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2016-01-28 14:02:45
◆ 共有部分と専有部分
 中古マンション購入の際は、マンション住民との共有部分と各住戸の専有部分の規定があるので必ず確認が必要です。マンションは室内のリノベーションを計画する際に水回り設備を大きく動かしたりもしますが、移動や増設が難しいケースもあります。そこで事前にしっかりと確認することが求められます。基本的に窓の位置も変更は難しいです。窓はコストをかけてでも移動したいと後で言われても、マンション全体を支えている躯体の強度に影響してきますので、ほとんどの場合が禁止事項になっています。マンションの管理規約を確認することと、早めにリノベーション業者との現場立ち合いをおこない、より具体的な計画とイメージを伝えてから購入を検討しましょう。

◆ 管理が行き届いているか
 中古マンションのもう一つのポイントとして、既に築年数がたっている物ほど価格が安いものですが、だからこそしっかりとした管理がされているかを見極めなければなりません。マンションを見学する際にはエントランスやごみ収集エリアが綺麗にされているか、集客ポストや共有部分に破損しているところがそのままにされていないかなど。わかるならマンションの近隣に住んでいる方の状況も知りたいところです。リノベーションの工事で騒音を必要とした工事があるなら、始めから管理者にはその旨を伝えて近隣住民への配慮も考慮する必要があるからです。

◆ 耐震診断
 中古物件を探す際に、古いものの良さを引き立てる古民家を理想と話す人が増えてきていますが、本当に古いだけが取り柄の物件は要注意です。1981年新耐震基準が設けられてからは基準に達していなければ地震等の際は命の危険に関わってきますし、物件の価値もほぼありません。物件探しの際は築年数に関わらずしっかり耐震基準に達しているか耐震診断することをお勧めします。
 
リノベーションは古いものを排除して新しいものに囲まれる暮らしというだけでなく、古き良き物に磨きをかけ共存していく物への感謝できる暮らしとも言えます。そして日頃の生活の営みにぬくもりを感じ自分らしさを演出することができるのがリノベーションの醍醐味です。自分の理想に近づけられる快適な暮らしができるリノベーション向き物件を探しましょう。

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2016-01-26 14:04:16
◆ DIYで参加するリノベーションとは
 DIY(でぃーあいわい)とは、Do It Yourselfの略で、直訳すれば「自分でやろう」。つまり、日本でいうところの「日曜大工」のことです。
 近年では、大型ホームセンターなどの進出により素人でも簡単にプロ並みの道具を購入することができるようになり、業者に依頼するより安くすむことから、DIYにトライする人も増えてきました。
 その良さは、安くすむだけでなく、自分で作る・自分でやることで、家などにより愛着がわくということです。
 リノベーションの場合では、大掛かりな部分は専門業者に依頼し、自分たちができる部分は自分たちでDIYするというスタイルもありです。
 その場合は、業者に依頼する部分と自分たちでやる部分を最初から明確にしておくことが大切です。

◆ セルフリノベーションのメリット
 一番大きなメリットは、やはり全体的に安くすむことです。しかし、それ以外のメリットもあります。自分でやるということは、材料等の購入から技術的なことまで、DIYする部分のことだけでも知識が必要となります。知識や技術が向上すれば、その後の修繕も自分でできるようになりますので、将来的にも有利ですね。
 そして、何よりも、自分の手で作ったものには達成感があります。一度その達成感を味わうと、どんどんやりたくなるという人が多いのもうなづけます。


◆ セルフリノベーションのデメリット
 一番のデメリットは、「大変さ」。楽しさもありますが、やはりそこは素人、特に初心者であればあるほどわからないことにぶつかるたびに気分も萎えるでしよう。また仕上がりがどうしてもプロのようなわけにはいきませんから、納得できないという場合もあるでしょう。
 例えば、壁のペンキを塗るというDIYをするとしても、ただ楽しく塗れば良いというものではありません。塗りムラも「味」と思えば良い。と、そんなに単純でもありません。実は、塗る部分の下地を整えるところから、関係のない部分につかないようマスキングしてカバーする、何度塗るなど細かな作業や地道な作業が案外多かったりもします。ですから、挫折してしまう人がいるのも事実です。
 もちろん、大変な分達成感があるわけですが、大変な面がどんな面か事前に知っておくことも大切です。

セルフリノベーションのメリットとデメリットをよく知り、どこを業者に依頼し、どの部分を自分たちでやるのか、初めから明確にしてトライしてみましょう。初心者であれば、大きなものではなく、小さな部分のDIYからトライするのがおすすめです。

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2016-01-25 14:03:56
◆ チャンスはいつ?
 今、住んでいるお家は充実していますか?長い間お住まいになられていると何かと不便があったり、経年劣化で故障や破損があったりするのも上手に工夫をして住むことを楽しんでいるかもしれませんね。そんな箇所がちょっと便利に、ちょっとおしゃれなインテリアになったら楽しいかもしれないと気づいたら、リノベーションのチャンスです。
 リノベーションは生活の質をよくすることも重要ですが、一番の目的は「幸せを感じる住まい」にすることです。

◆ 日々の暮らしを振り返る
 何からはじめるのが良いでしょうか。今の住宅を充実させるか、新たな物件探しを始めるかも、その人のライフスタイルで変わるものです。リノベーション会社を探すよりも先に、まずは自分の人生を充実させるために日々の暮らしを振り返ってみたらどうでしょう。
 大きな窓から趣味のガーデニングを楽しむ庭が見たい、仲間を集めて我が家で賑やかなホームパーティを開きたい…など、そのイメージを膨らませることが大事。日差しが差し込む大きな窓と広々としたリビングダイニングに快適なキッチンなど、具体的なリノベーションの夢がみえてきます。きっとそこから自分らしいオリジナルの間取りがはっきりします。

◆ 理想と現実のギャップを埋めてくれるのがリノベーション会社
 自分のライフスタイルが具体的に見えてきたら、リノベーション会社にその胸の思いを全部聞いてもらいましょう!きっと理想と現実を上手につなげてくれるはずです。
 どんなに夢があっても現実は厳しいかも…ということもあります。中古物件によくあることですが断熱性能が良くないことが多いので、間取りを優先しすぎて住み始めたら冬は寒くて暖房費がかさむことになる、夏は逆に照り返しがきつくてエアコン代がばかにならないなどといったケースもあります。専門知識を持ったリノベーション会社だからこそ知っている快適な住まいについても教えていただきながら、自分の新しい住まい方が快適になるようにしたいですね。

快適な間取りとは、今後の長い年月を自分らしい家具や物に囲まれて充実した状態で暮らすことです。そこに必要なものはきっと「好きな物がある」ことから始まります。
リノベーションは好きな物をアピールするためにする改修工事。貴方の「好き」アピールが上手にされていることで、リノベーションが成功します。そんな間取りやインテリアを雑誌等でちょっと覗いてみてください。他の人の「好き」アピールの仕方もさまざまです。まずは、雑誌を見て勉強から。とってもいい刺激になると思いますよ。

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2016-01-21 14:03:36
◆ リノベーションでできること
 リノベーションをするということは、自分のライフスタイルに合った住まい方をすることが目的になります。ライフスタイルに合わせたリノベーションとは、使い勝手の良さやデザインの好みが主なものになりますね。
 一番大きなリノベーションは、間取りの変更。二間続きの和室は現代のライフスタイルには必要ないケースが多く、LDKに変えるというようなものが多くなります。
 他には、風呂やトイレなどの設備を新しくしたり、バリアフリー、床暖房といった設備の工事です。ただし、マンションの場合は建物の構造や管理規約などによって水回りの移動ができる場合とできない場合がありますので注意が必要です。
 あとは、デザイン面で言えば、壁紙の張り替えや室内建具の変更なども可能。利便性の面ではコンセントを増やす、照明を変えるなどもあります。


◆ リノベーションでできないこと
 リノベーションでできないことというのもあります。特にマンションの場合は注意が必要です。主に「共用部分」にあたる箇所のリノベーションはできないことが多いので、どこが共用部分にあたるのか知っておく必要があります。
バルコニーなどがそれにあたり、意外なところでは玄関ドアも共用部分にあたるので取り替えできないマンションが多いということも覚えておくと良いでしょう。
 また「再建築不可物件」というものもあります。これは、一度取り壊すと再度建築できない物件のことで、特に一戸建ての場合には大掛かりなリノベーションになるのでで注意が必要です。

リノベーションには、できるものとできないものがありますが、いずれの場合も、事前にきちんとした下調べや手続きをしておくことが大切だということです。
物件探しから、必要な改修工事内容、そして、それが可能かどうかまでトータルで安心して相談できる業者を選ぶところから始めると良いでしょう。

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2016-01-19 14:03:17
◆ コミュニケーション
 リノベーションという作業を最初から最後まで自分でやろうとしている方は少なく、多くは専門のリノベーション業者に依頼されると思います。業者さんに依頼する際、間違っても全てを業者さんの言う通りに…、ということでは後悔が出てくる可能性が大きいものです。ここでしっかりと自分の理想、イメージ、予算、工事期間の要望は伝えて、わからないことはきちんと理解できるように説明を求めましょう。「思っていたのと違う」といったことがないように業者さんとのコミュニケーションは必須条件です。
 図面を見せられてわかった気でいたけれど、完成してみたらイメージと違っていてがっかり…といった失敗談は、業者さんとのコミュニケーション不足が原因のことも多いものです。つまりは、どんな業者さんを選ぶかで失敗回避できるかどうかも左右されます。

◆ 追加工事に注意
 信頼できる業者さんと出会い、工事が始まると完成が待ち遠しくなりますね。そこでイメージに近い部屋が形になるにつれてあとちょっとだけここに棚を付けたい、壁にタイルで模様を作ってみたい、照明を変更したいなんて希望を現場で依頼していたら完成後の請求額にビックリ!ということもよくある話です。
 契約当初に完成予算を決めたつもりが、現場での追加工事の料金でとんでもない金額になってしまうというのは避けたいもの。なんでも気持ちよく引き受けてくださる業者さんはついでに楽々と工事してくれますが、そこにはしっかり工賃と材料費が加算されていきます。工事期間中に発生した追加工事は、工事が始まる前に必ず金額を確認しましょう。「勝手にやってた」「そんなこと聞いていなかった」という言い訳は通用しません。気持ちよく予定通り工事期間が進むように、事前の打ち合わせをしっかりすることで追加工事や工事費の心配がなくなります。

◆ ローン計画
 中古マンションや中古戸建て、やっと理想的な物件を見つけて、いざ購入と順調にきた時の知っておきたいことは資金繰りです。すべてを現金で支払うのではなく、ローンを考えている方は、物件とリノベーションの予算を組み合わせたローン計画を前提に金融機関を選びましょう。住宅ローンとリノベーション費用のローンを別々に借りるのと、まとめて住宅ローンで借りるのとでは、同じ借入れ金額でも支払いは大きく変わってきます。
 しっかりとしたローンの知識がある会社では、住宅購入費用にリノベーション予算を含めて住宅ローンを組む方法をアドバイスしてくれるものですが、実は、住宅ローンにはリノベーションやリフォームの予算を含めないものもあります。住宅はローンで、リノベーションは現金でと準備されている方以外は資金計画をしっかり考えておきましょう。せっかく見つけた好物件を購入できなくなるなんて悲しいですからね。

 リノベーションは安価で出来るため、ちょっと新築物件の購入よりも緊張感が緩むかもしれませんが、中古物件の購入だからこそ気を付けなければいけないことがいっぱい。物件探しよりもまず資金計画。何事も計画的に進めることで様々な失敗やトラブルから回避できるはずです。

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2016-01-14 14:02:31
◆ リノベーションのメリット
 リノベーションのメリットは、新築で購入するよりも住宅購入費用を安く抑えられること。物件の価格にもよりますが、同じ立地条件であれば、中古住宅を買ってリノベーションする方が、購入費用と月々のローン支払額を安く抑えることができるのが最大の魅力です。
 また、不動産の価格は、新築から一気に資産価値が落ちていきます。その点、中古物件は、すでに築年数が経過していることで、物件価格が安定し、それ以上大きく下落することが少ないのも資産価値としてのメリットがあると言えるでしょう。
 また、すでに多くの家が立ち並んでいる人気のエリアであれば、すでに余っている土地が少なく、新築物件が供給されることが少ないため、気に入った新築物件を探すより、選択肢が広がるため、理想の立地に住まいを手に入れられる可能性も高くなります。
 さらに、自分たちの理想の間取りで設計できるのも大きなメリットと言えるでしょう。もちろん、何もかも自由にできるわけではありませんが、初めから理想の間取りをイメージしてそれがリノベーションで叶う物件を探せば、中古住宅といえども内装は新築以上に仕上げることも可能ですので、理想の暮らしを手にいれられる可能性は高くなります。

◆ リノベーションのデメリット
 世の中全てにおいて、メリットがあればデメリットもあります。リノベーションのデメリットは、耐久性。中でも、1981年の耐震基準の見直しの前後では大きく違うことがあります。だからといって、それ以前の物が全て新しい耐震基準を満たしていないかというと、必ずしもそうとは言えません。なぜなら、そもそも当時の基準よりかなり高いレベルで建てられている物件もあるからです。ですから、築年数が経っている物件は、専門家に判断してもらうのが良いでしょう。
 もう一つは、住み始めるまでに少し時間を要すること。既に完成している新築や改修済みの物件に比べ、これからリノベーションをするという場合は設計・施工で3か月程度の時間がかかることを想定しておきましょう。


 一概に良い悪いと言えませんが、一生に一度と言えるほどの大きな買い物ですから、メリットとデメリットをよく知り、自分たちが求める物は何かをしっかり話し合って決めていくのがよいでしょう。

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2016-01-12 10:09:32
リノベーションには様々な手法や技術が使われ、住む人の理想の住まいを追求します。しかし、限られた予算内で100%満足のいくものを作るというのも至難の技。そこで、「古さ」を生かして良い持ち味にしていくという方法もあります。こうした工夫こそが、リノベーションの醍醐味でもあります。

◆小物でアクセントを加えてレトロ空間を演出
 レトロでおしゃれな空間作りには、ちょっとした小物やアクセントとなるポイントがあるだけでまとまります。
 汚れが目立つ壁があるなら、色を塗り替えたり、腰壁をしつらえて隠すことで、レトロな雰囲気を醸し出しつつ、汚れを隠してしまうことも可能です。壁は真っ白にするより、漆喰壁にして多少の汚れも目立たないようにするのも一つの手です。
 ステンドグラスやモザイクタイルも、アンティークな雰囲気を出してくれます。壁にニッチを設けて照明を仕込み、ステンドグラスをはめれば、古い物件にありがちな暗さの解消にもなります。
 部屋や建物全体の色を統一しつつ、アクセントになる部分だけ色を使うというテクニックで、古さが良い味として引き立てられるのです。


◆家具とのバランスで演出
 女性に人気の北欧スタイルは、シンプルでナチュラルが基本。冬場の日照時間の少ない北欧では、柔らかい色合いやカラフルなファブリックで室内を明るく見せる工夫をします。
 シンプルで味わい深い家具も存在感があります。天然木のテーブルや椅子を配するだけで、その空間に温かみがうまれてきます。使い込まれた木のぬくもりある輝きは、一つあるだけでもノスタルジックな味わいとなります。家具とファブリックの組み合わせを楽しむのも素敵です。
 また、手持ちの家具を生かすのも良いですね。家具の置き場所を決めてから空間作りをできるのもリノベーションの利点ではないでしょうか。

◆あえて古さを残す
 ジーンズに、わざと穴をあけたり擦れた風合いを出すダメージ加工という技術がありますが、ペンキも同じ。あえてかすれたような古さをレトロなイメージと合わせれば、新しく塗りなおさなくても良い味になります。柱やドアなどペイントがかすれているなら、あえてそれを残すという選択もあります。ドアノブをレトロな真鍮のものにするだけでも、存在感のあるドアになります。リノベーションの良さは、残すところと変える部分を自分で選べるというところにもあります。 


 レトロ、ナチュラル、ヴィンテージ、アンティークといったリノベーションのキーワードとなる単語からどんなものが想像できますか。これらの言葉から自分の中に浮かんだアイテムを家全体にとりいれることで、古さを逆手にとった味わい深い住まいを作り出すことができるということを覚えておくと良いでしょう。
 リノベーションにも様々なタイプがありますので、自分たちがどんな暮らしに憧れているのか、そのテイストに合わせて進めていくのがコツです。
 リノベーションだからこそできる、オンリーワンを目指してみてはいかがでしょうか。

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2016-01-07 18:11:12
リノベーションを考える時、スムーズに行くかどうかは、どんな流れで進んで行くものなのかを事前に知っておくことが大切です。一つ一つの、ポイントで立ち止まってばかりでは、進むものもなかなか進みません。
そこで、どんな流れで進んでいき、どんな段階でどのようなことを考えたら良いのかをあらかじめチェックしておきましょう。

1. ご相談
まずは、自分たちがどう暮らしたいのか、今の家族構成・将来の家族構成、予算など様々な面からマイホームについて考えます。必要に応じて、不動産の専門家に相談するのが望ましいでしょう。

2. 物件探し
どのような立地が希望なのか、周辺環境や交通アクセス、広さなど生活スタイルにあった物件を探します。気になる物件があれば、実際に足を運んで見ることが大切です。

3. 資金計画
気に入った物件があれば、その不動産購入のための費用と、リノベーションの費用の借り入れについて、検討に入ります。借り入れ出来る金額を知ることも、その仕組みを知ることも大切です。そして、借入れできる金額が明確になり、支払いに対するイメージが持てれば、物件の契約に進みます。

4. 設計・デザイン
物件を契約した後は、資金計画で算出したリノベーションにかけられる予算に応じた設計プランを作ってもらいます。限られた予算の中で、どこまで自分らしい暮らしを手に入れられるのか、妥協する点はどこなのか、しっかり自分を見つめながら進めていきましょう。

5. 工事・施工
いよいよ工事です。計画通りに進んでいくリノベーションの様子を見ながら、インテリアや小物などを用意するのも楽しいでしょう。

6. 引き渡し
自分のものとなる瞬間が近づいています。これからの暮らし方など、今まで以上に具体的なイメージをもって引き渡しに臨みましょう。

大まかな流れはこのようになります。住宅購入、リノベーションで大切なのは事前にどれだけ決めておくかということです。
立地や広さに応じてどうリノベーションするか、予算内でどれだけ理想に近づけられるのか、優先順位を決めて置くことも大切です。
家族の中で、100%意見が一致しない場合もあります。その時も、妥協出来る部分と譲れない部分をはっきりしておけば、スムーズに話を進めることができるでしょう。
 事前のプランニングをしっかりして、後悔のないように進めていきましょう。

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2016-01-05 18:10:35
リフォームという言葉は比較的前から使われてきましたが、リノベーションという言葉は最近になって浸透してきた言葉ですね。
似たような言葉ですが、二つの間には明確な違いがあります。その違いはどんなものでしょうか。

 リフォームは、長い年月の間に故障したり汚れたりしたところを修復し「原状回復」するのが基本です。一方で、リノベーションは、原状回復ではなく、よりグレードアップするなどの改修工事をすることになります。中古住宅をイマドキのライフスタイルに合わせた住まいとして生まれ変わらせるのがリノベーションなのです。
 二つを比べると多くの場合、リフォームよりリノベーションの方が大掛かりで、費用もかかります。それならいっそ新築にした方が良いのでは?と思うかもしれませんが、実はリノベーションのメリットはたくさんあるのです。

◆リノベーションのメリットその1「立地」
 マイホームを手に入れるのは、一生に何回もあることではありません。建物自体も重要ですが、それ以上に重要なのが立地です。ここに住みたいという希望があったとしても、新築住宅が今後販売されるかどうかはわかりません。ましてや、駅近など人気の立地であれば、すでに建物が建築されており、新しく新築住宅を建築できる土地が余っていないことも多いのですです。しかし、売りに出ている中古の物件であれば、重要な立地の面はクリアできる可能性がぐっと高くなります。立地を選んでから、住まいをリノベーションすれば、理想の住まいを手にいれられるというわけです。

◆リノベーションのメリットその2「資金」
 新築に比べ、同じ立地条件であれば低コストで希望の住まいを手に入れられる可能性が高まります。築年数などの違いもあるため、必ずしも安いとは言えませんが、同じ予算の中でより良い条件の物件を手に入れられるのであればとても大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

◆リノベーションのメリットその3「資産価値」
 マンションにしても戸建てにしても、固定資産となるマイホーム。建物の資産価値は、一定の年数を経過すると値下がり幅がゆるやかになります。つまり、ある程度、価格が下がった物件を購入することで、その後の値下がりリスクを回避することもできるのです。

 このように、多くのメリットを持つリノベーション。お気に入りの土地に新築住宅を購入するのも素敵ですが、すでにある建物をイマドキのスタイルにリノベーションするのも素敵です。経年劣化などの改修だけでなく、自分たちがこの街でどう暮らしたいかをイメージし、その暮らし方にあった形に空間づくりをすることができるのがリノベーションなのです。
 リフォームよりワンランク上の暮らしが手に入るのが、リノベーションだと言えるでしょう。

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