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2016-08-13 09:15:44
オープンキッチンとクローズドキッチン、どちらがいいの?
家事をしながらでもコミュニケーションが取りやすく、視覚的にも開放感のあるオープンキッチンは、とても人気のあるレイアウトですね。しかし、生活スタイルによってはクローズドキッチンの方が使いやすいということも。今回はオープンキッチンとクローズドキッチン、それぞれのメリットデメリットをご紹介します。


■オープンキッチンのメリットデメリット
オープンキッチンの魅力のひとつは、ダイニングとつながることで生まれる開放感。さらにダイニングからも採光が取れるので、明るい空間を作ることができますし、小さい間取りでも設置できるというメリットもあります。子どものいる家庭ならば、家事をしながらでも動向をチェックできるのが嬉しいポイント。
ただし、開放感があるということは裏を返せば「人目にもつきやすい」ということ。キッチンは調理器具などでどうしても物が多くなってしまい、散らかりやすい場所です。さらにオープンキッチンは収納力が弱いので、収納については工夫が必要になってきます。さらに調理で出る匂いがダイニングへ広がりやすいというデメリットも。

■クローズドキッチンのメリットデメリット
クローズドキッチンは収納力と使い勝手のよさが一番のメリットです。コンロ周りを中心に調理道具を手の届く範囲に収めることが容易で、料理もスムーズに。またダイニングから仕切られているため、匂いが広がりにくいのも特徴です。多少散らかってしまってもダイニングからは見えづらいので、来訪者がいる時でも気にせずにいられるのもいいですね。
そんなクローズドキッチンも孤立した空間ゆえに、熱がこもりやすいというデメリットがあります。特に夏場は気温に加えてコンロの熱もありますから、かなりの温度になってしまいます。また調理してから配膳までの流れがオープンキッチンに比べてスムーズではありません。

■クローズドキッチンにオープン要素を取り入れる
それぞれのメリットとデメリットをご紹介しましたが、どちらを選ぶかは生活スタイル次第。
友人とのホームパーティーをすることが多いなら、調理をしながらおしゃべりもできるオープンキッチンがおすすめですし、調理のしやすさを求めるのであればクローズドキッチンの方が使いやすいと思います。
またオープンキッチンとクローズドキッチンそれぞれの特徴を合わせたキッチンにするのもいいですね。例えば「調理には集中したいからクローズドがいいけれど、配膳をスムーズにしたい」というのであれば、基本的な形はクローズドタイプにしてダイニングとキッチンの間に開閉できる仕切りを設けると、キッチンは孤立した空間でも配膳がスムーズにすることが可能です。

「衣・食・住」の食を司るキッチンは、生活の中でも特に重要な空間。自分の生活スタイルに合った理想のキッチンを見つけることで、料理もいっそう楽しくなりますよ。

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