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2017-05-30 12:04:17
梅雨の湿気対策でカビを防ぐ
梅雨の季節は毎日雨ばかり。屋外だけでなく、屋内でも湿度は上がりがちです。洗濯物も外に干せないからと、室内干しすることも多いでしょう。そうなると、どんどん湿度は上がるばかり。そして湿度が上がると気になるのはカビ。
今回は、梅雨の時期に気になる湿度対策です。 ■カビが発生しやすい条件を知ろう カビは温度と湿度が揃うと発生しやすくなります。「室温25℃、湿度75%以上」この二つがカビ発生の条件になります。また、人の手垢や皮脂といった汚れ、ホコリやダニの死骸などを栄養分として繁殖するので、汚れているところにカビは発生しやすくなります。 さらに、困ったことに、ホコリやダニの死骸だけでなく、クロスや木材など有機化合物を栄養とする場合もあり、完全に防ぐのは難しいとされています。 しかし、発生しやすい条件を知っていれば、その対応策を講じるだけでカビの発生率はぐんと下がります。まずは、知るところからですね。 ■発生しやすい場所 やはり、湿度が高い場所にカビは発生します。浴室やキッチンなど水を使うところは、どうしてもカビが発生しやすくなります。浴室は、使用後に冷たい水を周囲にかけて浴室内の温度を下げるのがおすすめ。浴槽のお湯をそのままにしておくのであれば、必ずフタをしましょう。キッチンは、換気扇をまわすことはもちろんですが、アルコールスプレーなどを利用し雑菌の繁殖を抑える工夫も必要です。 他にも、寝ている間に汗などを発散するため布団も案外湿気を帯びています。さらに、外を歩いた靴はかなり湿度高め。汚れもあるので下駄箱もカビ発生しやすくなります。除湿剤をいれたり、扉をあけて扇風機で風を送るとカビを防ぐことができます。 ■対策 カビ対策の一番は、換気です。天気の良い日はできるだけ窓を開けて換気しましょう。カビの胞子は空気中に浮遊しているので、どんなに掃除をしても発生の根源を退治するのは難しいのです。それを換気することで少しでも抑えることができます。 また、雨が続く時はやはりエアコンの除湿機能、あるいは除湿機を稼働させて湿度を下げましょう。 室内干しをする時は、扇風機で風を送る、新聞紙を下に広げておくなどすると乾きやすくなります。厚手のものがある、または量が多い場合は思い切ってコインランドリーの乾燥機のみ使用するのもオススメです。大きな乾燥機でふわふわに乾きます。たたむ場所もあるので、広い台で畳んで家族ごとに分けて持って帰れば一石二鳥。 |