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2015-08-28 14:52:41
道具を大切にするのは美談ではない?!
世界的に有名な野球選手である、イチロー選手。
彼の残した数々のエピソードの一つに 「道具を大事にする」というものがあります。 グローブやスパイク、バットといった道具の手入れは、 メーカーやトレーナーがやるというイメージがあるかも知れませんが、 イチロー選手は他人に任せず、今でも本人が入念にしているそうです。 これは様々なメディアに美談として取り上げられ、 少年野球のコーチなども、子供に教えているそうです。 でも、これは決して美談ではなく、 仕事直結の当たり前の話であるという事をご存知でしょうか。 160キロにも及ぶ硬球を打つ。 グラウンドを走る。 勢いよく向かってくるボールを捕る。 もちろん手で打つことも、 裸足でプレイすることも、 飛んできたボールを素手で取ることもできません。 野球とは道具がなければ、成立しないスポーツであり、 その良し悪しが成果に影響します。 成績が数字で出るプロ野球の世界。 そしてそれが評価に直結する選手が、 道具を自分の納得ができる状態にしておくのは当たり前のこと。 特別な話だとか、美談とはちょっと違うのです。 ビジネスパーソンの皆さんは、道具に対してどのように考えているでしょうか。 道具を使いやすいように準備しておくことが、 いいことだと思っている人は要注意。 本気で成果を出したいと思っているのなら、 道具を使いやすい状態に準備しておくのは当たり前。 これは特別なことでも、美談でもないのです。 思うように成果が出ない人ほど、 まだまだやれることがたくさんあるのではないでしょうか。 |