1. home
  2. リノベーションコラム
  3. リノベーションコラム 詳細
<< 2024年11月 >>
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30

記事カテゴリー

月間アーカイブ
  • 2024年11月
  • 2024年10月
  • 2024年09月
  • 2024年08月
  • 2024年07月
  • 2024年06月
  • 2024年05月
  • 2024年04月
  • 2024年03月
  • 2024年02月
  • 2024年01月
  • 2023年12月
  • 2023年11月
  • 2023年10月
  • 2023年09月
  • 2023年08月
  • 2023年07月
  • 2023年06月
  • 2023年05月
  • 2023年04月
  • 2023年03月
  • 2023年02月
  • 2023年01月
  • 2022年12月
  • 2022年11月
  • 2022年10月
  • 2022年09月
  • 2022年08月
  • 2022年07月
  • 2022年06月
  • 2022年05月
  • 2022年04月
  • 2022年03月
  • 2022年02月
  • 2022年01月
  • 2021年12月
  • 2021年11月
  • 2021年10月
  • 2021年09月
  • 2021年08月
  • 2021年07月
  • 2021年06月
  • 2021年05月
  • 2021年04月
  • 2021年03月
  • 2021年02月
  • 2021年01月
  • 2020年12月
  • 2020年11月
  • 2020年10月
  • 2020年09月
  • 2020年08月
  • 2020年07月
  • 2020年06月
  • 2020年05月
  • 2020年04月
  • 2020年03月
  • 2020年02月
  • 2020年01月
  • 2019年12月
  • 2019年11月
  • 2019年10月
  • 2019年09月
  • 2019年08月
  • 2019年07月
  • 2019年06月
  • 2019年05月
  • 2019年04月
  • 2019年03月
  • 2019年02月
  • 2019年01月
  • 2018年12月
  • 2018年11月
  • 2018年10月
  • 2018年09月
  • 2018年08月
  • 2018年07月
  • 2018年06月
  • 2018年05月
  • 2018年04月
  • 2018年03月
  • 2018年02月
  • 2018年01月
  • 2017年12月
  • 2017年11月
  • 2017年10月
  • 2017年09月
  • 2017年08月
  • 2017年07月
  • 2017年06月
  • 2017年05月(9)
  • 2017年04月(9)
  • 2017年03月(9)
  • 2017年02月(8)
  • 2017年01月(8)
  • 2016年12月(9)
  • 2016年11月(9)
  • 2016年10月(9)
  • 2016年09月(9)
  • 2016年08月(9)
記事カテゴリー:すべての記事

前ページ 3/15ページ 次ページ

2017-03-21 15:45:36
多様な働き方が増えている昨今、自宅で仕事をする人も増えています。憧れる人も多い自宅での仕事は楽な反面、仕事とプライベートの線引きが難しいという面もあります。そこで、仕事もはかどり、プライベートも充実した家にするためのリノベーションについて考えてみましょう。



■ワークスペースを作るにあたって
デスクのレイアウト及び部屋における位置関係は、気分にも大いに影響してくるものです。気分によって仕事の進み具合も微妙に変わってくるとしたら、デスクのポジショニングは慎重に行いたいものです。
飾り気のない平凡なデスクスペースも、晴れない気分の原因になります。デザイン性は最重要事項ではないにせよ、少なからず創造力やインスピレーションにも影響を与えるでしょう。創造力が生まれるような空間作りをすることで、大きなインパクトを持ちますので、お気に入りのインテリアや雑貨で自宅オフィスを明るく演出してみると、仕事がはかどること間違い無し。


■開放感のある空間を意識する
窓際で光が差し込む気持ちの良い場所は、使い勝手の良いワークスペースになります。作業中に窓からの景色を眺められれば、ハードワークで疲れた目を草木の緑で癒し、リフレッシュすることができるでしょう。
さらに、空間を無駄なく利用するなら造作家具がおすすめ。造作の壁面棚とデスクですっきりとしたワークスペースに仕上がります。終始パソコンの画面にかじりついていても、ふと目を反らせばリラックス効果のある景色が目に入ってくる、そんな環境で仕事をしてみたいものです。
自然光が入らない部屋の場合はランプや照明器具を入れて空間を明るくしてみましょう。鏡をたくさん置いて自然光の反射を利用してもOK。壁紙からデザインできる場合は、薄めのパステルカラーで部屋を彩れば、空間全体が一気に明るく感じられるようになり、仕事の効率アップにもつながります。

■集中力を高めるなら壁に向かうデスク
集中力を高めたい方は、壁に向かうレイアウトはいかがでしょうか。広い空間にあっても壁に向かっていれば程よいプライベート感を得られ、テレビなどが目に入らないので作業に集中することができます。
また、小部屋を作るのもおすすめです。海外インテリアによく見られるのですが、ガラス張りのワークスペースを室内の中に作ってしまう斬新なアイデアも良いかもしれませんね。室内に向けてガラス張りになっているので、窓がなくても開放感がある一方で、壁やガラスに囲まれることによるプライベート感をキープすることができます。

自宅兼仕事場という環境だからこそ、うまく空間を分けるなどの工夫をして暮らしやすさと仕事効率アップの両立を目指したリノベーションを考えてみましょう。

2017-03-18 15:44:50
毎日の終わりにお酒を飲む時間が何よりも至福の時。そんな夫婦におすすめしたいのは、お酒を楽しむ時間と空間を作るリノベーション。小さくても良いからワインセラーを持ちたい、キッチンにビールサーバーとカウンターをつけてバーのようにしたい、など夢を叶えることができるのもリノベーションの魅力です。



■リノベーションで叶う夢のワインセラー
非常に人気が高いお酒のひとつ、ワイン。あまりの種類の多さに最初は戸惑いを感じますが、知れば知るほどこの無数のバリエーションに魅了されてしまう人も少なくないはず。いつどこで出会うかわからないお気に入りのワインと巡り会えたなら、大切に自分の元に置いておきたいものですね。しかし、適切な保管場所が無いことを理由に諦めるなんてこともありかもしれません。
そんなワイン好きにおすすめなのが、ワインセラー設置のリノベーションです。ワインセラーというと、大きなスペースが必要に思うかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。限られたスペースにうまくデザインするのがリノベーションの真骨頂とも言えます。例えば、使わなくなったクローゼットを利用したり、階段下の物置をそのままワインセラーにしたり、床下にワインセラーを作ったり。工夫次第でスペースがなくても作れてしまいます。

■キッチンビールサーバーでバル気分
ワインと同じく人気のお酒はビールです。ビールの魅力を楽しめるのはバルや居酒屋だけではありません。最近では自宅にビールサーバーを設置して、家飲みを楽しむ人も増えてきています。
リノベーションの際には、キッチンにドラフトタワーを設置することもできます。生ビールを注ぐドラフトタワーはお店で飲んでいる雰囲気を味わえるので、憧れている人も多いのではないでしょうか。ぜひ自宅に一台欲しいものです。カウンターなども一緒に設置すれば、家にいながらまるでバーで飲んでいるかのような気分を味わうことができます。週末や長期休みには友人を呼んでホームパーティなんていう楽しみ方もできます。

■リノベーションで理想を現実に
リノベーションは、自分の洋服を自分の好みで選び組み合わせるかのように、自分のニーズに応じて自由に自分らしさを表現することができます。住まいに対するイメージは人それぞれ異なり、世界で1つしかない住まいが誕生します。
既存のマンションや建売住宅なら、どれも似たり寄ったりで無難な内装になってしまっていることも多いものですが、こだわりを持った人には、自分好みの内装を選べるリノベーションはオススメです。
ワインセラーを作ったり、ドラフトタワーを設置したりと既存の住まいでは味わえない、自分だけのライフスタイルを演出することができるとしたら、お酒好きな人にはたまらない我が家となることでしょう。

2017-03-14 15:43:46
住宅情報を収集している中で、「グルニエ」という言葉を目にする方も多くいるのではないでしょうか。 天井と屋根の間に位置するグルニエは小屋裏収納として利用できる他にも、さまざまなメリットが存在します。そのため最近では、グルニエを用いている住宅の注目が高まっています。



■グルニエって何?
「グルニエ」とは「屋根裏部屋」を表すフランス語で、天井と屋根の間のスペースを利用した小部屋を指します。 一般的にグルニエは収納スペースとして利用することが多いのですが、高さや広さが確保できる場合にはさまざまな用途で活用することが可能です。また最近は、採光や通気などを工夫することによって部屋のように利用している方も増えています


■ロフトとは違うの?
グルニエとロフトの大きな違いは、はしごが「固定式」であるかどうかにあります。 一般的に、ロフトは部屋の一部分を2階建てのように区切ったスペースを指していることに対し、グルニエは天井と屋根の間に作られたスペースのことを指します。どちらも部屋の上部に位置しているため、そのスペースに行くためにははしごを使用しなくてはなりません。その際、固定式のはしごが取り付けられているロフトに対して、グルニエに行くためのはしごは建築基準法において「固定式でないもの」と義務付けられています。そのため、グルニエに取り付けられるはしごには、取り外し可能なものや折りたたみ式のものなどが多く使用されています。


■グルニエの魅力
住宅にグルニエを用いる最大のメリットは、その空間をあらゆる用途で活用できる点にあります。アイデア次第で、空間の可能性を広げることができるでしょう。 多くの場合、グルニエは収納スペースとして利用されています。クローゼットに収まりきらない衣類や、クリスマスツリーや雛人形などの季節ものを収納する際にグルニエのスペースは役立ちます。 さらに、ただ収納するのではなく、棚や収納ボックスなどを使用することによって、グルニエをより機能的な収納スペースにすることが可能です。
またグルニエは、リビングなどの通常の部屋とは異なり、少し変わった形状をしています。屋根にそった形状をしていることが多いため、非日常的な空間を楽しむことができるでしょう。秘密基地のような雰囲気は子ども心をくすぐります。そのため、子ども部屋やプレイルームとして使用することもおすすめです。限られたスペースであっても、小さな子どもであればグルニエを有効的に活用することができるでしょう。
さらには、大人にとっても子どもの頃のワクワク感を思い出すことができる、趣味のスペースに活用するのも良いかもしれませんね。

2017-03-11 15:43:11
外観は古くても、しっかりした土台と間取りさえあれば、新築よりも低コストで自分たちの思い通りになるのがリノベーション。景気が不透明な今だからこそ、費用を抑えながら自分たちの理想の暮らしを手に入れましょう。



■リノベーションの魅力
リノベーションなら、中古物件を自分色に改装して理想の暮らしを実現することができます。新築の賃貸に住み替えて暮らすというのも1つですが、落ち着いて自分の所有する家に住みたいと思っているなら、中古物件をリノベーションするのはとても有効な手段です。
若い世代が仕事で頑張って貯金をしても、新築物件を1人で購入するのはなかなか難しいでしょうし、背伸びしすぎてローンが返済できないと困ります。
仕事も人生もキャリアの積み時の20代や30代が理想とは異なる賃貸物件で暮らすのは非常にもったいないことだと思います。リビングもキッチンも自分の好きな改装をすることで、長く過ごす自宅というスペースを夢のような場所に変えることができるのです。


■リノベーション待ちの物件はたくさんある
いくらリノベーションをしたくても、手の届く物件がなければ不可能です。どこにどんな物件があるかといった情報は、リノベーションを得意とする仲介業者と出会うことで加速するでしょう。20年30年、あるいはもっと前に建てられてそのまま放置されている物件は本当にたくさんあります。しかし、所有者がいるため、容易に見つけことがいないのも事実。だからこそ、仲介を得意とする業者との出会いが重要なのです。
リノベーションは、数百万円で購入できる築年数も古い空き家を生まれ変わらせることに意義があります。空き家を自分色に改装してリノベーションすることで、世界に1つだけの自分の住宅を生み出すことができるのです。想像しただけで楽しくなってきませんか。


■中古物件なら立地もよし
空き家の中古物件は、相場よりも安く買えて、立地的な条件も良いものがたくさんあります。駅から近い立地なら、通勤にも便利ですし、何より高い家賃を払って駅から遠い新築マンションに住んでいるよりも、自分の所有する駅近のリノベーション住宅に住んだ方が仕事も人生も楽しくなってしまうことだって考えられます。
内装や外装がボロボロでも気にする必要はありません。なぜなら、すべて変えてしまえば良いのですからね。物件が安い分、外装な内装の改装にお金をかけることもできるのです。自分の携帯やネイルを自分色に変えるように、自分の家を自分色に変えることができたら、毎日そこで過ごす時間が楽しみになり、人生の上でもこれほど嬉しいことはないと思いませんか。

2017-03-07 15:41:45
近年は、料理でも「オーガニック」という言葉で、健康を意識した食事が注目されているように、住宅でもオーガニック、自然素材をふんだんに使ったいわゆる「自然素材住宅」が注目されています。子どものためにも、自然素材にこだわりたいという人も多いと思います。



■「自然素材」とは
まずは自然素材とは何か、その定義についてから。実は、自然素材について明確な指針はなく、建材メーカーや施工会社が独自基準を定めている場合がほとんどです。そのためハッキリと自然素材を定義づけることは難しいのですが、一般的なイメージにおける自然素材とは、「自然界にあるものが原料」、「素材に極力手を加えず最小限の加工しかしていない」、「石油化学系塗料や接着剤などケミカルなものを使用していない」、「処分後は自然に還る」といったところでそれぞれに定義付けしているところが多いでしょう。
概ね共通しているのは、自然界に存在する素材だけを使い、ケミカルな処理を行わず、使い終わって処分する時にダイオキシン類などの有害物質を発生させることなく土に還るような材料が自然素材だと言えます。


■メリットと注意点
森林浴の癒し効果はよく知られていますが,その癒しの正体は木の香りといわれており、自然素材の家でも同じような効果を得ることができます。木の香りによって血圧が下がり,脈拍も落ち着き,身体的・精神的ストレスも軽減されるのだとか。ストレスの多い現代人にとって、リラックスできる木の空間が、今まさに求められているといっても過言ではありません。
一方でメリットがあればデメリットもあります。メンテナンスが少ない工業製品とは違い、利用する場合は定期的なメンテナンスなどの手入れが必要になることもあります。メンテナンスについての知識も学びながら、自然素材を上手に利用しましょう。


■こだわり具合も考える
「自然素材は生き物」と言われています。木や土などを原料とする自然素材の家は魅力的ですが、先ほども書いたように、便利さを追求した新建材の家と比べるとメンテナンスに手がかかる場合が多く、値段が高くなりがちです。
自然素材のメリットデメリットを理解した上で、「どこまで自然素材にこだわるか」を検討する必要があります。もしかしたら、予算の都合などで希望の自然素材を使えない場合もあるかも知れません。そのような時に、代替手段を含めて少しでも理想に近づく方法を提案してくれる専門家に出会うことが、自然素材の家づくりを成功させる決め手となります。

2017-03-04 15:40:21
昔は日本の住宅と言えば平屋が一般的でしたが、時代が進むにつれて土地が狭くても部屋をたくさん作ることのできる複層階の家が主流になっていきました。しかし、近年では高齢者が増えたことや少子化の流れからシンプルな平屋に再び注目が集まっています。今回は平屋に秘められた魅力をご紹介します。



■何よりも開放的な空間が魅力
平屋は2階建に比べ、廊下や階段を持たない等シンプルな間取りになるので家族と顔を合わせる時間が増えます。もしケンカした時は顔を合わせたくないでしょうが、嫌でも合わせないといけないとなると自然と仲直りしやすくなります。人は閉鎖的な空間よりも、解放的な空間の方が気持ちは明るくなり楽しくなる性質があるので、天井を高くできる平屋は生活する場としてはもってこいの空間です。
さらには、外からただいまと帰ってきた時に、2階にいれば階段を下りて迎える一苦労も平屋であればほんの少し歩くだけで、おかえりと迎え入れられます。近所づきあいの面でも、玄関先にお客様がいらした場合でもすぐに駆けつけられる点もメリットと言えるでしょう。

■暖房効率や掃除のしやすさも
平屋は、2階建てと比べると生活空間がコンパクトにまとまりますので暖房効率も良くなります。エアコンの設置数自体も減らせますから、暖房や冷房機器への初期投資額も抑えることができます。部屋の上下の温度差が少ないのもメリットです。
また掃除がラクなことも大きな魅力です。平屋であれば必要最小限のスペースしかありませんので掃除の手間も少なくてすみます。 またメンテナンスコストの削減もできます。将来、外壁塗装や内装のリフォームをする時も表面積が狭いのでコストを抑えることができますし、子供世代に住み継ぐ際にも増改築しやすくなります。


■バリアフリーにしやすく、老後も安心
最近の家は比較的バリアフリーになっていますが、それでも二階建て等は階段があるため、車いすを使用する際や足腰が弱い人は、上にあがるのが辛いと思われます。最近は子供たちが巣立った後、デッドスペースにエレベーターを設けるスタイルも流行っていますが、リフォームのコストは高くつきます。それに比べ、平屋は元々ワンフロアですし、部屋の隔たり、廊下がないパターンも多いので、バリアフリーには最適です。
シンプルな部屋の間取り構成となっているので、部屋と部屋の間の隔たりもありません。仮に車いすを使用するようになっても、足腰が弱く、動きたくないと感じる時でも行動がしやすいのは長く住む上で魅力の一つです。

2017-03-01 15:07:55
「中庭のある間取り」は根強い人気があります。狭い敷地、住宅地の真ん中など、条件によっては中庭のある間取りの方が広々と暮らせることもあります。そこで今回は中庭のある間取りがおすすめの理由と、暮らし方についてご紹介します。



■「庭は南」にこだわらず「中庭」を作る
南に庭を取り、そこから日を採り込むことは日本の家づくりの基本でした。しかし、都市部を中心に家が密集し、南の敷地境界線のぎりぎりのところに隣家の建物が建つことは稀ではなくなりました。また、南側が道路であっても、その道路まで十分な距離はなく、人通りや車の通行も多いという場合が増えています。こうした条件のもとでは、以前のように南に庭を取っても、隣家や周辺の家から丸見えで落ち着かず、使えない庭になってしまいます。
そこで、中庭にすればプライバシーの保たれた“使える庭”になり、道路に面した開口部がなくても中庭から光や風を採り込むことができます。また、中庭に向けて各室が窓を設けることになるので、中庭越しにお互いの気配を感じながら暮らすことができるというメリットもあります。


■光と風を取り入れやすいのが魅力
中庭は建物の中心部に設けられることが多いため、室内全体に光と風を取り入れやすくなることも人気の理由です。
ただ、日本には四季があります。例えば、夏の強い日差しをそのまま室内に取り込むと、眩しすぎたり室温が高くなってしまうので、南側の窓には庇やパーゴラなどで日陰をつくる方法がおすすめです。一方で冬の暖かな日差しを遮らないように、庇を設ける時は長さに十分配慮することも大事です。日差しがもたらす光と熱を上手に調整すれば、夏場のエアコンの使用時間や、一年を通して照明を灯ける時間を短縮できるでしょう。


■コスト面の検討は必須
中庭を設ける場合には注意点もあります。その1つは建築コストが上がることです。当然ですが、中庭を設けることで壁の面積が増え、サッシの数も増えるのでコスト高になります。また、部分的に凹んだ形状になるので空間が仕切られることになり、大きなワンルームのリビングなどは計画することができなくなります。
敷地の広さや周辺環境、光や風の入り方、費用などをしっかりと把握し、希望のライフスタイルを考慮しましょう

2017-02-28 13:52:38
結婚や出産のタイミングで家を考える人は多いですね。新しい住まいを考える時、当たり前のように子供部屋が必要と思い込んでいませんか。子供部屋が自分たちの家族に必要かどうか、また作るならどのように作るかを考えてみましよう。



■出産前から考える
子供の成長を考えれば、ある意味、当然といえば当然ですが、小さい時には特に必要ないと思っていた「子供部屋」を、大きくなるにつれ家の中に造ることが難しいという現実です。
したがって家づくりを考える際に、まだ子供が生まれていなくても、「子供は何人つくるのか」「成長後を考えて、それぞれ個室のあるプランにするのか」をあらかじめ考える必要があるのです。小さいうちは子供部屋の必然性が低くても、ある一定の年齢になれば、集中して勉強するスペースも必要になります。
スペース的に可能なのであれば、あらかじめ子供部屋用スペースを造っておき、必要になったら使う、というのが賢明です。


■子供部屋は孤立させない
子供たちが溜まりやすい部屋は、その家の家族が立ち入らない孤立した部屋のことです。引きこもりなどにならないためにも、目の届きにくい部屋は避けましょう。
リビングに隣接している和室などを子供部屋にすることも良いかと思います。中高生の思春期になるとあまり親と話したがらなくなったりもしますが、そういう時だからこそ、子供の様子をそれとなく見てあげることが出来る環境が、親にも必要なのではないでしょうか。
お友達が来たときも、家族の前を通っていくことで交友関係も分かります。
子供たちが家の人に顔を出しやすい環境を作ることが大切です。何をやっているのか把握できますし、一声かけてあげることもできます。


■最小限かつシンプルに
子供部屋をあえて居心地よくせず最低限の部屋にしておくと、成人した子供はそこで過ごすのは苦痛ですから、結果的に自分で外に借りる、家賃のためにしっかり働こうという気持ちが湧くようになります。
大切なことは、自分の部屋があっても家族の気配を伝えて、ゆるやかに目を向けながら見守ることができるかということです。子供部屋にはテレビやゲームをできるだけ置かず、ベッドと本棚くらいしか入らない最小限のスペースにして、「こんなにつまらないのだったら家族みんなのいるリビングに行こうかな」と思わせる程度のシンプルなつくりでよいのかもしれません。

2017-02-24 13:51:59
ベッドサイズによって、部屋の寸法は大きく違います。手持ちのベッドを置く、あるいは新しく買って設置する場合でも、どんな寝室にしたいかを思い描くことから、ベッドと寝室のサイズを決めることが大切です。



■理想的な配置と間取り
寝室をゆったりとした空間として演出するには、8畳程度はほしいところです。ただし、心地よい空間は単純な広さだけでなく、ドアや窓の位置にも影響されます。ベッドをドアなどの開口部に近い配置にすると、外から見られているような気分になり落ち着きません。
同様に、クローゼットなどの家具も開口部のひとつとして考えましょう。クローゼットなどの収納のドアが少しだけ開いていると、誰しも気持ち悪さを感じますよね。こういった意味からも、できるだけ寝室には家具を減らすことをおすすめします。


■ベッドから考える
主寝室のベッドは、シングルベッド2台にするのか、それともダブルベッドにするのか、どちらを選択するのかによって、間取りに影響が出てきます。そこで、それぞれのメリットとデメリットを見てみましょう。
例えば眠りが浅く、少しの刺激でも目が覚めてしまうという人はシングルベッドで別々に寝るのが良いでしょう。ダブルベッドで夫婦が一緒に寝る場合、相手が寝返りをした時などに動きが伝わって寝にくいという事があるかも知れません。
ダブルベッドにする場合のメリットは、省スペースです。シングルベッド2台だとキングベッドのサイズよりも少し大きめのスペースが必要になります。
良いプランを作るためにも、シングルベッド2台にするのか、それともダブルベッドにするのか、あるいはクィーンベッドにするのか、よく話し合って決めましょう。


■設計上のポイント
設計上、窓が頭上にくるのはあまり良くありません。冬場、どんなに断熱性能の良い窓であっても、寒さを感じます。頭に冷気が降りてきて、非常に不快になります。また、遮光カーテンを使ったとしても、すぐ頭の上だと、どうしても外の光が気になるでしょう。特に、夏場は早朝から明るいので、早く目が覚めてしまい、寝不足になるかも知れません。
窓下にしかベッドを置けないといった場合は、厚手のカーテンを使用するなど、できるだけ外気を遮断する工夫が必要です。同様の理由で、頭をドアのほうへ向けるのもおすすめできません。
ともかく、まずはベッドのレイアウトを決めて、窓が適切な位置に来るように配置する事が重要です。

2017-02-21 13:51:27
2階建て以上の家に必要な階段。単なる移動手段ととらえ、できるだけスペースを取りたくないと思うこともあります。階段スペースを吹き抜けにすることで光を取り込んだり、階形状を活かして空間に変化をつけるなど、発想次第で新しくて美しい空間が生まれることもあります。そこで今回は、リビングに階段を設けることについて考えてみましよう。



■空間を有効に使える
階段といえば、玄関を上がったところ、または玄関から続く廊下の途中にあるというのが伝統的な日本の住まいでした。廊下と階段が、居室以外に空間としてしっかり確保されていたのです。
しかし、言うまでもなくこれは余計に空間を使うことになります。もし階段がリビングの中にあれば、階段スペースがリビング空間に組み込まれ、また階段のために設けられていた廊下も不要になって、リビングの床面積を広げることができます。階段をリビング内に設ければ、家族の出入りも必ずリビングを経由することになり「行ってきます」「行ってらっしゃい」などと互いに声を掛けやすくなります。これなら、子どもが知らないうちに出かけてしまった、といった心配もありません。


■インテリアとして
リビング階段の魅力は、空間が効率的に使えることだけではありません。リビングから上階へ階段が抜ける部分を吹き抜けにすれば、階段を通して上階から光を採ることができます。さらに階段に光を通しやすいスケルトンタイプやガラスを使ったものなどを採用すれば、採光に有利になるだけでなく、階段をインテリアのアイテムとしても楽しむことができます。
さらに上下階をリビング階段でつなげば、2階の個室の気配が階段を通してリビングに伝わり、家族間のコミュニケーションを豊かにしてくれます。


■デメリットについて
リビング階段にも気を付けなければならない点があります。1つは、階段によって1階と2階の空間がつながり、冷暖房効率が落ちること。こうした場合は、階段をリビングの真ん中ではなく隅に寄せて、その前に仕切戸を付けるなど、何かしらの工夫が必要です。
もう1つはリビングに落ち着きを求める人もいる、ということです。リビングは独立した空間としてゆったりとしたものにしたいと考えるご家族もあり、子どもたちがバタバタと上がり下りするリビング階段は、落ち着かない要素になるかもしれません。さらに階段が設けられる分、リビングの壁面が少なくなります。
これらを考慮し、設計時によく検討する必要があります。

前ページ 3/15ページ 次ページ