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2016-12-13 18:30:45
家を建てる時、土地が狭かったり予算が限られていて、注文住宅は無理と思い込み、間取りや設備がほぼ決まっているために値ごろ感のある、規格住宅にしようと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし小さな家には大きな家には決して真似できない魅力とのメリットがあるのです。 ■小さいゆえのメリット! まずなによりも、建築費の抑制が挙げられるでしょう。毎年かかる固定資産税も少なくてすみますし、建築費用が少なくてすめば、住宅ローンの負担も軽くすることができるので、生活のレベルを落とす必要もありません。 それに、築年数が経ったときに必要なメンテナンスの費用が少なくてすむということもあります。 例えば、外壁の再塗装の費用にしても、家が小さければ外壁の面積も小さくなりますから、費用は安く、工事も短期間ですむでしょう。また、家が小さければ、それだけ目が行き届きやすいので、補修個所や不具合の発見にもつながることもあり、その点もメリットと言えるでしょう。 ■適度に隠すことと十分な収納を 小さな家であれば、狭いことを逆手にとって、「スマートな暮らし」を身につけるチャンスでもあります。 一例としてキッチンを「スマート」に魅せる方法をご紹介。生活感が出やすいシンクやコンロなどのキッチン設備機器は、リビング・ダイニングから見えないように、隠してしまうのがおすすめです。隠した方がすっきりと見えるため、空間を面積以上に広く感じることができる上に、調理中に突然の来客があっても慌てずにすみます。 また、スマートな暮らしに欠かせないのが収納の工夫。食器やカトラリーを片付けるカップボードはダイニングに、家事で使う細々としたものはユーティリティへ、と適した場所に適した収納スペースを設けると良いでしょう。 ■プロから学ぶ広く見せる&広く使うワザ 新築やリノベーションの際、プロは狭い空間を広く見せる設計・デザインをします。そんなプロのワザを学んで、自分の家にも活かしてみるのも一つの手ですね。 1、視線が奥まで届くように 天窓から光が入る開放的な空間や、下から最上階のロフトまで貫く螺旋階段を設けるなど、視界を遮ることなく空間がつながることで広く見せることができます。 2、壁と天井の素材や色を統一する 例えば白なら白、暖色系なら暖色系、と色味をある程度揃えることで、メリハリのある空間を演出できます。 簡単に言えば「開放感」と「一体感」を出すことで、広く感じさせることができるのです。 狭いとデメリットばかりが目についてしまいがちですが、実は、小さい家には小さい家のメリットも存在します。家は建てて終わりではなく、長く住むことが重要ですので、様々な工夫を凝らして心地よい生活を手にいれましょう。
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