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2016-11-02 10:31:45
設計も決まって資金もバッチリ。いよいよ自宅をリノベーション!
その前に、リフォームに有効な減税制度があるのはご存知ですか?
今回はぜひ知っておきたい3つの減税制度をご紹介します。



■耐震リフォーム
これは耐震改修をした時に受けられる減税制度です。また減税となる対象も、家屋の状況などで変わります。

●住宅借入金等特別控除
住宅借入金等特別控除とは、新築物件や中古物件を購入する時に適用される住宅ローン控除のこと。
10年以上の返済期間がある住宅ローンを利用しているマイホームであれば、耐震リフォームをした時に受けることができます。工事費用が100万円を超えていること、工事箇所の半分が居住する場所であることなどの条件が含まれますが、250万円を上限として10%の控除が受けられます。
●固定資産税の減額
昭和57年1月1日以前に建築されており、かつ新しい耐震基準を満たしていない住宅を耐震リフォームした時に受けられる減税制度です。耐震基準を満たしている改修工事であること、費用が50万円を超える金額であることが条件。申告をすれば、固定資産税の約半分が一定期間は減額することが可能です。

条件が合えば2つの制度を併用することができます。

■バリアフリーリフォーム
バリアフリーリフォームとは、年齢が上がるにつれて発生する「住みにくさ」を解消するための改修です。床の段差をなくす、トイレや階段に手すりをつけるなどの工事が挙げられます。

●住宅借入金等特別控除
バリアフリーリフォームも耐震リフォーム同様、に10年以上の返済期間がある住宅ローンを利用しているマイホームであれば、バリアフリーリフォームをした時にこちらの控除を受けることができます。改修工事費用が100万円を超えていること、工事箇所の半分が居住する場所であることなどの条件がありますが、居住者が高齢者であるなどの適用者による制限がありません。

●特定増改築をした場合の住宅借入金等特別控除
こちらは合計所得金額が3000万円以下であること、5年以上の返済期間がある住宅ローンを利用しているマイホームであること、居住者が50歳以上だったり介護保険法の介護や支援を受けていたりなど、上記の「住宅借入金等特別控除」とは適用される条件が変わってきます。また年末借入金残高が1000万円以下であることが条件で、250万円を上限として2%の控除を受けることが可能。控除期間は5年間です。ただし、「住宅借入金等特別控除」との併用はできません。

●既存の住宅を改修した場合の税額控除
平成21年4月1日~平成31年6月30日までの間に特定のリフォームをした時に、200万円を限度額として10%を所得税から控除する制度です。こちらも合計所得額が3000万円以下で、50歳以上であることや、介護保険法の介護や支援を受けていたりなどの適用条件が必要です。

●固定資産税の減額
「耐震リフォーム」同様に、バリアフリーリフォームにも固定資産税の減額制度があります。築10年以上経過しており、介護や支援認定を受けている人や所定の障がい者、65歳以上の高齢者が住んでいることなどの条件がありますが、50万円を超える工事であれば適用が可能。
ただし、「耐震リフォーム」で固定資産税の減額制度を利用していたり、過去に1度利用をしたりしている場合には適用されません。

■省エネリフォーム
こちらは住居を省エネ仕様にするための改修工事です。床や窓を断熱性の高いものに替えるなどの工事があてはまります。

●住宅借入金等特別控除
こちらも「耐震リフォーム」「バリアフリーリフォーム」と同様に控除申請が可能です。適用条件も同様になります。

●特定増改築をした場合の住宅借入金等特別控除
こちらも「バリアフリーリフォーム」と同様です。省エネリフォームにも合計所得金額が3000万円以下、工事費用が50万円を超えていることなどの条件が必要ですが、居住者であれば申請が可能です。

●既存の住宅を改修した場合の税額控除
こちらも「バリアリフォーム」と同様です。同年にバリアリフォームと省エネリフォームを行った時の控除対象は、それぞれの工事費用となります。

これら3つの減税制度はいずれも確定申告の時に申請します。必要書類などが多いので少し面倒ではりますが、こうしたリフォームを考えているのであればしっかり申請を行いましょう。


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2016-10-29 10:30:30
仕事でクタクタになって帰ってきた時でも、温かいお風呂へゆっくりと浸かれば、疲れも軽減されますよね。
せっかくリノベーションをするなら、浴室も今よりもリラックスできる空間にしたいところ。
そこで今回はマンションでできる浴室のリノベーションのご紹介です。



■バスタブにも寿命がある
賃貸マンションであればオーナーの管理になるので、さほど気にならないと思いますが、家電や家具と同様にバスタブにも寿命があります。目に見える劣化やカビの匂いなどが気になりだすのはおよそ15年前後。昨今のバスタブは「掃除がしやすい作り」なんて当たり前で、よりリラックスできる機能がついたものがたくさんあります。「そろそろバスタブも寿命かな」と思ったら、ぜひショールームなどへ足を運んでみてください。きっと驚くような機能がついたバスタブがたくさん販売されていることでしょう。

■浴室の施工日数はどれくらい?
浴室のリノベーションが決まったら、まずは業者に連絡を入れて施工内容を相談しましょう。そこで見積もりを出してもらい、問題が無ければいよいよ施工開始です。もちろん施工中は浴室が使えません。浴室は毎日使う場所なので、どれくらい時間がかかるのか心配ですよね。施工内容にもよりますが、大規模な工事でなければ大体1~3日程度で完了します。その間は銭湯などに通うことになりますから、近所にそういった施設があるかどうかも確認しておきましょう。

■施工で気を付けるべきポイント
浴室のリノベーションと一言で言っても、かかる費用やしたい内容は人それぞれ。しかし、マンションによってはできることとできないことがありますので、注意が必要です。特にバスタブに追い炊き機能を付けたい場合は、浴室用にパイプを新たに増設する必要があります。マンションの規約でこれができないことも。もし浴室にこだわりたいという人は、マンションの購入時からチェックすることが重要です。

■疲れを癒すのはたった40cmの差
とはいえ、戸建てと比べるとどうしてもマンションの浴室スペースは狭いもの。ゆったりとしたバスタブは憧れだけど、浴室の面積を考えたら難しいのではと思いますよね。しかし、バスタブもたった40cm長くするだけで十分に足を伸ばす空間ができるのです。もちろん浴室自体の面積を広げることができない場合は、バスタブを大きくしたぶん、洗い場のスペースは狭くなってしまいます。そんな時には浴室の扉をガラスにすると、見た目には広く感じるようになります。バスタブにゆったりと浸かれるほうがリラックスできるので、個人的には洗い場よりも優先することをおすすめしたいですね。

忙しい人ほど浴室は極上の癒し空間。バスタブの寿命が来たり、部屋のリノベーションを考えていたりしている人は、ぜひ浴室も考えてみてはいかがでしょうか。

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2016-10-25 10:29:31
インテリアのなかで多くの面積を占める壁は、色や素材で部屋の雰囲気をガラリと変えることができます。
リビングは落ち着いたアイボリー、キッチンは思い切って北欧風のブルーにしようかな…など、考えるだけで楽しくなりますよね。
そんな壁のリノベーションには、直接塗装をする方法と壁紙を貼る方法の2つがあります。
そこで今回は塗装と壁紙のそれぞれのメリットやデメリットをご紹介します。



■塗装仕上げのメリット&デメリット
壁紙と違うところはなんといっても凹凸のある質感を作ることができること。あえて色ムラを出したり、刷毛の跡を残したりと、塗り方次第で壁紙には無い独自の雰囲気を作ることが可能です。
さらに色数もとても豊富なので、こだわりが強い人でも「これだ!」という一色に出会えることでしょう。ただし、クロスを剥がして塗装をするため、壁紙と比べるとどうしても費用が割高になってしまう、施工に時間がかかってしまうというケースが多いです。また塗料にはさまざまな種類があり、物によっては塗った直後に匂いが残ってしまうことも。色とともに塗料の種類もしっかり選ぶことが大切です。

■壁紙仕上げのメリット&デメリット
塗装では表現できない柄や模様を壁に描けることが壁紙の良い所。最近では海外から輸入されたヴィンテージの壁紙などもあり、とにかく種類が豊富です。さらに施工時間も短くて済みますし、「ちょっとこの壁の雰囲気は飽きたかな」と思ったら、塗装よりは手軽に変えられることも嬉しいポイント。部屋の模様替えを頻繁に行う人やインテリアにこだわりが強い人なら、貼り変えが簡単かつデザインが豊富な壁紙を使う方がいいかもしれません。しかし、壁紙も塗装と同様に種類がさまざまです。あまりに安価な物だと、有害物質が含まれていたり素材がペラペラであったりすることがあります。柄や模様も大切ですが、素材そのものをきちんとチェックしてから購入しましょう。

■どちらか迷ったら、塗装と壁紙の併用も有り!
塗装にしようか壁紙にしようか悩んだ時には、両者の「いいとこどり」はいかがでしょうか。例えば、人がたくさん集まるようなリビングは、落ち着いた雰囲気にするために塗装ならではのぬくもりのある壁に。対して個室や趣味のための部屋は、インパクトのある壁紙で個性を主張した壁に。
カフェのような素朴で趣のある空間であれば、塗装でザラザラとした特有の質感を残したり、ゴージャスな空間であれば、壁紙で複雑な柄や模様を演出したりしたいですね。
他にも、全体を塗装で仕上げた壁の一面だけをワンポイントとして強調するために壁紙で仕上げるという方法もあります。

インテリアを極めたいなら、壁は重要なポイント。賃貸では壁の色や柄を変えることは難しいですが、隅々まで自分好みに変えられるのはリノベーションならではの楽しみ方ですよね。

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2016-10-22 10:27:52
書斎は大人にとってあこがれの空間ですよね。リノベーションをしたらぜひ作ってみたいけど、スペース的に難しいかも……と考えている人は、リビングにちょっとした書斎を作ってみてはいかがでしょうか。
そこで今回はリビングに作る書斎スペースのご紹介です。



■実は書斎はあまり使わない?
書斎がないため、リビングテーブルで済ませている人は多いと思います。しかし必要な書類やパソコンをリビングへ持って行って片付けるのは面倒臭く、いつの間にかテーブルが散らかりっぱなしに……。そんな部屋の散らかりを防ぐためにも、書斎スペースを作ることはとても効果的。
それにフリーランスなどで仕事のほとんどを自宅作業で済ませるという人でもない限り、わざわざ書斎部屋を作ることはあまりおすすめできません。
生活流動線を考えたうえでも、リビングに書斎スペースを作ることはとても効率的なのです。

■デスクは必要に応じた大きさを
書斎スペースは自分が主にどんな作業をするのかで、デスクの広さや棚が必要なのかが変わってきます。たとえばパソコンで家計簿を付けたり、ネットショッピングを楽しんだりする場合であれば、デスクはパソコンとノート、小さなペン立てが置ければ充分です。読書を楽しみたい、持ち帰りの仕事をこなしたいという場合は、書類立てやプリンターを置くスペース、独立した小さな本棚なども必要になってきます。作業に使う物はすべて手の届く範囲に置いておくことがポイント。利便性がまったく変わってきます。
さらに忘れやすいのがコンセントの有無。書斎スペースを作ったけど、コンセントが遠くてパソコンの電源が届かない、なんてことにならないようにしましょう。コンセントの近くが難しい時には、延長コードを使用すれば問題ありませんが、ごちゃごちゃとしたコードはインテリアを台無しにしてしまいます。床の色にあったコードカバーなどを使用して、すっきりと見せることを心がけてくださいね。

■書斎スペースの配置ポイント
リビングに書斎スペースを取るとはいえ、中央に作ってしまうとリビングでの主張が強すぎたり、リビングに馴染みすぎてしまったりして、結果使われなくなってしまうことも。なるべくなら四隅のどこかにデスクを置いたほうがいいでしょう。そしてより集中したいのであれば、デスクを壁に付けて座った時に壁を見るような形にするのがおすすめです。また、「ここは書斎スペース」と境界線を作るために、インテリアで仕切りを作ることもポイント。デスクとリビングテーブルの雰囲気を統一しない、デスクに敷くラグをリビングとは違う材質の物にする、観葉植物を脇に置くなどすると、同じ部屋の中でも独立した空間を作ることができます。

最近は部屋のどこかにワークスペースを作る人も多く、リビング以外でも廊下や階段の下、押し入れを改造してデスクにするなんていうケースも。今回はリビングでのご紹介でしたが、アイデア次第では色々なスペースに作ることが可能です。
リビングが散らかってしまう、うまく集中できないとお悩みの方は、こうした空きスペースに書斎を作ってみてはいかがでしょうか。

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2016-10-18 10:26:53
せっかくリノベーションをしても、部屋を散らかしてしまっては台無しですよね。しかし気を付けているつもりでも、いつの間にか部屋が乱雑になってしまうという人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は散らかりにくい部屋を作るポイントをご紹介します。



■床に物を置かないこと
読みかけの本やバッグなど、「ちょっと置いておくだけ」とついつい床に置いてしまうことはありませんか。床に物を置くことは見た目に乱雑な雰囲気を与えてしまいます。これはテレビドラマでも「散らかった部屋」を演出する時によく使う手法で、雑誌やアクセサリーなど細々した物を床に散らばせるのです。これを改善するためには、それぞれの物を置く場所をきちんと決めておくこと。
アクセサリーなどはその都度小物入れにしまう、バッグは棚へしまうか頻繁に使う物ならポールハンガーに吊るすなどしましょう。こうした行動は習慣づけてしまえば、そんなに面倒ではありません。

■物の置き場所を決める
「すぐに散らかしてしまう」という人は、物に置き場所を決めていないことが多いです。特に散らかりやすい文房具や書類などは、ケースや箱を買ってそこに収めるようにしましょう。また置き場所は使うスペースに近い所にすれば、使った後にすぐ片付けることができます。ケースや箱の中が多少散らかっていても、収まっていればOK。
女性は化粧品やアクセサリーなど細々した物が多いと思います。化粧品は洗面所の棚へ、アクセサリーは香水とともに玄関付近へ収納すると使い勝手が良くなるのではないでしょうか。

■必要以上の物を持たない
部屋の収納には限りがあります。「広く見える部屋」を作るには、家具は部屋の面積の3分の1以下にすることが重要。家具に収まりきらない物は、潔く捨ててしまいましょう。「でも何を捨てていいのか分からない」という人は、1カ月以上使っていない物を目安にしてみてください。雑誌や本などは棚に入りきらなくなってきた時点で、必要な物とそうでない物を分別してみましょう。
洋服はなかなか捨てにくいという人も多いですが、1シーズン着なかった服を目安に捨てるかどうかを考えてみてください。

散らかった部屋は掃除がしにくいため、掃除機やモップがけがついつい億劫になり、埃がたまってまた面倒臭くなる……という悪循環をもたらします。汚れた部屋は気分にも影響しますし、何より体調にも良くありません。これを機会に散らかりにくい部屋を作ってみてはいかがでしょうか。

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2016-10-15 10:26:38
近年では都会を少し離れた郊外の古民家を買い、リノベーションをして住むというスタイルが注目されています。
現在の建築にはない木のぬくもりや広い間取りが人気のようです。
そこで今回は古民家リノベーションについてご紹介しましょう。



■現代の建築にはない古民家の良さ
古民家のほとんどは都心から離れた場所に建てられているため、通勤や日々の生活には多少の不便を強いられてしまいます。それにも関わらず人気が集まっているのは、相場よりも比較的安いことや、自然に近い暮らしができること、現代の建築にはない部屋の間取りなどが挙げられます。なかでも注目すべき点は、今では欲しくても手に入れられないような木材で建てられていることではないでしょうか。それが長い時間を経てさらに味のあるものへと育っている様は、お金では買えない美しさと感動があります。これらを活かしながらリノベーションを行うことで、デザイン性はもちろん、現代の機能性も取り込んだ使い勝手の良い暮らしが可能です。
また、固定資産税が軽減されるというメリットも。固定資産税は建築年数で決められているため、築年数が古い物件ほど安くなります。ただし、古民家を取り壊して新しく建築をしたり、増築をしたりする場合にはこれが適用されませんので注意が必要。さらに地区によって基準も変わりますので、物件のある自治体へ一度相談をするのがおすすめです。

■古民家購入で気を付けるべき点
デザイン性の高さや間取りの広さなどが魅力の古民家ですが、デメリットもいくつかあります。先ほど述べました「生活の不便さ」もそのひとつ。本当に通勤が可能かどうか、場所によっては車の有無も大きく影響してくるでしょう。いくら素敵な物件が見つかったとしても、生活にかなりの我慢を強いられるのは、絶対にNG。「そのうち慣れるでしょう」と楽観的に考えるのではなく、実際に通勤をしてみる、周囲に何があって何が無いのかをしっかり把握するなど、事前のチェックは入念に行いましょう。
さらに古民家は「夏をいかに涼しく過ごせるか」に重点を置いて建てられています。言い換えれば、冬は寒さが厳しくなる造りをしているということ。リノベーションではこの暖房対策に費用がかかってきます。
また古民家の中には、相当に老朽化してしまっている物件もあります。上物を修繕するだけではどうにもならず、土台から作り直さないと住めないということも。こうした一からの立て直しでは、せっかくの古民家リノベーションも意味を成さなくなってしまいますよね。
さらに一番気を付けたいのは耐震性。古民家は耐震基準が決まるずっと前から建てられているため、物件によっては大きな地震に耐えられない危険性もあります。こちらも事前に耐震診断を受けておいたほうがいいでしょう。

古民家は天然の木材で作られているとても頑丈な建築です。物件をしっかり選んでメンテナンスをしてあげれば、十分に住むことができます。生活スタイルや求めるものをよく考えて、自分に合う素敵な一軒を見つけてくださいね。

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2016-10-11 10:23:35
リノベーションと新築の大きな違いは、すでにある間取りから施工を考えるという点です。
ある程度は変更が可能ですが、梁や柱など建物に欠かせない部分を取り外すことはできません。
そこで今回はリノベーションで失敗しがちな間取りをご紹介します。



■図面はあくまで二次元
リノベーションを考えて業者に相談をし、実際に図面ができるととてもワクワクしますよね。ここで気を付けたいのはあくまで図面は二次元であるということ。例えば6畳の部屋を平面で見る時と、実際にその場に立って見る時とでは感じ方が大きく変わります。
さらに図面で見る時は天井も壁もありませんので、立体で見る時よりも広く感じてしまいがちです。
またそれ以外にも日当たりや環境を考慮するのも大切です。一日の中で大半を過ごす部屋には日中の日差しが入るかどうか、寝室にしたい部屋は夜の騒音が気にならないかなどをチェックしましょう。

■意外に忘れる?窓の配置
意外に忘れてしまうのが窓の配置。マンションのリノベーションでは窓の位置を変えることは難しいです。現在ある窓を把握しながら間取りの計画を進めて行きましょう。特に部屋数を増やしたいという時には、十分に注意してくださいね。「リノベーションをしたものの、窓のない部屋ができてしまった」というトラブルは決して多くはありませんが、ゼロではありません。

■こだわりすぎた間取りは後悔のもと?
せっかくのリノベーションだから、隅々までこだわりたいという人も多いでしょう。しかし、こだわり方でも失敗するパターンがあります。それは現在使っている家具や家電のみで考えた設計です。冷蔵庫など場所を取る物は、できればすっぽりと収まるスペースを作りたいですよね。ところが家電はいつか壊れてしまうもの。同じ物を手に入れられれば問題ありませんが、いつ型が廃止されるか分かりません。間取りと家具や家電は寿命が絶対的に合いませんから、収納スペースを作る時には余裕を持った設計が重要です。
また、戸建ての場合はマンションよりもリノベーションの自由度が高く、その分気を付けることも増えてきます。よくリビングを吹き抜けにしたいという人がいますが、吹き抜けは天井が高くなるため、暖房が効きにくくなるというデメリットも。これを解消するために断熱材入れたり、暖房を強めに入れたりなど施工以外のコストがかかってきてしまいます。

リノベーションは人生で1回、多くても2~3回程度という人がほとんどです。現在より快適な暮らしをするために施工したのに、かえって不便になってしまったということがないよう、間取りの段階から丁寧なチェックをするようにしましょう。疑問点や不明点は小さなことでも業者へ相談するのが一番です。

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2016-10-08 10:17:20
リノベーションを考えた時に、独立したクローゼット部屋を作ることを考える人は多いと思います。洋服だけの部屋を作ることで収納がぐっと上がりますから、何かと散らかってしまいがちな部屋もすっきりしますよね。
しかし、クローゼット部屋も配置を間違えると使い勝手が悪くなってしまうことも。そこでリノベーションで失敗しがちなクローゼット部屋をご紹介します。



■室内が家具だらけに……
クローゼット部屋はその名の通り「洋服のための部屋」です。特に広く見せる必要もありませんし、狭い間取りの部屋をあてがうことが多いですよね。すると収納力の良さにつられて、どんどん洋服や靴、バッグを増やしてしまい、空きスペースがいっそう狭くなっていくことも。気づけば、「着替えてコーディネートを確認する鏡も置けない!」なんて状況に陥ることがあります。クローゼット部屋を作るにしても、必ず「着替える場所」の確保と「鏡を配置する場所」の確保はしておきましょう。

■洋服泣かせの方角に部屋を配置
衣替えの季節に洋服を取り出したら虫食いが……という悲しい経験をした人もいるのではないでしょうか。クローゼット部屋を作る時に、「せっかくだからウォークインクローゼットを取り付けよう」という人は特に方角に注意してください。建物の北側は結露しやすく、湿気も籠りやすい場所。さらに風通しも悪くなりますから、虫やカビが発生しやすくなるのです。もし北側にクローゼットを作る場合は、空気の入れ替えをしたり除湿器を使ったりしてこまめにお手入れをしてあげましょう。

■使って初めて気づく、思わぬ「邪魔者」
クローゼット家具を室内へ収納して、いざ使う時に気づく邪魔な存在。それは家具の扉です。収納時は閉じた状態なので、さほど気にならないのですが、いざ開け閉めをすると思った以上にスペースを取ることが分かります。すると部屋もより狭く感じてしまい、使い勝手が悪くなってしまうことも。
クローゼット部屋にあまり面積がない場合には、家具は引き戸がおすすめです。さらにスペース確保をしたいのであれば、扉がガラス張りのものを購入すると鏡を置くスペースが要らなくなりますよ。

■すべてを収納するとかえって不便に
洋服をすべてクローゼット部屋へ置いてしまうと、逆に不便に思うこともあります。一番分かりやすいのがパジャマ。寝る時にだけ使用する服ですから、わざわざクローゼット部屋まで行って着替えるのは面倒だと感じませんか。またシーツなどの類もクローゼット部屋へ収納すると、シーツ交換が億劫になってしまいがちです。寝室で使用する物は寝室へ収納したほうが何かと便利でしょう。もちろんタオル類は洗面所付近がベストです。

クローゼット部屋を上手に活用できれば、それ以外の部屋の空間をさらに有効的に使うことができます。これからクローゼット部屋を作るという人は、これらを注意して素敵な部屋を作ってくださいね。

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2016-10-04 10:13:08
最近ではプロの顔負けのセルフリノベーションをする人が増えています。
ブログに手順を公開していることも多く、「これなら自分でもできそうかな?」と思いますよね。しかし、いざ始めてみたら、意外に大変で途中で諦めてしまうことも。
そこで本当にできるのかどうか、セルフリノベーションにおける注意点をご紹介します。



■インテリアのイメージを具体的に固める
まずは自分の目指すインテリアをしっかりと決めておきましょう。「なんとなく」で初めてしまうと、作業工程の中で目的があやふやになってしまい、手が付けられなくなってしまうことも。セルフリノベーションを始める前には、雑誌の切り抜きやインターネットで画像を集めたりするなどして、時間をかけてイメージを固めることが大切です。

■部屋の間取りの確認を
インテリアのイメージが固まったら、次は具体的な施工の計画を立てましょう。
セルフリノベーションと一言でいっても、壁紙を貼り替えるような比較的簡単なものから、床材の張り替えといった大掛かりなものまでさまざまなものがあります。
しかしどれをするにもまずは部屋の間取りや設計を確認して、手をつけて良い所や悪い所を把握しましょう。ワクワクしている時にはついおろそかになりがちですが、これを怠ると「あれ?サイズが合わない」「この壁は触ったらいけなかった!」といったトラブルを防ぐことができます。

■材料の買い出しへ
部屋の間取りやリノベーションをしたい部分の計測などの細かい作業が済んだら、必要な材料を買い出しへ行きましょう。セルフリノベーションが流行しているおかげか、ホームセンターはかなり充実した品ぞろえになっています。もちろん一度ですべてを買う必要はありませんので、必要となる材料を見学に行って、店員さんに相談をしたり予算を考えたりして、購入は慎重に行いましょう。
また、材料は少しだけ多めに購入するのがベター。作業の途中で材料が足りなくなってしまうと、施工時間が余計にかかってしまいます。

■リノベーションの場所によっては専門業者へ
個人でも扱える工具が比較的安く手に入れられる現在は、セルフリノベーションのレベルもどんどん上がってきています。こんなところまで自分で作れるの!?と驚くこともしばしばありますよね。
しかし、いくら手先が器用な人でも気を付けないといけない箇所がいくつかあります。
まず、水周りとガス管周りは必ず確認を。うっかり壊してしまうと、周囲の住宅にも被害が及んでしまい、大変なことになってしまいます。さらに気を付けなければならないのは電気系統です。資格の無い人間が無暗に触ると感電の恐れもあります。必ず業者に相談をしてみてください。

セルフリノベーションは自分で作業をするぶん、部屋にも愛着が沸きますよね。ですが、いきなり大きなリノベーションをするのは失敗の可能性が高いです。まずは小物を作成してみたり、小さい棚の壁紙を張り替えてみたりと、失敗しても特に問題のない所から始めましょう。

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2016-10-01 10:09:59
リノベーションをして室内は満足したものの、ベランダが少し殺風景……そんな時には、ガーデニングで緑を添えてみてはいかがでしょうか。
戸建てのような広さがなくても、十分に楽しめるガーデニング方法をご紹介します。



■まずはスペースを確保する
ガーデニングは一度やみつきになると、どんどん緑を増やしてしまうもの。ですがまず考えたいのは空きスペースの確保。ベランダへの出入り口付近と洗濯物を干すスペースをしっかり確保してから、緑を増やしていきましょう。何もない空間を作ることで、ごちゃごちゃとせずにすっきりと見せる効果もありますよ。

■具体的なガーデンニング方法
●広く見せる空間作り
ベランダは狭い空間です。室内と同様に、狭い所は縦の空間を活かしましょう。足元へズラリと並べてしまうと、目線と全体の重心が下がってしまい、より狭く感じてしまいます。緑を縦に配置するために、プランター用の段差のある棚などを活用してみましょう。配置もグラデーションを意識すると、より整った雰囲気を引き出すことができます。

●狭いベランダは手すりを有効活用
マンションによってはガーデニングをするスペースが取りにくいベランダもあります。その場合は手すりを利用したプランターがおすすめ。手すりを壁のように使うことで、まるで緑のカーテンのような癒し空間が生まれます。1階なら外からの目線を逸らす効果も。緑とプランターの色を上手に組み合わせて、統一感を出すことがポイントです。

●とにかく緑がたくさん欲しい時は上の空間も利用する
とにかく緑が多い暮らしがしたい!という時には、ベランダの手すりから上までアーチを作り、緑を生やしていく方法もあります。夏の日差しも遮る効果がありますし、窓を開けたら別世界のような空間が生まれます。ただし、あまり育ちすぎると隣人の迷惑にもなりかねないので、管理には充分気を付けてください。

●夜を意識したガーデニング
日中は陽の光が緑に反射してとてもさわやかな雰囲気になるベランダも、夜は照明を加えることで昼間とはまた違ったロマンチックな雰囲気を作ることもできます。暖かいオレンジ色を使って、小ぶりのランプを複数取り付けるのがおすすめ。季節ごとのイベントに合わせてランプを変えても楽しいですね。

リノベーションというとどうしても室内ばかりが注目されますが、ベランダにも手を加えることでより統一感のあるインテリア空間を作ることができます。
ただし緑は植物です。中にはお手入れが大変なものもありますから、自分でお世話をしてあげられるかどうかを十分考えてから購入をしてくださいね。

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