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2017-04-19 10:13:42
いつでも好きなバイクを眺められる、あるいは整備できるそんなガレージ付きの家はバイク好きなら一度は憧れます。盗難やいたずら防止にもなるのも魅力の一つ。しかし、物件の広さや構造によってはガレージハウスに向き不向きがあります。どんな条件ならガレージハウスの夢が叶うか、考えてみましょう。




■ガレージは便利な空間
やはり車やバイクが好きな方にとっては、自宅に雨風をしのぐことができる専用のガレージがあるというのは嬉しいことでしょう。特に、メンテナンスもできるだけのスペースのあるガレージだと、部屋にいるよりも、ガレージにいるほうが長くなってしまうかもしれませんね。実際、ガレージを広く作ったうえで、家具なども持ち込んで隠れ部屋として活用されているという方も多いようです。
また、駐車場代がとても高いエリアでは、その金額分で車を楽しめる家を予算内で建てられるかもしれません。雨の日のお子さまの遊び場や、時にはバーベキューなど他の楽しみ方への流用も。ごみ分別の種類が多い自治体に住んでいる場合、それらの仮置き場にもなります。庭に置いておくと物騒な大きな道具などもしまっておけるなどメリットもたくさんあります。


■注意したい点は
敷地をそう広く取ることができない場合は、家の前の道路がある程度広くないと建築は難しくなります。道路に対して車を直角に入れるのであれば、道路の幅は6メートルほど必要と言われます。また、交通量の多い道路に面していれば、車の出し入れそのものが難しいかもしれません。特に朝晩の通勤ラッシュの影響を受ける道路に面していればバックで入庫することは困難かもしれません。運転技術も求められることでしょう。
1階部分に開口部を大きく取ることが必要なので、2階建て・3階建てにする場合、それに適した強固な建て方を選ばなくてはなりません。家に最も近い場所でエンジンをかけることになりますので、多少の騒音は我慢。冬場の暖機運転など長時間エンジンをかけることが想定される場合、換気の計画を充分に立てないとなりません。車やバイクのメンテナンスを行う場合、照明とコンセントをしっかりと準備したいところです。入庫の際に失敗して入り口にぶつけてしまえば、家にもダメージを与えることになるかもしれません。このような注意点を考慮してリノベーション計画を立てましょう。


■予算や敷地など
今は、木造でも強度を持たせた建て方が可能となってきていますし、1階部分だけコンクリート、2階・3階を木造と組み合わせての建築も可能です。最も大事なのが土地の条件です。前の道幅により使い勝手が左右されますし、狭い土地に3階建てを建てようとしても、難しいこともあります。1階のほとんどをガレージに取られてしまい、実際の生活のエリアが2階・3階になってしまうと、不便さを感じてしまうこともあり得ます。このバランスを、充分に検討する必要がありそうです。
それでも、ガレージを作ることの魅力もたくさんあるので、どんな暮らし方をしたいかを思い描きながら、憧れを現実にしていきましょう。

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