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2016-11-09 10:20:54
寒い季節は朝に暖かいお味噌汁があると嬉しい。
夜はお出汁たっぷりのおでんもいいですね。 ついついインスタントに頼りがちで、ちゃんとしたお出汁を作れていないなぁー、 心を傷めているママさん。 寝ている間でも簡単にお出汁が作れる方法はいかがですか? ■水出し「出汁」 朝に出汁を取って味噌汁を作りましょう。 と言われると手間に感じてしまうのは 毎朝、ゼロからお出汁を取る手順に時間がかかる印象があるからではありませんか? ・昆布を1時間近く水に浸し ・沸騰しない程度に煮出し ・昆布を取り出してから ・鰹節を加え ・沸騰してグラグラさせる前に火を止め ・布巾で漉して一番だしが完成 確かに忙しい朝に、毎日この家事を行うのはしんどいかもしれません。 それでも毎日簡単にお出汁が作れる、 水出しのお出汁をご存知ですか? ■ 昆布を一晩つけておくだけ 水出し紅茶、水出しコーヒー、同様に 火にかけずに旨味を抽出方法です。 やり方は簡単。 昆布を水に浸けて一晩置いておくだけ。 だいだい10時間で美味しいお出汁が出ると言われていますので、 夕食後の後片付けが終わったら、 翌朝の朝食セットに昆布を浸けておくとちょうど良いタイミングになりそうです。 分量は 水500ml 昆布10g 湯出しでは お湯500ml 昆布5g 水出しはゆっくり旨味を抽出する分、少し多めの分量になります。 お鍋に材料を入れて一晩おくと 朝には火にかけて温めるだけで味噌汁が作れます。 ■腹も頭も付けたまま使える煮干しの水出し あえて水出しでお出汁を取った方が美味しいと言われるのが「煮干し」。 エグみの元になる腹や頭を取り除く下ごしらえが面倒。 生臭くなることもあり、なかなか上手に美味しいお出汁が取れない煮干し。 そんな煮干しも、水出しにすれば腹や頭をとる下ごしらえも不要で魚臭さを感じさせないお出汁が出ます。 分量は 水 750ml 煮干し 25g こちらも一晩つけておくだけ。 朝には煮干しの出汁で味噌汁が作れます。 余ったお出汁は夕飯の煮物に使うこともできますね。 ■ミネラルウォーターより水道水の軟水で 美味しい水出しのお出汁を作るには、硬水より軟水が向いているそうです。 硬水の場合、カルシウムが付着して旨味が溶け出しにくくなり アクが強くなってしまんだとか。 お料理の時にはミネラルウォーターの硬度もチェックしてみると良いかもしれません。 ■保存容器に入れて3日間使える 毎晩のお出汁のセットも面倒だな、 という時は、少し多めに作って冷蔵庫で保管することもできます。 麦茶ポットのような保存容器に昆布か煮干しと水を入れて冷蔵庫に入れておくだけ。 朝の味噌汁、昼はうどんに、夜は煮物に、夜食にはだし茶漬けが作れてしまうのも、お出汁のストックがある喜びですね。 冷蔵庫ならば3日間の保存ができますから、 3日分の朝ごはんに使ってみるのも便利です。 手間をかけることだけが美味しい料理になれるとは限りません。 手軽に簡単に美味しくできる料理で気持ちよくいただきたいですね。
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