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2016-10-29 11:47:53
ホテルの部屋はウチよりも平米数は狭いハズなのに、夜になると広く感じる…と不思議に思われたことはありますか?
もしかすると照明の効果で広くみえる演出がなされていたのかも。 ただ部屋全体を明るく照らすだけのようですが、照明は使い方次第でお部屋の雰囲気が変わりますよ。 ■シーリングライトだと部屋全体がのっぺり 「明るく照らす」だけであれば、天井に大きなシーリングライトを設置することが効果的で効率が良いかもしれません。ただ、まんべんなく照らせるがゆえに、陰影の差による奥行きや、雰囲気が出しにくく、均一的なのっぺりした 印象になってしまうようなのです。 かといって、ダウンライトだけの明かりや、コーナーに置いたフロアライトの優しい明かりでは、日常生活では明るさが足りないと感じることもありそうですよね。 理想は2個以上の明かりを組み合わせること。普段は明るさを保ちつつ、光が重なることで広がりが生まれます。 ■壁を照らす、天井を照らして広がりを 演出方法はいくつかありますが、ひとつは床ではなく天井を照らすこと。 例えば 部屋の隅にフロアライトを置き、天井に向かって照らすことで部屋の隅の暗い部分が明るくなり、広さを感じるのでしょう。 他にも窓枠の上に蛍光灯を設置し、窓の広さを生かして天井を照らす方法もあります。明かりが横に広がるので天井を高く感じる効果を期待できるのです。 ■壁の絵を照らす、観葉植物を照らす 奥行きをもたせる方法として、壁に影をつけるやり方はいかがでしょう? 低い位置のフロアライトで観葉植物を下から照らすと、壁や天井に観葉植物の影が大きく映り凸凹が生まれますよ。 (強い光や高い熱の照明を当て続けると植物の葉が焼けることがありますので注意しましょう) 他にも ニッチに飾った雑貨や壁に飾ったら絵や写真に光をあてることで美術館の様相を演出できます。 ここだけスポットライトのようにして明るくすることで、部屋全体の陰影が生まれ、奥行きを感じるのです。 そんなにいくつも照明を用意することが難しい場合、 天井に取り付ける照明をシーリングタイプではなく、光の向きを変えられるタイプの照明を選んでみては? 明かるさをコントロールしたり、色味を白っぽい蛍光灯の明かりにしたり、ダウンライトのような温かみのあるオレンジの明かりにすることも可能ですよ。 明かりが生み出す空間の広がりの効果を活かし 広く雰囲気のある部屋作りを楽しんでみたいものです。
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