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2017-05-13 12:01:31
子どもの知的好奇心を伸ばしてくれる、おもちゃ。デパートの売り場には、流行のキャラクターものや、おしゃれでキュートなおもちゃがいっぱい。でも子どもって、とにかく何でも口に入れてしまいがちですから、安全なものを与えたいところです。やはり安心なのは、木でできたおもちゃですね。
■木のおもちゃは安全 子どもはなんでも口に入れてしまう年齢があります。目を離したすきにおもちゃを口に含んでいた、なんてことも多いものです。木のおもちゃの場合、自然のもので作られていますから、人体に有害な成分は含まれておりません。塗料が塗られていて心配という方もいるかもしれませんが、木製のおもちゃにはほとんどの場合で舐めても安全なものが使われています。 木製のおもちゃで安全基準をクリアしたものには、日本玩具協会が定めた基準を満たしたものにつく「STマーク」や、EU加盟国の安全基準を満たした際に与えられる「CEマーク」がついていますから、それを基準に選んでみましょう。 ■シンプルだからこそ 木のおもちゃには積木のようにシンプルなものが多く、説明書がなくてもすぐに遊べるものばかりです。積木の場合、最初は重ねたり並べるだけですが、やがて形の異なる積木から「家」「車」「電車」など、意味のある物や形を作る遊びへと発展します。また、単体の形や色から物を想像する力も養われます。例えば、丸い積木をボールや卵などというように1つのものから多様な物を連想します。 さらに他の物を組み合わせることで、ひとつの「ごっこ」を成立させるのです。想像力を働かせて形の異なるものを組み合わせながら一つのものを作るという行為は、脳に刺激を与えて想像力や創造力そして表現力も身についてくるのです。 ■適度な重さと材質が心地いい まだ物をつかむことに慣れていない子どもには、指先と手の訓練が必要です。それには木材の適度な重さが非常に効果的です。例えば、コマ遊びは指に掛かる重さや手を離すタイミングなど、繊細で複雑なコントロールを身につけることができます。また、木の重さは大きさによって比例しやすいので、遊びながら重さを測る能力を鍛えることもできます。 木のおもちゃには、他の素材のおもちゃと比べて熱が伝わりにくいという特性があります。木材には温かみがあると言われるのはそのためです。木のおもちゃは肌触りが良く安心感を得られるため、1つのおもちゃでも飽きることなく長く遊ぶことができます。そのため集中力をアップさせるのにも有効だと言われています。
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