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2017-03-18 13:25:26
引越しを考える時、住宅の性能や価格より、まず新しい街でどんな暮らしをしたいかを考えてみませんか?例えば、会社や学校の近く、知り合いの近く、遊び場の近く、今住んでいる場所の近く、実家の近くなどなど。それぞれの場所にどんな暮らしが待っているか想像すると、住まい探しが一段と楽しくなります。



■会社、学校の近くに住む
まず何と言っても通勤・通学に時間がかかりません。朝少しでも長く寝ることができるのは、とても幸せです。仕事で疲れた帰宅時も、家が近ければ会社を出てから30分後にはお風呂に入って、ゆっくりくつろぐことだってできます。子どもの学校が近ければ、部活などで遅くなる際も安心です。
「職住近接」という考え方の通り、職場の近くに住んで時間を有効に使って、ストレスをためない生活は、仕事にもプライベートにも効率的で、心身の健康にも良いというわけです。

■実家の近くに住む
子育て時期と親が高齢になった時期に特にメリットがあります。子育て世代にとっては、親に子育ての悩みをすぐに相談したり、気軽に預けられるのはとても心強いでしょう。共働きの場合には、子どもが急に病気やケガをしたとしても、両親がお迎えや世話をしてくれるので安心。また、親が高齢になっても、すぐに駆けつけられます。一緒に出かけたり、ご飯を食べたりを気軽にできるのも嬉しいところ。
一昔前までは、「夫婦の収入だけでは、とてもじゃないけどマイホーム購入は難しい」「生活していくのが大変」など、経済的な理由で、実家付近や同居を選択する若い世帯が見られました。しかし、近年では「安心して旅行などの遠出ができる」「急病の時に助かる」などの安心感を理由に挙げる方が増えています。

■友人宅の近く、遊び場の近くに住む
なんといっても、気軽に知人に会えて、遊びに行ったりできるのが最大のメリットです。休日はもちろん、平日の夜だって、一緒に晩ご飯を食べにでかけることだってできます。流行りのシェアハウスには少し抵抗がある人も、住まいが別々なら適度にプライベートを保つことが可能で、ほどよい距離感で付き合えるのがおすすめポイントです。
また、遊び場の近くに住んでいれば、友人と遊んだ後すぐに家に帰れます。深夜タクシーや深夜バスの代金はバカになりません。積もり積もって月に何万円もかかってしまったなんてことも。それならマイホーム購入を選択するのに、いつもの遊び場の近くに住むという選択も賢いと言えるでしょう。土日に買い物に行くのだって、近いというだけでちょっと優越感があります。

どこに住むかを考えるということは、どんな暮らしをしたいかということでもあります。この先、何年何十年の暮らしを考えてエリアを選択するという考え方は理にかなっていると言えるのではないでしょうか。

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