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2016-01-19 09:56:23
自宅を売却して新居に移る時は、
なるべくこちらの希望価格内で承諾してもらいもの。 そのためには購入希望者に「希望価格でも買いたい」と思われることが大事。 値引き交渉しなくてもいいほど好印象を与えられるとが求められます。 ●基本情報以外で差をつける どんな情報が好印象を残す上で大切なのでしょうか? 部屋の間取り? 住環境? ディベロッパー? もちろん、これらも大切です。 ですが、基本情報は仲介業者からも伝えてもらっているでしょう。 あなたが中古物件を選ぶとしたら、 どのような情報をもらえると安心でしょうか? ●住んでいたから分かる魅力を伝えて 例えば 「この部屋は冬には日当たりがよく夏は涼しいので子ども部屋に最適でした」 「キッチンの収納が充実していたのでキッチン家電もスッキリ収まりましたよ」 「近所に未収園児が多いのでお友達つくりも安心でしたよ」 「敷地内の清掃が行き届いているので共有スペースも長持ちしています」 などの情報は実際に暮らしていたから分かること。 この家に住んだら楽しそう、素敵な思い出ができそうだな、 と印象づけられると選んでもらえる1軒になってきます。 ●前向きな売却であることを印象付ける 購入される方が気になるのは 「何か不具合があるから売却するのではないか?」という点。 もし可能ならば ネガティブ情報も上手に伝えると安心材料になります。 「家はとても住み心地が良いのだけれども実家の近くに住み替えたくて」 「転勤で戻る時期が不明なので」 住まいに対する不満ではない、と伝えられれば安心してもらえることでしょう。 正直に伝えることで 「こんな人たちが暮らしていた部屋ならば安心かも」 と思ってもらえると好感度もあがりそうですよね。 ●部屋の第一印象がさらに大事 どんなに住み心地がよいことをアピールされても、 お部屋が乱れ放題では 「本当に大事にしているのかしら?」と懐疑的になりそうです。 清潔感のあるお部屋はモノ言わぬ広告塔です。 まずは部屋を片付けることを始めましょう。 リビングのいらないものを物置部屋に荷物を詰め込む方法だけ解決しません。 なぜならば 物置部屋も収納部も見学されることになるからです。 普段、収納部やキッチン洗面所に人が立ち入る機会が少ないと 抵抗感があるかもしれませんが、 見学を拒否すると悪印象を及ぼしかねません。 一気にモノを減らしたり、 生活感を排除することは難しいかもしれませんが、 掃除をしておく、出しっぱなしを仕舞う、荷物を揃える、など ひと手間かけてあげることが大切です。 時間があれば、新居への引越しも見越して、 片付けのプロに頼るのもひとつの方法かもしれません。 大切に暮らしてきたご自宅が価値を損なうことなく、 次に受け継がれるよう内覧会を効果的に活用したいものですね。
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