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2016-01-05 10:05:58
「広い部屋に住みたい」
「収納はたっぷり確保したい」

どちらも新居に期待される条件のひとつ。

やっぱりリビングは広々使いたいし、
子ども部屋も広くとりたいし。
ウォークインクローゼットにすべての服をかけたいし
何でも詰めこめる納戸は欲しい。

どちらも叶えるとなると
なかなか巨大な家になってしまいそうですね。



●収納が少ないと居住スペースは狭くなる?

お部屋を選ぶとき
平米数や、一部屋が何畳になるか、
と住居スペースにばから気を取られていませんか?

「部屋が広くなる〜」
と喜んでばかりいられません。

居住スペースは広いのに
収納スペースが狭いと家はどうなるか・・・

収納部に収まりきらない荷物が
住居スペースを占領することに。

例えば
クローゼットが少ない部屋の場合ですと
衣類を収めるために
部屋の中にタンスやパイプハンガーを設置する必要が出てくるかもしれません。

六畳のお部屋をタンスやパイプハンガーが1畳分を占めれば
居住空間は五畳と狭くなってしまいます。

また
扉や襖を占めれば部屋がスッキリ見える造り付け収納とは異なり、
後から設置した収納家具は
部屋の中で凸凹を作り出し
見た目が雑然と片づかない印象を与えることも。

新居にどのような荷物を持っていくのか、
どんな形の収納に収めたいのか把握しておくと安心ですね。


●ウォークインクローゼットと住居スペース

たくさんの衣類を収められる、と
人気の高いウォークインクローゼット。

確かに収納空間は広くなるので、たくさん収まるように思われるのですが
ウォークインは人が立ち入るスペースを確保する必要があり、
その分、荷物を収めるスペースが狭まります。

また、衣類を取り出すために収納部に立ち入る動作が必要になるため、
衣類の出し入れのアクション数が増えてしまい、
手間に感じる方もいらっしゃるようです。

ウォークインするスペースを居住スペースにして、
衣類は壁面収納でよかった…
なんて声もありますから
巨大な収納スペースが必ずしも使いやすいとは言い切れないのかもしれません。

納戸も同様に
広いからこそ扱いが難しい場所になりがちです。
何を、どのように収めたいのか考えておかないと
詰め込まれるだけのもったいない空間になってしまいます。


●収めたい荷物を把握してから

新居を選ぶ際には、
どれくらいの収納が必要なのか考えることが大切です。
そのためには持ち込む荷物を把握すること。

収めたい荷物のカタチによって
クローゼットなのか、納戸なのか、押入れなのか
条件が異なってくるでしょう。

荷物の量を把握した上で
収納スペースに希望する荷物が収まることを考えてから
居住スペースの広さを活かせるよう
バランスを考えていきたいですね。

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