<< 2014年12月 >>
記事カテゴリー
月間アーカイブ
|
1/1ページ
2014-12-12 16:29:44
怒ったことで、大成功した社長の話です。
小さなクリーニング工場を持つその社長は、 大手の影響で危機感を持っていました。 そんなある日、社長はラーメン屋さんに入りました。 今日も終日金策に追われ、喉がカラカラです。 早速、ビールと餃子、ラーメンを頼んだ社長は ゴクゴクと飲み始めました。 ところが、2杯目を飲み終わる頃になっても、ツマミの餃子が出てこないのです。 「またか」 餃子をつまみながら、飲みたいのに、いつも餃子は出てくるのが遅い。 イライラしながら待っていると、なんとラーメンが先に来てしまいました。 怒りが頂点に達した社長は、厨房をのぞきました。 餃子は鉄板の上で、蓋がかぶさり見えません。 店主は、餃子だから仕方がないだろうと開き直っています。 「どうしてこんなに焼けるのが遅いんだろう・・・。 困っている人はたくさんいるはずだし・・・。 どうすれば、早く焼けるのだろう・・・。 そうだ!両面から焼けば、早いぞ!」 その時、社長の頭に 自分の工場にあるクリーニング用のプレス機が浮かびました。 怒りを、問題解決型の商品開発に活かしたこの社長は 画期的な時間短縮を可能にし、異業種で成功を収めたそうです。 このような話は、実は珍しくありません。 吸引力で有名な掃除機メーカーの創業者も 掃除機の吸い込みが悪くなることに腹を立てたことから あの掃除機を作り出しています。 軽い建材で億万長者になった、あの青年実業家は 重い材料を運ぶことに耐えかねて商品開発を思い立ったそうです。 怒りを単なるイライラで終えてしまう人もいれば それをきっかけに新しいものを生み出してしまう人もいます。 もし次にイライラすることがあったら、ぜひ考えてみてください。 ここから何か新しい解決策を生み出せないかと。
1/1ページ
|