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2016-04-17 11:11:21
持ち家が必ずしも終の棲家とは限りません。転勤で売却するかも、いづれは地元に戻る予定で老後は住み替えるつもり…。そうなると気になるのが「手放す時にいくらで売れるのか」住宅の資産価値ではないでしょうか?住み始めたら価格が下がるとは聞いているけども何年くらいから下がるのか?資産価値を維持しやすい方法はあるのでしょうか?
●資産価値は「立地条件」が大きく影響する いずれ売却する予定の物件ならば、資産価値が大きく下落しない物件を選びたいもの。 資産価値の決め手になる条件として取り上げられることが多いのは ・駅近(徒歩10分を超えると下がり始める) ・ショッピングモールなど買い物できる場所が近くにある ・病院が近い ・学校が近い 自分たちが物件を選んだ条件と比較しても、大きく変わることはないかもしれませんね。 利便性の高い都市部の物件や、郊外でも主要施設の集まる中心部は「立地条件が良い」とされるようです。 やはり、皆がほしいものは価値が下がりにくいということなのでしょう。 ●住みたい街は人気があるので下がりにくい 同様に、住みたい街ランキングの上位に位置する街の物件は、やはり値崩れしにくいようです。みんなが住みたい=欲しい、と思っているので価値が下がらないのでしょう。 ただ、物件を探している人たちによって需要は変わるので、人気の街ではないからダメということにはならないでしょう。 ●資産価値が下落し始めるのは築5年~ 売りどきを考えた時に参考にしたいのが、資産価値が下がり始めるタイミングです。 一般的には築5年から一気に下落すると言われ、築20年を過ぎると建物の評価はされず土地の価値で価格が決まるとも。 こちらも、周辺状況の変化によって人気の街となれば、価値が上がることも考えられます。再開発予定のある地域の物件を早めに抑えておくのも賢い買い方かもしれませんね。 ●「住宅履歴情報」で価値を証明する手段も 立地条件が大きく影響すると言われていますが、物件の中も大切です。 定期的に必要なメンテナンスを施してきたか、オーナーの管理で価値が変動することも。この頃では「住宅履歴情報」を作ることによって価値を保障できるようになってきました。 建築時から、いつ、誰によって、どのような材料を使って建築されたか、その後どのような補修や修繕、リフォームなどを行ってきたのかの詳細な記録を保存することにより、売買時に有利に働くのです。 資産価値は「住みやすさ」が大切。立地条件と物件の価値を損なわない住み方も求められそうですね。
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