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2016-12-06 17:52:22
最近テレビCMなどでよく耳にするようになった『スマートハウス』。
スマートハウスとはどういったメリットがあるのでしょううか。またデメリットはないのでしょうか。 今回はその『スマートハウス』についてご紹介します。 ■スマートハウスとは スマートハウスとは、『IT(情報技術)を使って家庭内のエネルギー消費が最適に制御された住宅』のことです。具体的には、太陽光発電システムや蓄電池といったエネルギー機器、家電、住宅機器などをコントロールし、エネルギーマネジメントを行うことで、CO2排出の削減を実現する省エネ住宅のことを指します。省エネ・創エネ設備を備えた住宅が『エコ住宅』と呼ばれるのに対し、エネルギーマネジメントシステムで最適化されたエコ住宅が『スマートハウス』なのです。 ■メリット・デメリット スマートハウスで主に見ることが出来るのは電気のエネルギーで、住まいで今使用している電気の量をリアルタイムで見ることが出来ます。 住まいのいろいろなところで使っているエネルギーが見えると、無駄に使っている部分も見えてきます。その無駄に使っている電気機器などを消せば、使用エネルギーを減らせて、省エネルギーや節電につながるのです。 デメリットは、専用の機器が必要なことや機器の規格が統一されていないことでしょうか。まだまだ出始めの技術なため、こういった不都合は取り除けていません。 ■気になるお値段 エネルギーマネジメントシステムには、様々な機器がありますので、何を導入するかによってかかる費用も大きく変わってきます。例えばモニター(タブレット端末)だけで良いのであれば数万円でも導入できますが、家庭用蓄電池やソーラーパネルになると結構な値段になることが考えられます。 となると、スマートハウスは価格が高いという印象を持ってしまいがちですが、機器によっては比較的安価で購入できるものもありますし、製品ごとに異なる補助金制度が設けられています。導入の際にはよく調べた上で、補助金があれば忘れずに利用して損をしないようにしましょう。 スマートハウスは環境に優しいだけでなく、住む人の財布にも優しいのが特徴です。導入コストからランニングコストまで含めてトータルで考えてお得になるような導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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