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2014-09-12 17:29:15
「まんじゅうこわい」という古典落語があります。
ある男が「まんじゅうこわい」と言っているのを聞いた人々が、まんじゅうをたくさん買ってきて その男の嫌がる様を見たいと思いました。 ところが男は「こわい、こわい」と言いながら、まんじゅうを全部平らげてしまいます。 だまされたと分かった人々が、男に詰め寄ります。 「本当に嫌いなものを言え」 男が答えます。 「次は、あつーいお茶が一杯こわい」 思わず笑ってしまいますが、人は、どこかあまのじゃくなところがあるということがよくわかります。 これは、実は営業でもヒントになる話です。 売りたい売りたいと売り込めば、買いたくなくなる。 逆に、希少性のあるものについては、欲しくなくても買いたくなることもある。 時代やシチュエーションが変わってもそんな人の本質は変わりません。 いくらよいものでも、売り込み過ぎには要注意。 売り込まないことが、結果としてお客様のためになることもあるのです。
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