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2017-01-10 16:34:32
掃除がラクになる設備と言えば、前回ご紹介した、自動洗浄便器や浴槽などがありますが、今回ご紹介するのは、壁や床、サッシなどの掃除がラクにできる建材です。リノベーションの際にこういった建材を導入すれば、毎日のお掃除がグッと簡単になります。
■掃除が要らない「キッチン壁」 まずはキッチンの壁です。掃除がラクなキッチン壁と言えば、光触媒機能が付加されたキッチンパネルなどがあります。表面はツルツルピカピカ、さっとひと拭きで汚れが落ちるキッチン壁です。 でももっと掃除が苦手、ズボラな方に向いているのは、掃除をしなくていいキッチン壁です。実は、表面はつるつるの掃除がしやすいパネルは、マメにふき取りをする人向けの建材で、ズボラな人向けにお勧めなのは、掃除をしなくても大丈夫、汚れても目立たない、むしろ汚れが味わいになるような壁材です。 例えばキッチンの壁に、ざらざらしたレンガや自然石を張るリフォームをすれば、サッと拭き取ることはできませんが、油汚れが目立たないので、放置していても気になりません。いっそのこと掃除をしないという選択もありですね。 ■ワックス不要でキズにも強い「フローリング」 フローリングの床を長く美しく保つためには定期的にワックスを掛けておく必要があります。新しいうちはキレイですから大丈夫だろうと放置しておくと、5年くらいを過ぎた頃からヒビ割れや、くすみが目立つようになることもあります。ワックス掛けは、簡易タイプならマメに掛ける必要があったり、長持ちタイプの場合は拭き取りや次に掛ける前に剥離が必要だったりと、腰痛の元になるほどの重労働です。 そこでオススメなのが、ワックスを掛ける必要が無い表面加工を施したフローリングです。完全に掃除ゼロというわけにはいきませんが、意外と面倒なワックス掛けからは解放されます。また漂白剤も使えるので、除菌も手軽で清潔感を保ちやすいという特徴もあります。 ■「サッシ」は溝の掃除のしやすさもチェック 毎日掃除をする場所ではありませんが、掃除が面倒なものの筆頭に上がるのがサッシの溝です。人によっては、見なかったことにしたい場所ナンバーワンと言えるかもしれません。サッシの溝は、水返しの機能を持たせるために段差があり、それが掃除の手間を倍増させています。 そこで生まれたのが、段差をなくしたフラットな形状のサッシです。従来のようなレールがないサッシで、戸車の溝が無い分、ごみがたまりにくく、掃除がラクになっています。 後から簡単に取り替えたり導入したりできない建材などは、リノベーションの際によく調べて取り入れたいものです。様々な技術や性能が日々進化しているので、最新の情報もチェックしながら、自分の生活に必要なものを取り入れていきましょう。
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