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2016-04-06 15:49:37
違うことは悪くない
デザイン関係の仕事にお馴染みの
色の関係をあらわしたものに、PCCS相環というものがあります。 赤、黄、緑、青の基本の4色とそれぞれの中間色を24分類したものです。 24色で、ちょうど円の形になるために、 その円形の相環図でご存知の方が多いかもしれません。 この相環図、隣り合っているものがもっとも近い関係で似ている色です。 遠くなればなるほど、色相対比は増し、当然対極にある色とは もっとも強く反発しあいます。 つまり混じり合わない、ということです。 例えるならば、外見も性格も何もかもが正反対の人同士のようなもの。 お互いを意識してしまい、一緒にいても、 居心地が悪く、決して仲間になれません。 しかし反対の色は、 目立たせたいポイントカラーなどに使用すると 近い色にはない素晴らしいデザインになります。 色の個性を際立たせて作られているものに 子供が大好きな戦隊シリーズのキャラクターがあります。 その多くがこの基本4色に、白や黒、紫などを加えた5人組で構成されています。 その5人組の戦隊は、それぞれが別の特技を持ち、性別や容姿など、 個性が異なるわかりやすい構成になっています。 ビジネスシーンでも個性が違う人たちとの関わりは少なくありません。 自分とは違う考え方、感じ方、仕事の進め方。 「やりにくい」と感じたときには「色が違うんだ」と考えてみてください。 相手は似た色ではないかも知れませんが、 お互いを引き立てる、素晴らしい組み合わせになる可能性を持っています。 戦隊モノのように、補い合い、助け合うこともできるかも知れません。 違うことは決して悪くありません。 前向きに捉えてみませんか? |