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2016-12-10 18:29:03
床材の種類や特徴を知って好みの部屋を造る
住まいづくりをする上で欠かせないものが床材の素材選びです。床は普段あまり意識しないものの、足の裏でほぼ常に触れており、家中で最も触れる機会が多い場所と言えます。そのため見た目だけでなく触感や機能も重視して我が家に最適な床材を選ぶことが大切なのです。
■床選びに欠かせない3つの要素 満足するリノベーションの秘訣は、床材選びにこだわるところにあります。快適を生み出す床材選びに欠かせない3つの原則があります。 1、表面の質感 室内で靴をはかない日本人にとって素肌に触れる機会が多い部位ですから、サラサラ心地よい床であれば、毎日を気持ちよく過ごせます。また、転んでケガをしないよう、滑りにくいことも大切です。 2、手入れのしやすさ 床は傷が付きやすく、汚れが目に付きやすい場所です。材質により掃除のしやすさが異なりますので、水まわりや汚れやすい部屋は、掃除がしやすい床材を選びましょう。 3、インテリア性 床の色味による空間の広がりや温かみ、ヴィンテージ感など、雰囲気の違いは如実に表れます。同じ木材を選んでも塗装の種類による違いがあり、間取りやインテリアとの組み合わせを考えていくと一番の悩みどころになるかもしれません。 人気の素材 床材の種類は多く、人気の高いものやマニアックなものなど様々です。人気のあるものといえば、「無垢フローリング」「タイル」「天然石」です。 「無垢フローリング」 無垢の床板は、温もりのある質感と適度な柔らかさがあり、素足の生活をしたい人に人気です。特に柔らかい針葉樹系のフローリング材は素肌にも気持ちよく、四季を通じて快適に過ごすことができます。 「タイル」 タイル張りの床は、モップでガンガン水拭きできるのが最大の魅力です。水や傷にも強く、非常に高耐久な床を作ることができますので、水まわりやペット用にも向いている床材です。 「天然石」 高級感がある床と言えば何といっても天然石、特に大理石の床材の輝きは他を寄せ付けないほどの存在感があります。大理石複合パネルと呼ばれるリフォーム用の大理石床材があるので、貼り替えは案外簡単です。 ■部屋ごとに分けてもOK!「自分好み」していくことが大切 貼り替えは、業者さんにお願いするもよし、ちょっと大変だけれどDIYで挑戦してみるもよし。 また、全ての部屋を同じ床材にする必要はありません。ポイントで張り分けるなどの工夫で、適材適所の床材選びを心がけてみて下さい。 毎日触れる床だからこそ、自分の暮らしに合った素材を選び、毎日の暮らしをより快適にしましょう。 |