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2016-12-17 18:31:57
洗面所の狭い・不便を解消するポイント
朝、起きてから顔を洗う場所としての洗面所、寝る前の歯磨きの洗面所など、その用途は多岐にわたり、生活に欠かせない場所になっています。毎日使う場所だからこそ、日々の暮らしが便利で快適になる洗面所の工夫をご紹介します。
■メイクの出来を左右する!照明と鏡の位置 洗面所は暮らしの中で様々な機能を担っていますが、女性にとっては、メイクをする場所として家の中でも特に重要な場所の一つと言えるかもしれません。 まんべんなく顔を照らすことで、むらなく美しくメイクすることができます。メイクが美しく仕上がるよう、照明計画にも注目してみましょう。理想は自然光がたっぷり入るようなプランにすることですが、壁面は鏡や収納でいっぱいで、窓を大きくするのは難しいと言う家も多いことでしょう。 そんな時は、壁の高い位置、ミラーキャビネットの上部に取り付ける天窓などを付ければ、北側の洗面所もとても明るくなります。 窓が無い洗面所の場合は、顔を明るく照らす照明器具が付いたミラーキャビネットや、手元まで鏡が飛び出すタイプを選んでリフォームすれば、メイクがしやすくなります。 ■快適さを意識 浴室の隣にある洗面所では、服を脱いで裸になったり、濡れた身体を拭いたりします。当然湿気が多く、また北側にある洗面所では冬は震えるほど寒くなってしまうこともあります。 そこで有効なのが窓の断熱です。2枚ガラスに交換する、あるいは内窓を取り付けて窓の断熱性能を上げるなどして寒さ対策をしておきましょう。 また高齢者がいる家庭では、脱衣室を暖かくしておくことで、ヒートショック現象(身体を急激な温度差による血圧や脈拍の大きな変化)を起こすのを防ぐことができます。 ■カビや腐食対策も 洗面所は湿気が多いので、床は腐りやすく、壁や天井はカビが生えやすい状況にあります。築20年程度の家では、床面だけでなく、大引き(おおびき)や土台といった床組まで腐食している場合も少なくありません。 そこで洗面所は、タイルやクッションフロアなど水に強い床材を選びましょう。また壁は調湿機能を持った珪藻土や漆喰などの塗り壁材や、乾きやすい機能性タイルなど、湿気に強い素材を選ぶととても快適になります。 機能性だけでなく、デザイン性にも優れた素材があります。さまざまなものを見比べて決めると良いでしょう。 |