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2009-02-20 01:01:01
既存住宅性能表示制度とは、平成12年に「住宅性能表示制度」がスタートし、その対象となるのは新築住宅だけでしたが、平成14年8月に既存住宅(いわゆる中古住宅)を対象とした住宅性能表示制度が制定され、同年12月に「既存住宅に係る住宅性能表示制度」が始まりました。
このことで、「住宅性能表示制度」は、新築・既存を問わずすべての住宅が対象となり、新築の制度を利用した住宅が、数年後に既存の制度も利用できる環境となりました。これにより既存の住宅でも、住まいの劣化や不具合などの性能が明確となり、評価基準の判断材料として中古住宅の売買ができるようになったと言われています。
既存住宅の場合は、新築住宅を対象とした性能表示事項(10分野29事項)のうち、評価が可能な事項として7分野22事項が設定されています。また新築時に建設住宅性能評価書が交付されていない既存住宅では、6分野13事項が設定されています。

2009-02-19 01:01:01
キッチンパネルとは、油汚れなどを防ぐことを目的とした、キッチンの主にコンロの周りの壁面に取り付けるパネルのことをいいます。
不燃板をフッ素やメラミンなどで表面処理して板状に加工したものやホーローなどが主に使用されています。従来、コンロ周りの壁にはタイルが施工されてきましたが、最近では手入れの楽なキッチンパネルが多く用いられています。さらに色や模様のバリエーションも増えてきました。

2009-02-18 01:01:01
気密住宅(きみつじゅうたく)とは、家全体の隙間面積を延床面積で割った隙間相当面積が、床面積1m2当たり5.0cm2/m2以下の住宅をさします。
1999年の「次世代省エネルギー基準」では、寒冷地である断熱地域区分のI・II地域では、相当隙間面積2.0cm2以下、その他の地域では相当隙間面積5.0cm2以下となるように規定されていましたが、2009年の省エネ法の改正でその規定が削除されました。
この住宅は、1992年に改正された「新省エネルギー基準」によって認知された名称です。高気密住宅という呼ばれ方もします。

2009-02-17 01:01:01
キャスターとは、家具や台車などの底に付けられており、引いて移動できるようにするための小さなゴム付きの車輪のことをさします。
キャスター付き家具は楽に移動させられるため、室内のレイアウト変更だけでなく、掃除もしやすくて便利です。また、キャスター付の家具などは可動性が高いため震災対策として、後付けできる耐震ラッチなどを取り付けたりすることもあります。

2009-02-16 01:01:01
キャピタルゲインとは、不動産(株式もふくむ)の取得時価格と売却時価格の差から得られる利益のことをさします。逆に売却によって損失が出たときは、キャピタルロスといいます。これに対して、不動産(株式ふくむ)を所有することから得られる利益をインカムゲインといいます。
キャピタルゲインは税務上「譲渡所得」となり、個人の場合には原則として申告分離課税です。

2009-02-15 01:01:01
キャビネットとは、一般的には、戸棚や飾り棚、収納用ボックス・収納戸棚を指します。
システムキッチンでは、ワークトップを支えている部分をフロアキャビネット、壁や天井から取り付ける吊り戸棚をウォールキャビネットと呼びます。また、洗面化粧台では、鏡の裏部分の収納をミラーキャビネット、洗面台本体の横に設けたものをサイドキャビネットと呼びます。

2009-02-14 01:01:01
キャメルとは、日本語訳の通り「らくだ色」のことを呼ぶことが多いです。より細かい表現をすると「黄色みがかった枯葉色」、あるいは日本古来の色である「朽葉色」とも呼びます。近似色としては「茶色」「小豆色」などがあります。
衣料についても合わせやすい色味となっており、コートやマフラー・パンツなどによく使用され、定番カラーにもなっています。

2009-02-13 01:01:01
キャンチレバーとは、片持ち梁のことをさします。梁の一端を固定し、もう一端は自由端になっています。
キャンチレバーを活用した例で、美術館の共用廊下や、マンションのバルコニーで片持ち梁を応用しているものがあります。
「キャンチレバー」あるいは「カンチレバー」「キャンティ」と呼ばれることもあります。

2009-02-12 01:01:01
吸音材料(きゅうおんざいりょう)とは、文字通り音を吸収しやすい材料のことです。音にはマンションなどで上階の足音が聞こえるように床材など固体を伝わるものと、人の声のように空気振動で伝わるものがあります。
一般的に吸音材料といえば、主にこの空気振動で伝わる音を吸収するものです。音楽室やカラオケボックスだけでなく、生活騒音が問題となる現在では、マンションの天井や壁にも使われています。
材料としてはグラスウール、ロックウール、軟質ウレタンフォーム、また穴あき石膏ボードなどのような多孔質材料があります。またカーペットやカーテンなどに使われる布地も、空気を含んだ吸音材料の一つといえます。

2009-02-11 01:01:01
狭小住宅(きょうしょうじゅうたく)とは、文字通り狭い土地に建てられた住宅のことをさします。
一般的に15坪程度の狭い土地に建てるために、3階建てにして床面積を増やしたり、床下に収納スペースを設けたりするケースが非常に多いです。
また、台形や三角形などの変形地が多いために、デザイン面での工夫も必要となってきます。最近はテレビ番組で紹介されることもあり、注目されるようになってきました。
背景としては、地価の下落に伴い、郊外の広い一戸建てよりも狭くても都心に家を持ちたいという人々が増えてきたためともいわれています。

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