<< 2016年11月 >>
記事カテゴリー
月間アーカイブ
|
1/1ページ
2016-11-02 10:09:29
CMや家のカタログ、住宅展示場でも目にすることが増えてきた「ZEH」。
ゼロエネルギーハウス「Net Zero Energy House」の頭文字を取って、「ZEH」=「ゼッチ」と読みます。 お家を建てる、お家を選ぶ時から意識することが大切とされるゼロエネルギーハウスって、どんなお家のことを指すのでしょうか。 ■自宅で電気を作れる 「電気を作る」のキャッチフレーズはよく耳にしますが、 一般的なのは太陽光発電パネルを屋根や外壁に使用し、 家庭内で使う電気を自宅で作る方法が挙げられます。 そして作った電気を蓄電池に溜めることで、天候や時間の影響を受けることを少なくし いつでも電気を使うことができるのです。 自宅で使うだけの電気を自宅で作ることができれば 電力会社からの電気を使うこともなく電気代を支払うこともなく、 ゼロエネルギーに近づくというわけですね。 ■使うエネルギーが最小限 どんなに自宅で発電できたとしても使う電気が多いのでは非効率になります。 LED照明、有機ELテレビ、冷蔵庫…、エアコン… 家電は新しくなるほど省エネ性能が高くなる傾向にありますから、 10年前の冷蔵庫を使い続けるより 最新の家電に買い換えた方が、日々の消費電力を減らす観点からすると 効果があることとなります。 省エネ家電はゼロエネルギーハウスの高まりを受けて 各社力を入れているところですので、 新製品をチェックしたいところです。 ■室内の温度を一定に保てる 省エネ機能を向上させる以上に効果的なのが、 「使わないこと」 何も無理をしよう、とか我慢しよう、 ということではなく、 暑い・寒い・暗い・など 室内環境のストレスが最小限になれば 電気を使って暖房や冷房をつけることも、 1日中照明をつける必要がなくなるわけです。 外気の影響を受けにくい外壁を選ぶことなのか。 人が集まる部屋の採光を考えた窓の位置なのか。 ペアガラスと木製サッシで熱を伝えにくい素材にするのか。 空気を循環させて熱がこもらない部屋の配置にするのか。 仕組みはいろいろ。 これらは家が完成してからの変更が難しい分 家の設計時点からゼロエネルギーハウスを目的に 考えておくことが大切なのです。 ゼロエネルギーハウス。省エネ、節約、お得と合わせて 長く快適に暮らすためのおうち作りの方法としても考えておきたいものです。
1/1ページ
|