の建物の多くは、壁付きキッチン。あるいは、台所だけ別にある独立型キッチン。今は、家族や友人と会話を楽しんだり気配を感じたりしながら調理ができる対面キッチンが人気です。


◆ 広さに注意
キッチンのごちゃごちゃとした生活感を見得なくすることもできる対面キッチンは、今の時代も人気です。対面キッチンのリビング側の壁の高さを高くすればキッチンの中が見えにくくなり、低くすれば開放感がアップします。同じ対面キッチンでも壁がなくフラットな造りにすることも可能です。
そして、最も注意が必要なのが、意外と対面キッチンは面積を必要とすることです。壁側には食器棚や冷蔵庫などを配置し、対面側に流し台と調理スペースを造ることが多いのですが、この調理スペースと通路にある程度の広さをとると、ダイニングがやけに狭く感じてしまいます。しかし、通路や長らスペースを安易に狭くすると使い勝手が悪くストレスがたまるキッチンになりかねません。
キッチンとダイニングのスペースが十分に取れない場合は、アイランドキッチンや移動式のカウンターワゴンなどを利用して対面風にする言う方法もあります。キッチンが狭いと使い勝手が悪いだけでなく、危険も伴いますので注意しましょう。

◆ 排気・排水・電気に注意
リノベーションの計画の前にチェックしたいのは、排気・排水・電気です。まずは排気ダクトの位置。梁の位置などの構造上、排気ダクトの経路を動かせないケースもあります。その場合は、他の案が必要になってきますので、最初に確認しておきましょう。給排水やガス、電気は位置を変えるのに大変なことはあまりありませんのできちんとプランさえ立てられれば問題ないでしょう。
最近人気の対面キッチンで、上部に吊り戸棚をつけず開放的なキッチンにしたいという方が多くいらっしゃいます。すっきりした空間演出ができますが、キッチンから出る油煙と匂い対策が必要です。オープンな空間にすればするほどどうしてもダイニングなど居室に、油煙や匂いが漂ってしまいます。そこで、排気能力の高い換気扇を取り付けたり、コンロ周辺だけでも壁をつくって油煙が広がらないようにしても良いでしょう。


空間の使い方だけでなく、換気扇やキッチン設備なども比べ物にならないくらい進化しています。音が静かで、性能が高いものなど様々ありますので、空間の使い方と同時に最新設備もチェックしてみましょう。


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2016-03-04 14:02:12
手頃な価格で理想の住まいを手に入れられると人気が高まるリノベーションですが、それなりに費用がかかることですので、終わってから失敗したということがないようにしたいものです。今回は戸建のリノベーションをする際に注意したいことをご紹介します。


◆ 理想の住まいと目的を考える
新しい土地を買って新築する場合に比べ、理想の立地を見つけやすいのが中古物件探し。住みたい場所にすでに建物が建っていたら、リノベーションで理想の住まいに変身させるのが賢い選択かもしれません。
住まい探しで一番重要なのは、家を持つ目的です。結婚や出産、同居などで家族が増える場合は、これから先10年20年の家族の姿も想像してみましょう。今欲しい間取りと10年後に必要だと思われる間取りを想像することで、どんなプランが良いのか見えてきます。自分たちの暮らし方をしっかり家族でシミュレーションすることが大切です。

◆ リノベーション可能な物件かどうか
目的がしっかり見えたら、どんなプランが良いか専門家と相談していく段階です。リノベーションでは完成した時と同じくらい楽しさが味わえる時期でもあります。まず、考えたいのは、見つけた中古物件がリノベーション可能な物件かどうかが重要です。
前回お伝えした「戸建の種類」から、構造上どんな建物で、リノベーションする上での制限があるかないかを考えておきたいものです。ライフスタイルに合わせた間取り変更などが可能かどうかをじっくり検討しましょう。

◆ 屋根、屋外、外構などにも注意
とかく、住みやすさなど屋内に重点をおきがちですが、屋外設備の確認も事前にしておきましょう。給排水管の劣化がないか、あるいは配管等がどういった手順で敷地内に引き込まれているか確認しておく必要があります。
屋根は水漏れがないかチェックしましょう。もちろん、素人では判断しにくいので専門家にまかせることにはなりますが、せっかのリノベーションですから、しっかりとした防水をほどこしておくのが安心ですね。同様に外壁にも経年劣化によるひび割れなどがないか確認して、もしある場合はどのような対処が必要か確認しておきましよう。
塀や外構工事にも注意が必要です。隣地との境界についてもこの時点でしっかりと確認しておくとのちのトラブルに発展しないでしょう。


様々な注意をしながら進めるのは面倒ですが、ここは10年後20年後も快適に住むためにしっかりと取り組んで損なしです。また、リノベーションの場合は、大掛かりな工事をする場合もあります。工事が始まる前に、近隣にお住いの方へ気配りをしておきましょう。早朝、深夜はもちろん日曜祝日などの工事も大きな音が出るものは控えるなど、業者と相談しておくのもオススメです。

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2016-03-01 13:58:47
戸建の中古物件をリノベーションで、好みの家に変える時知っておきたいのは、戸建の構造。それぞれの構造には特徴があり、それによりリノベーションのプランにも影響が出るのでしっかり下調べしましょう。


◆ 木造住宅
日本の伝統的な建築である在来工法は、国内では多く建てられている構造です。基礎、土台、柱、梁という基本構造で骨組みがなされているので、梁の入れ替えなどがしやすいのが特徴です。中古物件でも、経年劣化した梁を入れ替えたり補強したりしやすいのが利点です。

2×4工法は、工場で生産された建材を現地に運んで立てるので後期が短く、品質も安定しているのでコストも抑えられるということで日本でも数十年前から多く使われるようになりました。もともと使用されている建材が少ないので、リノベーションの際には壁を取り払う工事ができないケースもあります。住宅メーカーによって違いがあるので、熟知した専門家と一緒にプランを考える必要があります。

◆ 鉄骨造住宅
木造より耐震性能や耐久性能が優れているとされる鉄骨造の住宅。中でも重量鉄骨造の場合は6ミリ以上の頑丈な鉄骨で作られていて、居室の四隅に配置された柱とそれに組んだ梁だけで支えることができるので、大空間の演出が可能です。キッチンと居間、和室が別々だった間取りから、壁を取り払って広々としたLDKに造り替えることも可能です。
注意したいのは、同じ鉄骨造でも軽量鉄骨造の場合です。こちらは、文字通り鉄骨の厚みが重量鉄骨造に比べ薄いため、柱と柱の間に筋交いを入れて補強してあるケースが多いのです。これは建物を支えるものなので、取り払うことができません。そうなると、壁を取り払って大空間を・・というリノベーションが難しくなります。そうした場合は、間取りとデザインの組み合わせからライフスタイルに合わせられる工夫をすると良いでしょう。

◆ RC造住宅
RC造というのは鉄筋コンクリート造りのこと。木造、鉄骨造よりさらに耐震性能・耐久性能共に高いのが特徴です。鉄筋とコンクリートの強度が住む人を守ってくれる安心感があります。
その中でも壁式構造の場合は、壁で建物を支えるため、安易に取り外せません。壁を取り払って部屋を繋げたい場合などは、構造計算をして耐震性などに問題がないことを確認した上で進めていく必要があります。
また、壁式構造ではない場合には、壁を取り払う工事が可能なものもあります。

素人が外から見てもわからないことがたくさんあります。特に、構造については今後何十年も住む上でしっかりとしたものにしておく必要があるので、信頼できる専門家とタッグを組んで構造チェックから行いましょう。エイチプラスでは、こうした構造上のことも細かくご説明させていただきます。

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2016-02-28 15:23:54
リノベーションを考える時、元となる建物がリノベーションに耐えうるものか、また、リノベーションしたあと何十年と住み続けられるかという点が重要ですね。せっかくリノベーションしても、あちこちにガタがくるようでは意味がありません。そこで、最初にしっかりとホームインスペクション(住宅診断)をしておくのもオススメです。


◆ ホームインスペクションとは
耐震診断はよく耳にすることもあると思いますが、ホームインスペクションはあまり聞かないかもしれません。耐震基準は1981年に改正され、これ以降の建物であれば安心と思いがちですが、リノベーションをするにあたり、長く住むことができるかどうかの判断をするためにも、ホームインスペクションを実施しておくと安心です。
ホームインスペクションには、目視中心のものと精密機械を使った診断があります。素人ではわかりにくい面までしっかりチェックしてもらい、安心して住むことのできる家を手に入れましよう。

◆ 診断項目・費用について
前述の通り、目視による診断と機械を使った診断によって大きく変わってきます。また、診断項目は大きく分けて「外回り」「室内」「床下」「天井裏・小屋裏」「設備」があります。
外回りでは、屋外に面する基礎部分や外壁のコンクリートやモルタルの割れ・浮き・はがれ・欠損・水しみ等がないかをチェックします。
屋根は、全体の形状の変形やゆがみがないか、また仕上げ材が瓦か金属系屋根葺き材かにより、詳しくひび割れ・剥がれ・ずれ・苔・腐食等の有無を見ます。軒裏は、欠損度合い、モルタルの浮きや剥がれ、水しみ跡がないか、その他の仕上げ材の場合も割れや剥がれ、欠損などがないかチェックします。
雨樋やその他外部金物の留め付け具や配管配線貫通部、面格子など各所のサビ・変形・破損・腐食・隙間・ぐらつきなどを確認します。

他にも、バルコニー、外部階段などの腐食・欠損、ぐらつきなど細かく検査していきます。
室内は、壁や柱の割れ・剥がれ・カビ・水しみ跡等をチェックします。
床、天井、階段、サッシ、ドア、シャッターなども同様の項目と動作不良がないかなど、各部署に合わせたチェック項目に合わせて診断します。
床下は、土台、床組、基礎、床下面などを。天井裏・小屋裏では、梁、桁などを中心に各所を。
このように、細かな項目にそった診断が可能なので、リノベーションする前にしておくと安心です。
所要時間と費用は、建物の大きさや診断方法によって異なってきますが、目視診断であれば5万円〜が目安と考えておきましょう。


建物のコンディションを知っておくことは、私たちが定期的に健康診断をするのと同じです。診断結果から、よりメンテナンスが必要な部分が見えてくる場合もあります。いざ工事が始まってからあれもこれもと増えていかないために、そして長く愛着をもって住むためにも住宅診断をしておくと安心ですね。

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2016-02-25 21:42:36
機能性もデザイン性も既製品にはない「自分たちだけのオリジナル」にこだわりたいリノベーション。そのためにまずは依頼先である建築家選びが重要です。工事費が安いからという理由だけで選ぶのではなく提案内容や、今までの実績など総合的に見ることが大切です。では実際に自分たちに合った建築家を選ぶにはどのようなことをチェックすればいいのでしょうか。


■ コミュニケーション能力
満足のいくリノベーションを完成させるには、依頼者と建築家のコミュニケーションがとても重要です。リノベーションのプランを長い時間をかけてお互いのイメージを共有できることが成功への近道となってきます。そのためには希望内容をきちんと聞き取っているのか、細かいことにもきちんと耳を傾け、質問に丁寧に答えてくれるかどうかがポイントです。長い話し合いでもスムーズに、そして一緒に喜びを考えてもらえる建築家にお願いしたいものです。
しかし、建築家はプロといっても心理学者ではありませんから、依頼者の気持ちを全て察することが出来るわけではありません。依頼する側も伝える努力が大事です。イメージがまとまっていないから言ったら笑われるかも。などと思わず、どんどん希望を伝えることです。気軽に意見を言える間柄になれるかどうかのフィーリングも大事な鍵となってきます。

■ 経験
その建築家が今まで手がけたリノベーションではどんなテイストが多いのか、得意分野は何かを知ることも大事です。今までの施工事例の写真を見せてもらい自分たちの好みに近いものなのか確認してみましょう。そして自分たちが実際に住む地域の周辺環境やその土地の気候を把握しているかどうかも大切になって巻きます。住んでみてから「こんなに車の音が聞こえるとは思わなかった」とか、思っていたより暑かった・寒かったといったことがあっては、せっかくのリノベーションも台無しになってしまいます。周辺の音や安全面、気候からその土地に合ったリノベーションを提案してもらえる建築家を選びましょう。

■ 信頼関係
リノベーションする内容によって金額や工事スケジュールに違いは出てきますが、内容や規模に関係なく自分たちの不安にわかりやすく応えてくれるかどうかが最も重要な点です。例えば見積書に明細がきちんとついているのか、工事日程や内容を密に連絡してくれるかなどです。改修工事には素人にはわからないことや目に見えないところがたくさんあります。そんなところも明確な説明があり、安心してリノベーションを任せられる相手かどうかが大切でしょう。

良い家づくりのためには、建築家として今まで培ってきた技術と経験、そして人として相性が合うのかなど総合的に判断して、納得のいくリノベーションを一緒に作ってくれる人を選びましょう。

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2016-02-22 21:37:38
ライフスタイルの変化によって、暮らしやすい間取りも変化していきます。家族の人数が変わったり、趣味が増えたり。そんなシチュエーションに柔軟に対応してくれるのが「可動式家具」です。
可動式家具は、移動や取り付け・取り外しが自分で簡単にできる収納家具のこと。どのようなメリットがあるでしょうか。


■ 収納のタイプも様々
部屋を最初から壁で分けていると閉塞感が出てしまいますが、可動式家具なら部屋を仕切りながら大容量の収納スペースが確保できます。収納タイプにも様々なスタイルがあります。扉がついたクローゼットタイプ、本や書類などの収納、そして植物や小物などの飾り棚としても活用できるオープンタイプなど、お部屋の雰囲気や持ち物に合わせて選ぶことが可能です。

■ 子育て世代にぴったり
まだ子供が小さい時には目の届きやすいワンルームタイプがいいけれど、子育てがひと段落して自分の好きなことに時間を使えるようになった時には、部屋の一角に趣味やゆっくりと本を読む書斎スペースを作りたい。そんないつかの時のために部屋を確保しておくものもったいですし、またリフォームするのにも大変です。そんな時にも可動式家具は何通りもの間取りに簡単に変えることができるのでとてもオススメです。もちろん、子供部屋の間仕切りにも最適です。子供が小さいうちは可動式家具を一箇所に並べて設置して、広々としたリビングとゆとりのある主寝室タイプに。もう少し大きくなったら、子供たちが遊ぶスペースと寝るスペースに分ける間取りに変更すれば、おもちゃで遊ぶ範囲が決めやすいので片付けもグンと楽になります。兄弟で遊ぶ内容が変わったり、勉強する時間が違ったりする時にも、スペースが分かれていると何かと便利です。子供の人数や年齢に合わせて、使いやすいスタイルに簡単に仕切れることが魅力です。そして子供が成長し家を離れた時、2つに分けた部屋を以前のようなワンルームタイプに戻すことも簡単にできます。

■ 夫婦でも一人の時間は大切
たくさんの時間を共に過ごす夫婦にも、読書をしたい、音楽を聞きたい、映画鑑賞をしたいなど、それぞれに趣味があるでしょう。一緒に過ごす時間も良いですが、たまには一人になる時間も大切だと思うのは大人の夫婦だからこそ。そんな時にも、全くの別室より、なんとなく繋がった空間でありながら、仕切りがあれば気楽に過ごせるというもの。こんな時にも役に立つのが可動式家具です。手軽に動かせるのも魅力です。


お部屋を分ける方法はいろいろありますが、他にはない間取りの自由が可能なのが可動式家具です。選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

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2016-02-18 21:34:38
始めからリノベーションをしたくて物件を中古物件に絞って探すというケースでは、もうすでにあるものをじっくり見学できることで自分の理想とした物件が見つかるというメリットが考えられます。そこで、もうすでにある物件のどんなところを見ることで失敗しないで済むのかポイントを考えてみましょう。


◆周辺環境は重要
物件が建っている周辺の環境は気になります。しかも、こればかりはあとでリノベーションできません。ですから、あらかじめしっかりと下見が必要です。不動産会社で仕入れた情報だけではなく実際に見学してわかることはたくさんあります。住み始めてから利用する最寄りの駅からの道を歩いてみたり、近所にあるスーパーやコンビニの営業時間や品ぞろえのこと、交通量や騒音など自分で感じられる変化をよく観察してみましょう。

◆立地条件
立地条件とは、建物周辺の環境条件のことですが、住み始めてから後悔することのないように調査しておきたいものです。外から見渡してもなかなかわかりにくいことで、実は住宅の中から外を見た時に気づくという場合もあります。長時間くつろげる部屋として使うリビングに実際入ってみると薄暗いと感じるので、窓を開けてみたら太陽の方向に大きな建物や看板があったというケースがあります。くつろぎの場となるはずのリビングに太陽光が差し込む時間が短いと、冬は寒くて暖房費が増すなどの光熱費の燃費にも関わります。他にも、二階の部屋の窓の高さと隣接する建物の窓の高さが同じで、カーテンを開けておくと部屋の中が丸見えになってしまうため、いつも閉めておかなくてはならない。こういったことは中古物件だからこそ一般の人にも発見できること。とりあえず、お部屋の窓を全部開けてみて外の景色を確認してみましょう。

◆清潔感
マンションの物件を見に行く際に周辺の環境を調べるのはもちろんですが、マンションの共有部分の状況をしっかり見てください。エレベーターの動きや広さ、通路部分の照明の明るさ、ごみステーションの管理の仕方や清潔さ、エントランスを入ってすぐに見える場所は一通り案内してもらってください。
破損個所や、修復跡を見つけたらそういった工事の対処がしっかりされているのかも聞けてと安心です。

◆リノベーションが可能かどうか
マンションでは特に注意が必要ですが、構造的に手を加えてはいけない箇所が多いので構造体だけではなくて、目で見て確認できない壁内の断熱材や配管について業者に図面等でしっかり確認してもらいましょう。そこを見極めた上で購入を考えていくのがベストです。電気容量が低かったり、火災報知機の設置が不十分だったり、最低限の設備のチェック項目を作成してリノベーション業者に見てもらいましょう。

リノベーションはより快適な自分好みの住処をつくるもの。自分の希望する住まい方を一度しっかりとまとめておいてみるのもいいかもしれませんね。理想の物件がきっと見つかりますよ。


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2016-02-15 21:32:36
少し前までは、ほとんどの金融機関での住宅ローンにはリノベーションのローンは含まれない内容が主流でしたが、最近のリノベーションの流行で「住宅ローン+リノベーション工賃」の仕組みが取り入れられるようになってきています。とはいえ、多額なローンの無計画な返済金額だととっても不安。どういった手順で住宅購入からリノベーションの計画をしたら良いのか、どんなことに注意して返済計画すべきなのかを考えてみましょう。



◆中古物件が決まったら
中古住宅の購入費とリノベーション工事費を合わせて金融機関でローンを組む計画ですと、金融機関に提示しなければいけない金額を詳細に決める必要があります。住宅そのものの物件価格はもちろんリノベーション計画を立てて、補修工事費、材料費、諸経費を業者と打ち合わせをして見積もりを作成し価格をはっきりさせます。その手順をしっかり進めるとお金の心配も工事中の不安も少なくなります。

◆自己資金は余裕をもって
信頼できる金融機関を見つけて住宅購入費とリノベーション工賃費が準備できても、それ以上にまだお金が必要になってきます。様々な手続きに必要な書類の準備や引っ越し、家電や家具の買い替え、様々な小物にもすべてお金がかかってきて思っていた以上に現金が必要です。一般的な目安として住宅購入費の6~8%の諸経費がかかると考えて、自己資金としての準備をしておきましょう。

◆金融機関によっても違いが
実は「担保評価価格」というものがあって中古住宅を購入の際に金融機関の物件に対する評価によりローンの返済期間に制限が付くこともあります。評価の基準が統一されていないので、いくつかの金融機関で「担保評価」してもらってからローンの契約をすることをお勧めします。また、金利の変動での月々の返済金額も大きく変わってきます。自分の収入や今後のお金の必要な時期なども考えて、返済計画を見込んでいきましょう。

◆補助金制度も見逃さないで
太陽光発電システムの導入による補助金制度の確立などで、各地方自治体での取り組みが積極的に行われています。「耐震診断」「補強工事」「補強計画」など、建築工事にかかわる内容は建築基準法の変更に伴って診断が必要になってきています。そこで補助金制度の利用で診断を促進させる目的があります。リノベーションによる補修・改修工事も補助を受けられることがあるので、自治体の情報を集めてリノベーション業者の協力も得て許可申請をしてみましょう。

住宅ローン計画は先の収入や利息の不安もありますが、自己資金をしっかり溜めてから購入したほうが得になるのか?今の賃料を考えると、自己資金は貯めるよりもすぐに購入した方が得になるのか?それぞれの置かれている状況により、正しい選択というのは変わってきます。当たり前ですが、しっかりとシミュレーションをし、無理のない納得できる返済計画立てておきましょう。
 

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2016-02-10 21:29:01
一般的に新築に比べ中古物件を購入してリノベーションする方が、住宅購入費用は安く抑えれることが多いのですが、場合によっては、そうとも言えないケースもります。まずはリノベーションの費用と資金計画についてかんがえてみましょう。


■ リノベーションにかかる費用
中古物件を購入する際には、物件そのものの価格だけでなく、様々な諸経費がかかることを覚えておきましょう。

・ 物件購入費用・・・登記費用、仲介手数料(不動産会社所有の物件の場合不要)、固定資産税、管理費、契約印紙税
・ 工事代金・・・他に消費税がかかります
・ 工事請負契約印紙代・・・1,000万円を超え5,000万円まで→10,000円。5,000万円を超え1億円まで→30,000円。
・その他・・・引越し費用、新しい家具家電の買い換え費用、古いものの処分費用、工事の間の賃貸料、賃貸清算料、火災保険料
            
このように、見えにくい費用が意外とかかります。目安としては、物件の1割程度と考えておくと良いでしょう。しかも、その金額は、まとまって発生するというよりは、必要になった時に支払うケースが多いので、資金計画に最初か入れて考えておくことが大切です。



■ いよいよ資金計画
一番注意したいのは、融資を受けられる額が自分たちの返済できる額かどうかを見極めることです。金融機関のホームページなどでは、借入額と返済額のシミュレーションができるので、様々なパターンでやってみることです。
頭金として貯蓄がどれくらいあるか、そして返済可能な額から算出した借り入れ可能額を足したものが、「総予算」となります。
その予算から、物件購入額とリノベーション工事費、諸費用を算出します。希望する広さから、そのリノベーションの予算額を出します。さらに諸費用を足し、それを総予算から引けば、物件予算が出ます。
こうして概ねの額を算出して、実際の借り入れ手続きを進めるようにしましょう。

ご自身でシミュレーションすることを難しく感じる場合は、物件探しをお願いする不動産会社に相談することも1つです。物件の希望条件や、購入時期が未確定でも、親切な会社であれば、丁寧にアドバイスをしてくれます。


しっかりと事前に計画を立てた上で、中古物件を購入してリノベーションすれば、新築物件を購入するよりも安く、そして広く素敵な住まいを手に入れることができますので、まずは自分たちがいくらまでならかけられるか、現実と希望の間で、諦めることなく検討してみることが大切です。

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