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2016-06-08 15:18:54
ジメジメ湿気の多くなる梅雨時期はカビが心配になる季節。
カビが発生しやすい水回りの中でも、 お風呂場のカビ対策に気を揉むご家庭も多いのではないでしょうか。 新居のお風呂場にはカビを発生させたく無い! 今度こそマメにお手入れするぞ。 では、カビ予防にはどんなお手入れが良いのでしょうか? ●窓があるから安心?窓を開けるタイミングでは逆効果 そもそも カビが発生するのはどんな環境なのでしょうか? ひとつは湿気が高い湿った場所で場所であることが挙げられます。 湿気を逃がしてカビを予防するために 窓のある浴室を選ぶ方もいらっしゃるはず。 では 入浴後に窓を開けておけばカビ予防には効果的なのでしょうか? 基本的には換気によって浴室を乾かすことは効果的なのですが、 一点気をつけたいのが外気との気温差です。 外気が冷えている季節は窓を開けると外の冷たい空気が 浴室を冷やし結露が発生してしまいます。 イメージとしては 寒い日に外から暖かい室内に入ると眼鏡が曇るのと同じ現象と言えばわかりやすいでしょうか。 湯気だったものが結露して壁を濡らしてしまい、 浴室を濡らして湿った状態にしてしまうのです。 開けるタイミングによってはカビ予防には逆効果になってしまいますね。 まずは 換気扇をつけて湿気を外に逃がしてあげましょう。 浴室のドアを少し開けることで空気の流れも良くなるので 早く浴室が乾くようになります。 その後で窓を開けてあげると良いでしょう。 ●蛇口やシャワーヘッドもカビが カビを予防するためにも、カビが発生しやすい場所を知っておくことが大切です。 カビは餌になる垢や石鹸カスが溜まっている場所に発生しやすく、 湿気が多い箇所、濡れたままになる場所は特に注意が必要です。 タイルの目地、浴室の隅、浴室とバスタブの隙間、ゴムパッキン、エプロンの中…などは みなさんも気をつけている場所ではないでしょうか? お風呂椅子の継ぎ目、シャンプー棚の継ぎ目なども 汚れが残り濡れたままになりやすい場所です。 風呂椅子をひっくり返して内側をみると隅が汚れていることもあるので注意です。 さらに見落としがちなのが、蛇口やシャワーヘッド。 いつも濡れていて湿気が溜まる場所ですよね。 気づかない間にカビが発生したシャワーで身体を洗っている…なんてことも。 シャワーヘッドのお手入れは、シャワーヘッド部分を取り外して、 塩素系漂白剤を薄めたビニール袋に一晩漬け込むと良いそうです。 (素材が傷む場合がありますので取扱説明書をご確認ください) 蛇口もシャワーヘッドもお風呂から上がるときに拭き取ってあげるとカビ予防に効果的ですね。 ●洗い流して乾かす カビを予防するには 餌になる、垢や石鹸カスを洗いながすことがいちばん。 入浴後にシャワーなどで浴室を洗い流すと良いでしょう。 このときに45℃以上のお湯だと、 垢や石鹸カスが緩んで流れやすくなり カビ菌を死滅させるのにも効果を得やすいようです。 その後で浴室の温度を下げるために冷水シャワーで冷やすと良いでしょう。 さらに水気を切るために、スクイジーで水気をとばしバスタオルでふき取ると安心です。 そのあとは 窓を開けるか、換気扇を回して 乾燥させることをお忘れなく。 毎日のことで面倒に感じますが、 日々のお手入れによって数年後に差がでるのがお風呂掃除。 洗い流す、水気を切る、乾かす。 基本を押さえてカビを予防しましょう。
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