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2017-02-03 13:41:22
洋室も良いけれど、やっぱり畳は落ちつくという方も多いのではないでしょうか。足をのばしてくつろいだり、布団を敷いて寝たりと様々な使い方が出来る畳は、日本人の生活には根強い人気です。畳があれば、家での過ごし方がより広がるではないのでしょうか。畳のある暮らしを自宅で取り入れる場合の部屋の作り方や、その際の注意点について考えてみましょう。
■畳のある暮らしのメリット 1.赤ちゃんと過ごしやすい空間 生後間もない赤ちゃんはとても小さくて か弱く、ちょっとした衝撃にも注意したいものです。その点、畳にはクッション性があるため、畳の上に布団を敷いて寝室として利用すれば衝撃の心配もなく、またベッドから落下する等の危険がなく、安心して寝かせることが出来ます。さらに、畳には段差がないため、少し動くようになった赤ちゃんを安心して遊ばせることが出来ます。 2. 畳ならではの高い吸音性・防音性 高い吸音性・防音性の理由は、畳の内部に重なってできている空気の層にあります。畳はイ草を何層にも編み込んで作られています。そのためスポンジのような形状になっており、大量の空気を含有できます。この空気の層により音が伝わりにくくなるのです。例えばマンション住まいの場合、畳が足音を吸音してくれるため下階への音漏れ防止対策となります。 ■最新の畳事情。 現在のライフスタイルの変化に合わせて畳も変化しています。様々な最新の畳を紹介します。 1.子どもも安心、ダニ除け畳 子どもがいる家庭では、カビやダニの発生が心配です。現在はカビやダニの発生しないよう加工された畳も出ています。低ホルムアルデヒド処方のため、子どもやアレルギー体質の方も安心です。 2.冬でも暖かい、床暖房用畳 フローリングに床暖房があるのと同じく、床暖房用の畳もあります。床暖房で和室を暖かく保つことが出来ます。 3.様々なカラー畳 畳というとイ草の緑色を想像しますが、現在は白や黒、ベージュなどの様々な色の畳があります。お部屋のインテリアの雰囲気に合わせて好きな色の畳を選ぶことが出来ます。 ■畳を自宅で取り入れる場合の作り方や注意点 費用を抑えたい場合は、フローリングの上に畳を敷き詰めるだけで、畳を暮らしの中に取り入れることが出来ます。また畳は部屋の形に応じてカット出来ますので、比較的簡単に行えます。もしくは、1室を和室にしてしまうのも良いでしょう。その際は和室と他の部屋との統一感と床の高さに注意するようにしましょう。一般的に畳の厚さが5~6cmなのに対して、フローリングは1.2~1.5cmであり、約4.5cmの差があります。1室を和室へと変更する場合、床の高さの調整を行わないと段差が出来てしまいますので、リノベーションの際にその段差を調整するのおすすめです。
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