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2016-03-04 14:02:12
手頃な価格で理想の住まいを手に入れられると人気が高まるリノベーションですが、それなりに費用がかかることですので、終わってから失敗したということがないようにしたいものです。今回は戸建のリノベーションをする際に注意したいことをご紹介します。


◆ 理想の住まいと目的を考える
新しい土地を買って新築する場合に比べ、理想の立地を見つけやすいのが中古物件探し。住みたい場所にすでに建物が建っていたら、リノベーションで理想の住まいに変身させるのが賢い選択かもしれません。
住まい探しで一番重要なのは、家を持つ目的です。結婚や出産、同居などで家族が増える場合は、これから先10年20年の家族の姿も想像してみましょう。今欲しい間取りと10年後に必要だと思われる間取りを想像することで、どんなプランが良いのか見えてきます。自分たちの暮らし方をしっかり家族でシミュレーションすることが大切です。

◆ リノベーション可能な物件かどうか
目的がしっかり見えたら、どんなプランが良いか専門家と相談していく段階です。リノベーションでは完成した時と同じくらい楽しさが味わえる時期でもあります。まず、考えたいのは、見つけた中古物件がリノベーション可能な物件かどうかが重要です。
前回お伝えした「戸建の種類」から、構造上どんな建物で、リノベーションする上での制限があるかないかを考えておきたいものです。ライフスタイルに合わせた間取り変更などが可能かどうかをじっくり検討しましょう。

◆ 屋根、屋外、外構などにも注意
とかく、住みやすさなど屋内に重点をおきがちですが、屋外設備の確認も事前にしておきましょう。給排水管の劣化がないか、あるいは配管等がどういった手順で敷地内に引き込まれているか確認しておく必要があります。
屋根は水漏れがないかチェックしましょう。もちろん、素人では判断しにくいので専門家にまかせることにはなりますが、せっかのリノベーションですから、しっかりとした防水をほどこしておくのが安心ですね。同様に外壁にも経年劣化によるひび割れなどがないか確認して、もしある場合はどのような対処が必要か確認しておきましよう。
塀や外構工事にも注意が必要です。隣地との境界についてもこの時点でしっかりと確認しておくとのちのトラブルに発展しないでしょう。


様々な注意をしながら進めるのは面倒ですが、ここは10年後20年後も快適に住むためにしっかりと取り組んで損なしです。また、リノベーションの場合は、大掛かりな工事をする場合もあります。工事が始まる前に、近隣にお住いの方へ気配りをしておきましょう。早朝、深夜はもちろん日曜祝日などの工事も大きな音が出るものは控えるなど、業者と相談しておくのもオススメです。

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