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2016-05-16 15:02:47
子どもの独立後は減築リフォームで身軽にシンプルに暮らす
子ども達が独立した今、広すぎる自宅を持て余していませんか?
二階への上がり下りに使わない部屋の掃除も面倒。いっそワンフロアのマンションに住み替えようか、
と考えるも長年過ごした自宅を手放すのは忍びない…。
そこで、もっと身軽に暮らす選択肢のひとつに「減築」はいかがでしょうか?


●減らすことが豊さをもたらす
減築とは読んで字の如く、家の面積を減らすこと。
3階建を2階建や平屋に。5DKを3LDKに。
せっかくの広い空間を減らすなんてもったいない!と躊躇してしまいそうですが、
大切なことは、何でもかんでもたくさん抱え込むことではなく、お気に入りを必要なだけ持つこと。

これからの暮らしに必要な部屋を選びとり、使いやすく作り変えることで、
空間面積を減らしても、暮らしを楽にすることが可能なのです。


●ワンフロアで家事が楽になる
減築リフォームならば、洗濯の度に1階と2階を往復していた面倒な洗濯も、
洗濯機と干場を近くにすることで移動を短くできるかもしれません。

クローゼットも近くできれば洗濯を取り込んで仕舞うことも楽になります。
重たい掃除機を2階に運び、使っていない部屋や階段の掃除機かける家事からも解放されます。

例えば減築で平屋に作り変えれば、マンションと同じようにワンフロアの住まいを手に入れることも可能です。


●光熱費もリビングコストも安く楽になる
単純に部屋数が少なくなればエアコン台数を減らせます。
リフォーム時にお風呂を最新のユニットバスに取り替えたり、部屋の断熱工事を施せば光熱費を抑えられることもできるでしょう。
浴室でのヒートショック事故防止にもなりますし、冬場に重たい灯油を運ぶ手間からも解放されますね。


●荷物の保管は広さより管理しやすいカタチに
ただ、減築により空間が狭くなると荷物を置く場所が無くなるのでは?
と不安になるかもしれません。

使われなくなった子ども部屋が物置部屋になり、
いつしか大量の荷物に部屋が埋め尽くされ、手に負えなくなったころに片付け始め途方に暮れる…。

そんな方も増えています。たくさん収める場所があるということは、管理するモノが増えることも意味します。
それならば、広い空間を荷物で埋め尽くすより、
もっと身軽に今後の自分たちに必要なモノを管理やすい方法で収めることも選択肢のひとつです。

服を一箇所にまとめたクローゼット、
趣味のアイテムを飾っておく棚、
庭仕事が楽しくなる屋外の倉庫、など、
収納の広さより管理やすいカタチが重要なのです。


住み慣れた街を移ることなく、もっと身軽に新しい暮らしを始められるリフォーム。
減築は物理的な広さでは得られない豊さをもたらすのかもしれません。