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2016-06-28 15:51:36
新築マンションに入居した5年前。オプション販売で勧められたフロアコーティング。「毎日のお掃除を頑張るし、床拭きだってワックスかけも自分でできるから大丈夫よ」と見向きもしなかったご家族もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、入居当初は小まめにお手入れしたものの5年の間にペットのひっかきキズが増え、子どもの食べこぼしやおもちゃの傷でツヤもなくなり、ワックスの塗り直しに充てる時間も取れず。「やっぱりフロアコーティングにすればよかったのかしら?ワックスと何が違うのかしら」 ●水拭きがワックスをダメにしていたのかも 水拭き、ワックスかけ、時にはスチームモップ、お家のお手入れも頑張っていたのに、なぜフローリングは傷んでいくのでしょうか? ひとつには「水」 市販の家庭用ワックスは水溶性タイプが多く、水気に弱い性質があります。 濡れたまま気が付かず放置することによって白く水跡が残ってしまったり、 高温のスチーマーは汚れ落ちが良い分、ワックスを溶かしてしまうこともあるようです。 とはいえ、 ペットや小さなお子様との暮らしの中では、床にこぼした汚れをふき取ったり、水拭きが必要な場面も多くなるはず。水拭き禁止と言われてしまうと現実的ではありません。 はがれたワックスは塗りなおしができますが、事前の床掃除でごみを除去すること、乾くまでの間、ペットと子どもを隔離しておくこともなかなか難しいものです。 ●フロアコーティングなら水拭き、アルコール拭きができて20年~30年の耐久性 床材を気にすることなく床掃除することを望むならば、フロアコーティングを施工してみる価値はあるかもしれません。 ワックスに比べ、水気に対する耐性は高く、水拭き、アルコール拭きが可能な材質のものもあるようです。 それでいて耐久性は20年~30年とも言われており、半年~1年で塗り直しが必要とされる家庭用ワックスと比べるとお手入れにかかる手間は楽になります。 ●主流はUVコート、ガラスコート、シリコンコート 一言でフローリングコートといってもそれぞれに特徴がありますので、希望に合わせて検討するのがよいでしょう。 最近の主流は大きく3つ。 1UV系コーティング、2ガラス系コーティング、3シリコン系コーティング。 それぞれの特徴は次のとおり。 ・UV系コーティング スピーディな仕上がりで贅沢な光沢感。 仕上げにUV照射機を使うことで、瞬時に硬化させることが可能です。ここでのUVは紫外線カットの意味ではなく、UV照射機のこと。ジェルネイルの仕上げと同じというと分かりやすいでしょうか。入居済み宅での施工に好まれるようです。 ・ガラス系コーティング ツヤなしマットな仕上がりが人気。高硬度で高い耐水性 すり傷の防止や、フローリングの風合いを生かしたい方に人気があるようです。 ・シリコン系コーティング スタンダードでコスパ良し。滑りにくいのでペットやお子さんに高齢の方にも安心です。 価格は施工面積や床の状態によっても異なるようですので、1社に絞る前に相見積から自宅における相場を知るのが安心でしょう。 安くない買い物になりますので、自分たちのこれからの暮らしにフローリングコートが必要なのか、優先順位を決めて選ぶことが大切ですね。
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