<< 2014年7月 >>
記事カテゴリー
月間アーカイブ
|
1/1ページ
2014-07-01 15:03:26
口の中にプチッとできる口内炎。
誰もが一度はなったことがあるのでは? 「口内炎」とは、ほおの内側や歯ぐきなどの口の中や、その周辺の粘膜に起こる炎症の総称です。 口内炎の原因は様々ですが、次の3つが主な原因と考えられています。 ●疲労や免疫力の低下が原因と考えられる「アフタ性口内炎」 もっとも一般的なのが、「アフタ性口内炎(潰瘍性口内炎)」です。 原因ははっきりわかっていませんが、ストレスや疲れによる免疫力の低下、睡眠不足、栄養不足(ビタミンB2の欠乏)などが考えられています。 普通は10日~2週間ほどで自然に消滅してあとは残りません。 若い人に多くできる傾向があります。 ●ウイルスや細菌の増殖が原因の「ウイルス性口内炎」 他にも、単純ヘルペスウイルスの感染が原因の「ヘルペス性口内炎(口唇へルペス)」や、カビ(真菌)の一種であるカンジダ菌の増殖が原因の「カンジダ性口内炎」などがあります。 ウイルス性口内炎に多くみられる多発性の口内炎は、口の粘膜に多くの小水疱が形成され、破れてびらんを生じることがあり、発熱や強い痛みを伴うことがあります 。 ●物理的刺激によって起こる「カタル性口内炎」 入れ歯や矯正器具が接触したり、ほおの内側をかんでしまったりしたときの細菌の繁殖、熱湯や薬品の刺激などが原因で起こる口内炎です。 <口内炎を予防するには?> ふだんから、暴飲暴食は避け、緑黄色野菜たっぷりのバランスのとれた食生活を心がけましょう。 ストレスや疲れをためないようにしましょう。 <口内炎になってしまったら?> たっぷりと休息を取り、ビタミン剤(とくにビタミンB2)を活用して栄養バランスを整えましょう。 症状が口の中全体、または唇や口周辺にも広がっている場合や、発熱や全身倦怠感を伴う場合、症状が10日以上続く場合は、歯科または口腔外科、耳鼻咽喉科を受診しましょう。
1/1ページ
|