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2016-11-23 10:41:13
過密人口の都心では、広い部屋を探すのも大変ですよね。
しかし「狭い暮らし」がきっかけで、部屋を立体的に考える風潮がどんどん浸透しています。
希望する広さが無くても、空間を上手に使うことで、暮らしやすさを手に入れることは十分可能です。
そこで今回は立体的なインテリアのひとつとして「バー(棒)」の設置をご紹介します。



■洗濯物の室内干しとして
マンションによっては「景観を損ねる」として、バルコニーに洗濯物を干すことができない物件もありますよね。室内干しとなれば専用の洗濯干しが必要となりますが、だいたいは床に設置するものがほとんど。これでは洗濯物が乾くまで場所を取られてしまい、邪魔になります。そこで壁に設置するバーはいかがでしょうか。片付ける必要もなく、見た目もシンプルなので、インテリアの邪魔にもなりません。また、日常のコートハンガーとしても使えてとても便利です。

■天井の低さを逆手にとったアイデア
マンションは戸建てと比べると、どうしても天井が低くなってしまいます。しかし、この天井の低さを逆手に取ったバーの使い方も。例えばキッチンでは調理器具を下げて「見せるインテリア」としても使えますし、私室ではハンガーに吊るした洋服を掛けておけば、場所を取らないクローゼットを作ることもできます。リビングでは最近流行しているグリーンを吊るすのもいいですね。

■部屋の仕切りとしても
「物を吊るす」こと以外にも、カーテンなどを掛ければあっという間に部屋に仕切りが生まれます。ワンルームなどでリビングと寝室が同じ空間にある時には、こうした仕切りを作ることで、人目にさらしたくない場所を簡単に隠すこともできます。パーテーションよりも手軽ですから、必要がなくなった時にはカーテンを外すだけでOK。カーテンの色でインテリアにもインパクトを出しても楽しいですね。

マンションは限られた面積の中で、いかに心地よく過ごせるかが大きな課題です。今回紹介したバーはあくまで参考例。もし「なんだか住みづらいな」と感じた時には、生活流動線がスムーズでないことが原因かもしれません。普段どれだけ床に物を置いているのかを把握して、できるだけ空間を利用するように考えてみると、より住みやすくなると思います。

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