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2016-08-16 15:40:29
新築でマンションを購入して4年過ぎた頃。固定資産税の通知書の金額に驚きます。
「え?今までの2倍の金額?どうして高くなるの?」
「固定資産税って、どんどん金額が下がるものだと思ってたのに」
入居前に色々と調べたと思っていたお金の話。
数年経過してすっかり忘れた頃にやってくるのが固定資産税の新築減免期限の終了。
新居購入を検討してる方も、もうすぐ4年目に入る方も、固定資産税について今一度おさらいしておきましょう。


■新築マンションで5年すぎたら建物部分の固定資産税が上がる

家を買えば固定資産税がかかることはみなさん理解していても、
減免措置があることは把握しないまま、初年度の通知書が満額だと誤解しやすいかもしれませんね。

▼新築マンションの場合、

建物部分5年間 半額

3階建て以上の耐火構造、準耐火構造、床面積が50㎡~120㎡までの部分について、一定期間税額が2分の1に軽減されます。

※戸建ての場合は3年間の免税となります。

そして
5年後の税金は半額の減税が終わると、約2倍の通知書が届くことになる。
これを知らずにいると、
「固定資産税は少なくなると思ったのに倍額になった」
と大慌てとなるので、心づもりとお財布の用意をお忘れなく。

また、
「マンションは空間にお金を支払うだけでしょ、土地のことは関係ないよね」
なんて方もいらっしゃいますが、
マンションでは、敷地全体の面積を居住用住戸の戸数で割った面積で判定されます。
実は土地の税金もしっかり支払っているので、チェックしておきましょう。



■建物の評価額は下がるけれど土地の評価額は変動するのです

固定資産税は安くなるだけ、と思っていると後で驚くのが土地の評価額が変わることに影響をうけるということ。

建物は住んでいるうちに価値が下がるとされているため徐々に評価額も下降します。
突然、数倍にも評価が上がることはほぼ無いといえるでしょう。

ですが
土地は評価が変ってくるため納税額が変動する可能性があるのです。
例えば、
この評価替えは3年ごとに実施されており、次の評価替えの年度(平成30年度)までは原則価格を据え置くことになっています。
これを過ぎると通知書に記載された額から変動する可能性があります。
同封されている算出方法の用紙をチェックしておくと分かりやすいでしょう。

固定資産税の税額は、市町村が「土地」と「建物」の「固定資産税評価額」を決め、それに一定の税率をかけて計算しています。

固定資産税評価額は市町村の税務課で、固定資産税課税台帳を閲覧すると分かるようになっています。
「で、結局、我が家はどれくらいの額になるの?」と詳しく知りたいときは
固定資産税の疑問質問はお住まいの自治体に問い合わせしてみることが確実でしょう。

ややこしいな、敷居が高いな、なんてお金のことも、早めに知っておけば対策もとれるというものです。
我が家の固定資産税のゆくえを今一度確認しておきませんか?

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