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2017-01-03 16:51:45
不動産の売却査定とは(その1)
マンションや戸建て住宅などを所有していて、それを売りたい場合、どのような手順で進めていくでしょうか。その流れを知り、損のないように売買したいものです。
■ 不動産業者にはタイプがある 宅地建物取引業の免許のある業者さんが、土地や建物の売買を行えるということは大前提として、その中にも様々なタイプの業者が存在します。 まずは、分譲業者。分譲マンションの販売などを行っている業者、いわゆるデベロッパーとして、土地開発や再開発事業などと併せて事業を行っているような事業者です。 次に、媒介業者。売買物件や賃貸物件、事業物件などを媒介している業者です。そして、最近CMなどでも耳にする買取再販業者。一旦買い取ってから販売するタイプ。中古物件を買い取ってリフォームやリノベーションをして再度販売するといったケースがここになります。 また、それら業者の中にも、新築物件の取り扱いを得意とする企業もあれば、中古物件を得意とする企業もあるというように、一見しただけではわからない業者タイプがあるのです。 ■ 査定は数社に出すのが鉄則 売却をするなら、まず最初はいくらくらいで売れるのかが気になるところです。実際に査定に出す前には、前述の通り不動産業者のタイプを考え、査定を出す業者の選別から始めます。 そもそも、業者間では「相場」というものが存在しますので、あまり大きく差はでないものと考えておきましょう。 それでも、素人には「相場」がわからないのですから、数社に出してみる価値はあります。 査定をして、価格を比べ、あまりに安い、あるいは逆にあまりに高い見積もり額の場合も、検討する必要があります。 このような場合には、必ず、なぜ他社より高いのか、あるいは安いのかをきちんと説明してもらいましょう。 価格だけでなく、誠意があるか、知識があるか、など様々な点を考慮して相性の良い業者を見つけましょう。 |