- home
- リノベーションコラム
- リノベーションコラム 詳細
<< 2024年11月 >>
記事カテゴリー
月間アーカイブ
|
2016-11-27 10:42:14
バリアフリーにも!進化するトイレ事情
リノベーションでは排水などの問題から、「トイレの場所を移動するのは難しい」とされていました。
しかし、最近ではトイレもどんどん進化しているようです。もう抗菌や自動消臭は当たり前。今回はどこでも設置できる「排水圧送粉砕ポンプ」を使ったトイレについてご紹介します。 ■「排水圧送粉砕ポンプ」のしくみとは? トイレの場所を移動するのが難しいのは、排水が原因です。トイレには流すための水を引き込む管と、それを排水するための管が必要です。さらに排水にはある程度の傾斜をつけなければならず、このためリノベーションによるトイレの移動などが難しいとされていました。 しかし「排水圧送粉砕ポンプ」が装備されたトイレは、排水するトイレットペーパーや汚物を粉砕して圧送するシステムですから、管に傾斜が必要ないのです。 ■バリアフリーを考えたリノベーションで大活躍! トイレの場所なんてどこでも……という人も多いと思います。リノベーションを考えた時にも、優先順位としては低い場所でしょう。しかし、生活流動線をより快適にしたい時には、意外にトイレの場所は重要なポイントとなってきます。 例えば戸建ての場合、1階しかトイレが無い作りでは何かと不便を強いられます。2階にもトイレを設置したいと思った時に、この「排水圧送粉砕ポンプ」式のトイレなら設置がスムーズです。 特に介護の面では、大変便利なシステムとして注目をされています。足腰が弱い高齢の人は、トイレ介助が必要になってくることも少なくありません。そういった時に、普段過ごしている場所とトイレに距離があると、トイレのたびにストレスを感じたり億劫になったりしてしまいます。 これを避けるためにポータブルトイレの使用もできますが、処理や匂いなどが気になるということも。もし、トイレが寝室のすぐそばにあれば、こうしたストレスを感じることもありません。 リノベーションというとインテリアに注目してしまいがちですが、「暮らしやすさ」を追求した時には、一見目立たない場所jにも手を加えることが重要です。近年はトイレに限らず、リノベーションに関わるさまざまな物が進化しています。「これは無理かな?」と諦める前に、業者へ相談すれば思わぬ解決策が出てくるかもしれません。 |