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2017-01-24 16:39:23
真冬の寒さと真夏の暑さ。四季の美しさと同時に寒暖差も激しい日本。多くのご家庭で「エアコン」が活躍していることでしょう。しかし、気になるのはそのコストです。少しでも効率的に使うコツを押さえておきたいところです。そこで今回は部屋を効率よく暖めるための暖房計画についてです。
■空気の流れを作る エアコンを効率的に使うことと、部屋を効率的に暖めることはほぼイコール。効率的に暖めるための1つのポイントが空気清浄機や、空気の流れをつくるサーキュレーターの置き場所です。 冬場は、温かい空気が上に行きやすいので、足元が冷えがちです。一般的なエアコンは自動で運転させると、基本的には羽が下向きになるはずです。まんべんなく暖めようと羽をスイングさせると風を肌にあてることになり、肌寒く感じたり乾燥してしまうこともあります。そこで、空気清浄機やサーキュレーターをエアコンが取り付けられている壁の反対側に置くことで部屋の空気の循環が良くなり、部屋全体を温度ムラなく効率的に暖められます ■暖まりやすい部屋にする エアコンの温度を上げても、部屋が暖まりにくいと感じることがあります。それは室内で暖められた空気が冷やされたり、逃げて行ったりすることが原因です。 日中、カーテンを開けたままにしていると、外から差し込む太陽の熱で部屋が暖められます。しかし、夕暮れ時になると冷たい外気によって急速に窓ガラスが冷やされ、室内で暖められた空気の熱を奪ってしまいます。この時期、日が暮れ始めたらすぐにカーテンを閉めて、熱を逃がさないようにしましょう。カーテンが厚手だとより効果的です。 また、細かい隙間を無くすというのも大切です。市販されている隙間テープを窓や扉の開口部に貼って、隙間からしのびこんでくる冷気をシャットアウトしましょう。 ■ペアガラスやカーテンボックスも効果抜群 ガラスをペアガラスにする。あるいは、二重サッシにするといった工事もかなり効果があります。エアコン一台で、夏の冷房、冬の暖房をまかなうなら、こうした全体の熱効率を考えておくと、光熱費もぐんと節約できます。 窓際からの空気を視遮断するなら、カーテンボックスの設置も効果的。カーテンボックスは、カーテンレールの周りに囲いを作り、窓とカーテンの間の空気を室内に入れないようにするものです。特に夏場の暑い空気が入ってこないようにするのに効果的。エアコン効率もよくなります。 外付けもできますが、おすすめは、天井埋め込み型のカーテンボックス。なんと言っても見栄えが良いです。すっきりとしてしかも、天井が高く見える効果もあります。 エアコンの冷暖房も、効果的に使うために、様々な工夫ができます。後付け工事ができるものやDIY程度でできる工夫もありますが、なんといってもリノベーション工事でしっかり冷気や熱風を遮断する工夫をしたいものです。そのためには、きっちり計画しておくことが大切です。
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