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2016-02-05 09:56:08
収納を活かす間取図を使った収納計画
引越しの時にとりあえず荷物を詰めてしまった押入れ。
タンスがいっぱいで隣の部屋のクローゼットにまで追いやられた衣類。
「とりあえず詰めた収納」に使いにくさを感じていたら、今から収納をみなおしましょう。
と言っても、すぐに荷物を動かすのではありません。
まずは間取図を用意してくださいね。
間取図が無い方は手書きでOK。部屋と収納位置が分かれば大丈夫です。



●手を動かす前に頭で考えると効率アップ
いきなり荷物を動かさず、間取図を用意したのは、収納計画を立てるため。
どこに何を入れるのか無計画に詰め込まれた収納は、行方不明が続出のカオス状態になることも。探し物が少なく使いやすい収納にするためには、どこに何を収めるのか収納計画を立てることが大切なのです。
手を動かす前に頭で考えることにより、目的を見失うことなく使いやすい収納に近づきますよ。

●誰が何をする部屋?誰の何を収める部屋?
間取図を前にしたら、次のように考えます。

1、 部屋の目的を考える
誰が、何をする部屋なの?
例)夫婦の寝室
例)お兄ちゃんの部屋
 
2、 収納の目的を決める
隣接する収納部には誰の何を収める?
例)夫婦の衣類や寝具
例)お兄ちゃんの勉強道具、学用品

と決めてみます。
すると、
夫婦の寝室にある収納に寝具や夫婦の衣類以外は不要になりますし、
お兄ちゃんの部屋の収納からも勉強道具と学用品以外は移動させる必要がありそうです。
では、
ここで移動対象になったものはどこに収めるのが良いのか?
  
同じように間取図を使って他の収納部も使い方や目的を考えてみると良いでしょう。

●誰が、いつ、どこで使うものなのか

部屋の目的だけでは解決しない場合も、
誰が、いつ、どこで使うものなのか考えていくと置き場を決めやすくなります。

例えば
ずっとお兄ちゃんの部屋に置きっぱなしだったゴルフシューズと手袋も
「お父さんが」「月1回」「ゴルフで使うシューズと手袋」
ならば
ゴルフバックと一緒にトランクルームでもいいかもしれません。

間取図ならば、実際に荷物を移動させることなく、
「ここかな?」「やっぱりこっちの方が便利かな?」
「いやいや、収納の目的と違うから使いにくいな」と置き場を考えたり、手軽にやり直しができて便利です。

●どこにあれば取り出しやすく戻しやすい?
計画の目途が立ったら荷物を移動してみましょう。
置き場決める時には
「取り出しやすく、戻しやすいこと」が大切です。
また、
間取図ならば生活導線を意識して考えられるので、
「洗濯を干すついでに通る場所はどこかな?」
「学校から戻った時に通る部屋は?」など
家族も使いやすい収納を目指したいですね。

収納を活かすには荷物を動かす前に、間取図で収納計画を立ててからお片付けに取り掛かる方法がおススメですよ。