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2014-07-22 15:07:05
「手足口病」は、て・あし・くち・びょう と読みます。
面白い名前ですが、夏には要注意したい病気です。 手や足、背中などに水泡状の発疹がみられる病気で、口の場合は口内炎がよくみられます。 手足口病の水泡は、赤くて米粒大ほどもあり、全身に出る人もいます。 原因としては、夏風邪とつながりのある複数のウイルスが関係していると考えられています。 手足口病は、以前は子どもだけの病気と思われていましたが、最近は大人にもしばしばみられることが報告されています。 子どもの場合は、熱も軽く、ほとんどが軽症で済みますが、大人の場合は痛みがあったり、高熱を発したりして、寝込むケースも少なくありません。 症状は1週間ほどで治まりますが、仕事や日常生活にも 支障をきたすことがあるので注意が必要です。 大人の手足口病は、その大半が子どもからの感染です。 家族や、その周りに、夏風邪の子ども、あるいは手足口病の症状のある子どもがいる場合は、十分に注意しましょう。 ●子どもの食べ残しを食べないこと、 ●食器やタオルは別にすること ●咳やくしゃみが出ている場合はマスクをさせて感染を防ぐことも大切です。 子どもが手足口病になったかも?と思ったら、すぐに小児科へ。大人の場合は内科へ。 治療は症状を緩和する薬とホームケアで、自然に治っていくのを見守るのが基本です。
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