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2017-02-24 13:51:59
ベッドサイズによって、部屋の寸法は大きく違います。手持ちのベッドを置く、あるいは新しく買って設置する場合でも、どんな寝室にしたいかを思い描くことから、ベッドと寝室のサイズを決めることが大切です。
■理想的な配置と間取り 寝室をゆったりとした空間として演出するには、8畳程度はほしいところです。ただし、心地よい空間は単純な広さだけでなく、ドアや窓の位置にも影響されます。ベッドをドアなどの開口部に近い配置にすると、外から見られているような気分になり落ち着きません。 同様に、クローゼットなどの家具も開口部のひとつとして考えましょう。クローゼットなどの収納のドアが少しだけ開いていると、誰しも気持ち悪さを感じますよね。こういった意味からも、できるだけ寝室には家具を減らすことをおすすめします。 ■ベッドから考える 主寝室のベッドは、シングルベッド2台にするのか、それともダブルベッドにするのか、どちらを選択するのかによって、間取りに影響が出てきます。そこで、それぞれのメリットとデメリットを見てみましょう。 例えば眠りが浅く、少しの刺激でも目が覚めてしまうという人はシングルベッドで別々に寝るのが良いでしょう。ダブルベッドで夫婦が一緒に寝る場合、相手が寝返りをした時などに動きが伝わって寝にくいという事があるかも知れません。 ダブルベッドにする場合のメリットは、省スペースです。シングルベッド2台だとキングベッドのサイズよりも少し大きめのスペースが必要になります。 良いプランを作るためにも、シングルベッド2台にするのか、それともダブルベッドにするのか、あるいはクィーンベッドにするのか、よく話し合って決めましょう。 ■設計上のポイント 設計上、窓が頭上にくるのはあまり良くありません。冬場、どんなに断熱性能の良い窓であっても、寒さを感じます。頭に冷気が降りてきて、非常に不快になります。また、遮光カーテンを使ったとしても、すぐ頭の上だと、どうしても外の光が気になるでしょう。特に、夏場は早朝から明るいので、早く目が覚めてしまい、寝不足になるかも知れません。 窓下にしかベッドを置けないといった場合は、厚手のカーテンを使用するなど、できるだけ外気を遮断する工夫が必要です。同様の理由で、頭をドアのほうへ向けるのもおすすめできません。 ともかく、まずはベッドのレイアウトを決めて、窓が適切な位置に来るように配置する事が重要です。
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