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2017-04-12 10:12:25
ゆらゆらと揺れる卵型のチェアーに座ってその揺れに身をまかせると、なんとも言えない心地よさ。まるで南国のビーチにいるような、まったりとした時間を過ごせそうです。自立型もありますが、天井から吊るしたハンギングチェアで、リビングや寝室をリゾート気分にしてみませんか。
■ハンギングチェアとは ハンギングチェアはヨーロッパが植民地としていた南国で、その土地の富豪層が住んでいる豪邸で使われていたものです。その頃のハンギングチェアの素材は籐製が多く、通気性がよく風を通し、見た目もとても涼し気でした。暑い南の島にはぴったりで、ゴージャスな雰囲気と、リラックスできる椅子として人気がありました。 その風習をそのまま残し、リゾート地などで使われていたエキゾチックな椅子は欧米でも評判を呼び、ホテルやガーデンなどで使われるようになりました。籐製であったハンギングチェアは現代で使いやすいように、また、自宅でも楽しめるように変化していきました。 ■設置と種類 ハンギングチェアの設置についてご紹介しましょう。 スタンド式のハンギングチェア。付属しているフレームから椅子を吊るすタイプが主流で、自宅の室内、またはガーデンなどで気軽に設置できるので人気を集めています。しかし、何と言っても室内で天井から吊るすタイプが一番優雅です。映画のワンシーンに出てくるようなビジュアルでとても魅力的ですが、天井に太い梁などが必要とされます。ですから、リノベーションの際には、ハンギングチェアを吊るす位置を十分検討して太い梁など補強しておきましょう。さらに、ハンギングチェアにもさまざまな種類があります。まず大きく分かれるのが、椅子型とハンモック型です。ハンモック型は座る部分にハンモックを利用したもの。カジュアルな雰囲気がいっぱい、大人の遊び心をくすぐるテイストで大人気の製品です。もうひとつが椅子型。 クラシカルな南国のイメージを模したものから近未来を思わせるタイプまでさまざま。どのようなリラックス時間を過ごすのか、イメージしながら選ぶと良いでしょう。 ■注意点 とても魅力的なハンギングチェアですが、注意しなければならい点があります。まず耐荷重量。スタンド式のハンギングチェアは支えることのできる重さが決まっています。支えきれずに壊してしまった、なんてことのないように、こちらは購入する前に必ず確認しましょう。 また、ブランコを思わせるハンギングチェアはお子様にも大人気。ひとり用のハンギングチェアにたくさんのお子様が飛び乗ったりしないよう、注意が必要です。 どのようなシチュエーションで使いたいのがイメージして、正しい使い方ができるよう種類選びや工事などを進めていきましょう。
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