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2016-03-16 16:39:03
スーパーとコンビニ、どちらの分野でも一番店を展開している
セブン&アイ・ホールディングス会長の鈴木敏文さん。 その鈴木さんの経営理念として有名なものに 「仮説」と「検証」があります。 例えば、真冬に10度の日になった場合は、 普段よりも暖かいのでアイスがいつもよりは売れるだろう、というのが「仮説」。 そして、実際店舗にいつもよりも多くのアイスを置き、 その売り上げがどうなるかを見るのが「検証」。 仮説と検証による商品構成を繰り返すことにより、 セブン&アイ・ホールディングスでは他店よりも1.5倍近い売上を誇っているそうです。 この例で重要なのは「真冬に10度」というところ。 春になってからの10度では、普段より寒く感じるのでアイスは売れないそうです。 数字だけでなく、体感を使う。 フレキシブルに考える。これが他店との大きな違いです。 すごいのは、それが経営者だけではなく、社員にも浸透しているところ。 マニュアルに頼らない。 日々、商品構成を練る者の直感や考え方を磨く。 考えて仮説を立てることのできる社員を育てているのが セブン&アイ・ホールディングスの強さの秘密なのかも知れません。 ビジネスシーンではよく「社長の考えを持った社員が重要」と言われます。 「仮説」をたて実践し、それを「検証」する。 これは日々の生活でも磨くことができるポイントです。 それをやった人とやらない人では何年か後に大きな差が出るのではないでしょうか。
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