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2016-03-28 14:06:57
ローンが組める物件、組めない物件を知っておこう
いざ、気に入った物件があって購入を検討しようとしたら、ローンが組めない物件だったというケースもあります。それではせっかくの計画も一からやり直しになってしまいます。そうしたことがないように、少しでもスムーズに購入に至るためのノウハウを知っておくことも大切です。


◆ わかりにくい審査基準
住宅を購入する際、ローンを組むという方が多いと思います。新築に限らず、中古物件でも多くの方が、物件購入とリフォームやリノベーション費用を合算してローン金額を決めるケースが多いのではないでしょうか。
必ずしもローンが組めるかどうかわからないということはご存知の方も多いと思いますが、その審査基準は明確に公示されていません。金融機関ごとにその基準にも違いもあります。年齢、年収、勤務形態、借金額などが主な基準として考えられますが、それ以外にも審査基準があり、消費者にとっては非常にわかりにくいシステムとも言えます。
なぜ、審査基準は明確に公示されないのでしょうか。私たち消費者から見ると、はっきり書かれていれば対策しようにあると思うのですが、金融機関の立場からすると、はっきりさせることでごまかしなど不正な申請を防ぎたいという思惑もあるのでしょう。

◆ ローンが組めない可能性がある物件とは
前述したように、審査基準が明示されていないので実際には申し込んでみないとわからないのですが、審査が通らないあるいは通りにくいと言われている物件のパターンを知っておくことも大切です。
まずは、「再建築不可物件」。これは、文字通り建て替えできないというもの。敷地に接する道路の幅が4m以下の場合や、4m以上あっても敷地が2m以上せっしていないなど、建築基準法の接道義務の要件を満たしていない場合に建て替えできませんということ。
この場合だと、やはり資産価値が低くみられますので、ローンが通りにくくなります。
他には、「狭小地」や「借地権」の場合もローンが通りにくいと言われています。狭小地は前述の理由と同様に資産価値の問題が大きいと言われています。借地権の場合は、ローンを組む際に土地を担保にできないというデメリットが審査を通りにくくすると言われています。


このように、ローンが通りにくいと考えられるケースもありますが、必ずしも借りられないとは言い切れないのも、ローンの難しいところです。金融機関によっては、条件付きなどで検討してくれたりすることもあります。
まずは、通りにくいケースもあると頭に入れた上で物件探しをすると同時に金融機関の事前審査をしておくのもオススメです。

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