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2017-04-26 10:27:50
夜泣きと向き合う
ママを苦しめる夜泣き。泣くたびに起こされ、寝たと思ったらまた泣いて、ママは睡眠を妨害されて疲労困憊です。でも、日中ベビーカーに乗せると爆睡状態なんてことあるはず。ママにとって辛い「子供の夜泣き」とどう付き合ったら良いでしょうか。




■夜泣きの原因
専門家によると、夜泣きには科学的根拠があると言われています。
胎児は昼夜関係なく起きたり眠ったりします。睡眠中のリズムも変わらず、浅い眠りと深い眠りを繰り返しています。しかも、夜の方が浅い眠りが多く、昼間は深い眠りが多いそう。その理由は母親が酸素を多く必要とする活動が多い日中、胎児は深く眠り酸素をあまり使わないようにしているからだそうです。反対に、母親が夜寝ている間に「今のうちに」といった感じで酸素を多く必要とする浅い眠りが多くなっています。
ところが、生まれてからも胎児の頃からある習慣が続いてしまい、“夜間の浅い眠り=夜泣き”につながっています。だから夜、直ぐ起きてしまうのです。
大人も浅い眠りのときちょっとした物音で起きてしまいますが、これと同じですから、育て方が悪くて夜泣きがひどくなる訳ではないのです。


■夜泣きへの対処
夜泣きスタイルがバラバラなので、対処方法もたくさんあって当たり前です。「これで一発、すぐに泣きやむ」なんて夢のような方法には中々めぐりあえませんが、ママへの負担が少なく、赤ちゃんの夜泣きがいくらかおさまる方法は必ずあるはずです。他の赤ちゃんには効果的だった対処方法が、自分の子にもうまくいくとは限りませんので試行錯誤しながら自分と子供に合った方法を探しましょう。


■夜泣きを減らすコツ
夜寝て日中起きている生活をさせていれば良いのですが、乳児の場合は昼間も寝ます。でも、次のような工夫をして出来るだけ昼間の活動量を多くすることで夜泣きを減らすことも出来ます。
◇朝は日光を浴びて昼夜の区別をさせる
朝日を浴びることで脳に「起きなくてはならない」というスイッチが入ります。部屋の電気を付けるだけでなくカーテンは開けて、雨でなければ散歩に連れて行くなどして赤ちゃんに昼間だということを感じさせましょう。
◇朝遅くまで寝かせない
大人も休日前だからと土曜日夜更かしして、日曜日朝11時まで寝ていたら調子が狂ってしまいますよね。その晩の寝つきが悪くなってしまい、月曜日の朝起きるのが辛くなります。赤ちゃんに対しても同じ。夜中ぐずっていたから昼間ぐっすり寝かせてしまうとまた夜、寝なくなります。悪循環に陥らないように朝は決まった時刻に起こしましょう。
◇寝る前に刺激を与えない
鬼が出てくる怖い絵本や、喜んで目を覚ましてしまう大好きな音楽や音のなるおもちゃは寝る前は避けましょう。音楽よりもママの子守唄や心が安らぐ絵本を読んであげましょう。