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2016-05-15 15:01:34
お家選びの際に「建物は中古でもいいけど水回りは新しくしたい!」と希望される方は多いのでは?特に浴室は清潔な状態で気持ちよく暮らしたいもの。ではお風呂って何を基準に選ぶといいのでしょうか?デザイン?掃除のしやすさ?浴室乾燥やミストシャワーに広々空間でしょうか?
新しいお風呂がいいな、と漠然した希望だけでは、なかなか選びにくいもの。
まずは、お風呂に何を求めるのか考えてみましょう。

例えば、
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭の場合
(パパ・ママ・4歳児・0歳児)
・子どもと一緒の入浴中はケガが心配。安全な作りのものを
・子育て中は掃除に時間をかけられないから、とにかくお手入れが楽だとうれしい
・花粉症なので洗濯物は室内干し。浴室乾燥機が気になっています


●安全面=滑りにくい床、またぎやすい浴槽、段差のない扉
親子3人での入浴中、下の子を洗っている間に上の子が浴室をうろうろして転倒したらどうしよう…
赤ちゃんを抱っこして浴槽に入るとき床が滑ったら怖い…
抱っこして浴槽をまたぐときは足が掛かってケガしないか心配。

など、子どもさんとの入浴ではケガの心配もつきないもの。
最近のユニットバスでは、タイル貼りの浴室と違い、床材の多くに滑り止め加工を施してあります。
クッション性や断熱効果にも優れているので体を洗う間に床にお子さんが直接座っても寒くありません。
浴槽の淵が浅いものならば、またぐときに足をかける心配も軽減されます。
また手すりをつけることで、滑ったときバランスを崩した時に摑まることができるので安心です。
安全面に考慮したデザインの浴室をチェックしておきましょう。


●掃除が楽ちんに
浴室の掃除は湯垢や水垢落とし、髪の毛やくずを取り除くことにカビ予防に…
と様々ありますが、ここではカビ対策を例に「乾かすこと」に注目してみます。

昨今のユニットバスはパネルタイプが大半でタイルの目地がありません。
凹凸が少なく撥水効果の高い浴室の壁は水のキレも良くなりました。
また、床材も凹凸により水が溜まりにくく乾きが早い作りになっています。
さらには浴室乾燥機を利用することで、これまでは窓のないマンションでは難しかった換気環境を備えることができます。

他にも、黒カビ予防のためにドアのパッキンがないものや、特殊コーティングにより鏡にうろこ状の水垢がつきにくくなったもの。
さらには、浴槽の残り湯を利用して排水トラップ内にうず流を発生させ排水口に汚れをつきにくくするものもなど。
お風呂掃除の苦労が軽減される工夫がなされた商品が取り揃えられています。

●洗濯干し場に使いたい「浴室乾燥機」
脱衣所に洗濯機があるなら洗濯物だって浴室で干してしまえれば家事も楽に。
梅雨時期や花粉の季節も部屋干しの生乾きの悩みから解放されます。
洗濯物以外にも浴室乾燥として使えば窓のないマンションの浴室でも送風や乾燥でカビ予防に役立てることができます。



「お風呂はこんなもの」という思い込みが外れるような新しい技術が取り入れられている最近のお風呂事情。
早速、メーカーショールームに足を運びたいところですが、
マンションの浴室リフォームは戸建てと異なり建物の構造による制限や、
共用部分と専用部分に影響される部分もあるので、規約の確認をお忘れなく。
自分たちのお気に入りのお風呂場を作り上げていきたいものですね。


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