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2015-10-30 11:59:28
先日、オリンピック三連覇という金字塔を打ち立てた、
柔道界の野村忠宏選手が引退しました。 野村選手は、祖父の代からの柔道一家。 野村選手に初めて柔道を教えたのも、コーチとして実績のある父、野村基次さんだったそうです。 その基次さんが、息子の忠宏選手について、こんなことを言っています。 「小さい頃から柔道を教えていたが、才能があるとは思えなかった。」 師匠でもあり、親だからこその厳しい言葉だと思いますが、 野村選手が最初に注目されたのは高校3年のとき。 柔道エリートではあったものの、決して強くはなかった野村選手。 しかし努力を重ね続け、アトランタオリンピックでは見事金メダルを手にしました。その後、得意の背負い投げを武器に、柔道史上初のオリンピック三連覇を果たしたのは皆さんもご存知のとおりです。 野村選手は 「背負投げにこだわって、とにかくそれを練習した。 この背負投げが自分を高みに上げてくれると信じていた。」 と言います。 度重なるケガに泣かされながらも、 野村選手は40歳まで第一線で戦い続け、多くの人を感動させました。 結果が出なくても、自分を信じて研鑽を続ける。 その大切さを野村選手は教えてくれます。 今、もしあなたが結果を出せていなかったとしても、粘り強く努力を続けてください。 きっと、努力に報いる明るい未来が待っているはずです。
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