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2017-02-17 13:50:40
鼻づまりや目のかゆみなどで勉強や仕事、家事にまで影響しかねないのが花粉症。自分は平気でも、家族に花粉症の人がいたら、なんとかしてあげたくなりますね。お医者さんに相談されるのがイチバンですが、今回は住まいの工夫で花粉症を抑える方法をご紹介します。
■換気 昨今の住宅の高気密・高断熱化に伴い、シックハウス症候群の予防と室内の空気環境を計画的に整えること等の観点から、2003年建築基準法の改正により、新築住宅は換気システムの設置が義務化されました。これ以降に竣工したマンションにはほぼ設置されていますが、古いマンションには設置されていないことも多くあります。 計画的に空気を常に入れ替えてくれるため、花粉症予防の際にまず検討したいアイテムです。給気ファンに高性能のフィルターを内蔵したものでは、外からの空気を給気する際に花粉やその他の粉塵を100%近くカットしてくれます。 花粉だけでなく、ハウスダストによるアレルギーやシックハウス症候群の防止にも効果があるため、花粉症の家族がいない家であっても導入をオススメします。 ■洗濯物 花粉の季節で困るのが洗濯物です。外に干すときに花粉でくしゃみが出て大変、洗濯物に付着した花粉が室内に持ち込まれることになります。できれば洗濯物は室内干ししたいもの。収納式の物干し竿が室内にあれば、そんな悩みも解決します。普段は天井や壁に竿が隠れていて、使うときだけ取り出せる。これなら、インテリアを台無しにすることもありません。 他にも、浴室換気暖房乾燥機を設置してお風呂場へ干す、というのもオススメです。ハウスメーカーの住宅商品では標準仕様となっている場合もみられますし、分譲住宅でも設置されているケースが多くみられます。洗濯をする時間が限られていたり、家族構成によっては便利なものでしょう。最近は、乾燥機能だけでなく多機能化も進んでいるので、必要な機能は何か、優先順位を明確にして選ぶようにしましょう。 ■空気清浄機 外出時に衣服や体に付いた花粉を、室内に持ち込むことがあります。住まいの工夫だけでは、完全に防げないのが花粉。入り込んだ花粉を抑える工夫も、必要です。ひとつの方法として、アレル物質を抑制する加工がされた床材があります。花粉だけでなくダニの死がいなどのアレル物質にも有効なので、乳幼児がいる家庭にもおすすめです。花粉を抑制する機能がある空気清浄機なども、有効です。
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