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2016-11-16 10:38:20
最近は特にリノベーションありきで中古物件を購入する人が多いですね。
中古物件は新築に比べて価格が安く、費用をおさえられるぶん、リノベーションへ費用をまわして自分好みの部屋を作ることが可能です。 ただし中古物件と一口で言っても、築年数や仕様はさまざま。 そこで今回は、中古物件の購入で見極めたいポイント4選をご紹介します。 ■その1:立地条件 気に入った物件を見つけた時、嬉しくなってすぐに契約したくなりますよね。しかし自分の生活スタイルと周辺の環境は合っているでしょうか。自分の生活環境と周辺の環境が合っていない立地では、ゆくゆくは後悔してしまうことも。勤務地への通勤時間やスーパーや病院など、生活に必要な施設が近くにあるのか、自分のライフスタイルと重ね合わせてチェックすることが大切です。 ■その2:マンションの管理能力 共用部分にも見極めたいポイントがあります。それは外壁にひび割れや、バルコニーの亀裂。これらの劣化は外観が悪くなるばかりではなく、ひび割れやタイルの浮きから空気や雨が入ることで建物全体の劣化へ繋がります。定期的な検査が入っていれば、こうした劣化は修復されているはずです。他にも、エントランスや駐車場、ゴミ出しの場所などの清掃が行き届いていれば、管理能力の高い優良なマンションといえるでしょう。 ■その3:室内でのチェックポイント 専有部分については、「リノベーションできない部分」を重点的にチェックしましょう。日中の日当たりはどの程度か、床の傾きやきしみがないか、窓や玄関ドアの開閉がスムーズか、換気設備はしっかりしているかなど。さらに大切なのは水回りです。赤水が出ていないか、排水の詰まりはないかをしっかり確認しましょう。また、シャワーの水圧なども大切なチェックポイント。もしライフラインが止められている状態の物件であれば、付帯設備表や物件状況確認書で確認を。もし、実際の物件がこれらの書類と相違があれば、売主に対して保証等の対応を求めることが原則として可能です。 ■その4:見えない部分は書類で確認を マンションの外観だけでなく、目では見えない部分へのチェックも大切です。主なチェックポイントは、耐震性や防犯性などです。耐震性については戸建てと違い、独断で耐震補強工事をすることは難しいので、自分の納得する耐震性であることを確認しましょう。防犯性については、周囲の治安環境はもちろん、マンション自体の防犯能力がどの程度なのかを把握しておきましょう。 さらにシックハウス対策も重要です。2003年に建築基準法が改正され、シックハウスの原因となる化学物質を使用しないことが義務付けられています。それより古い物件には適用されていない場合が多いので、気になる人は2003年以降の物件を探すほうがいいかもしれません。 新築物件と比べると、中古物件は確認しなければならない項目がたくさんあります。不安な人は建築士に中古マンションの建物調査を依頼するのもいいでしょう。購入には慎重に慎重を重ねて、自分の「これだ!」という物件を探してくださいね。
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